【スプリングステークス(G2)2018予想】一桁人気はレベル横這いで混戦模様なレース

早いもので来週はもうG1シーズンに突入しますね。

今週も前哨戦が続き、
日曜は皐月賞の前哨戦スプリングステークス。

このレースで3着以内に入れば皐月賞の
出走権を得る事ができます。

スプリングステークスは本番に繋がりやすく、
オルフェーヴル、ロゴタイプもここを制して、
皐月賞でも優勝を果たしました。

ただ、今年は重賞での実績が乏しい馬が多く、
かなり混戦となりそうですね。

それでは、過去の傾向からスプリングステークスを見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆1番人気は抜群の信頼度、固めの決着が多い☆

過去10年で1番人気の勝率こそ30%なものの、
複勝率は90%とかなりの安定感があります。

近年は特に上位陣も安定しており、
ここ4年は全て6番人気で決まっています。

基本的に紛れは少ないレースですが、
今年はやや荒れそうな気もします。

前走から見る過去傾向

☆前走で馬券に絡んだ馬が好成績☆

過去10年で前走3着以内だった馬が、
スプリングステークスでも馬券になった数は
30頭中27頭と好成績を出しています。

前走大敗からの巻き返しはなかなか難しそうですね。

また、前走で馬券に絡む事ができなかった残りの3頭は、
前走で5番人気の馬です。

支持されていた馬の巻き返しはありますので、
この点は注目ですね。

脚質から見る過去傾向

☆速い上がりよりスタミナ重視☆

このレースは上がり最速の馬の成績がそこまでよくありません。

瞬発力より長い脚を使えるタイプがいいですね。

脚質は先行勢が優勢。

スタートからすぐにカーブとなるため、
内枠先行は特に有利ですね。

外枠は若干の割引が必要となります。

スプリングステークス(G2)コース解説

スプリングステークスが行われるのは、
中山1800M(芝)のコース。

スタートは正面の中間付近で、
上り坂の途中からのスタートとなります。

スタートして1F程で最初のコーナーとなりますので、
内枠の先行馬はかなり有利となるでしょう。

1コーナーの終わりまでは上りが続きます。

スタートから2Fで高低差4Mの上りが続きますので、
序盤のペースは落ち着いています。

1コーナーを終わると次は急な下り坂。

この地点からの動きで勝負が決まりますね。

後方の馬は押し上げていかないと最後が届かなくなります。

ペースは下りではありますが、
基本的にはハイになりすぎる事はないですね。

淡々と流れていく感じになるでしょう。

そうなると最後の直線は310Mの短い直線ですし、
最後に高低差2Mの上り坂もありますので、先行馬が有利になります。

ただ、先行馬も苦しい展開になると思いますので、
実力馬なら差し馬でも十分に届くでしょう。

力がある馬なら特に消す必要はありません。

スプリングステークス(G2)注目馬予想

今回の出走馬は以下の13頭

・エポカドーロ
・カフジバンガード
・コスモイグナーツ
・ゴーフォザサミット
・ステルヴィオ
・ハッピーグリン
・バールドバイ
・ビッグスモーキー
・フォルツァエフ
・マイネルファンロン
・ライトカラカゼ
・ルーカス
・レノヴァール
では、この13頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
スプリングステークスの注目馬をあげていきましょう。

■ステルヴィオ
これまで重賞2戦はダノンプレミアムに完敗していますが、
能力が高い事は証明済みです。

メンバーレベル的にもここは能力上位ですが、
ギアチェンジの質や、ある程度流れた方が良い事、
ポジション獲りがあまり上手くない事を考えると
1着までの信頼度はないですね。

馬券的にも美味しくは無さそうなので、
1着固定では買えないでしょう。

■ゴーフォザサミット
トップスピードを持続させる力や、
ポテンシャルは素晴らしいものがあります。

ただ、コーナーから加速するのは得意ではなさそうですので、
このレースとの相性は良くはないと思います。

最後の直線でジワジワと伸びて来れるこの馬にとっては、
共同通信杯のように届かない可能性もあるので、
早めに動く意識で騎乗して欲しいですね。

■エポカドーロ
これまで逃げる競馬で好走しているエポカドーロ。

オルフェーヴル産駒ですが、
母の血の方が濃く出ている印象ですね。

500万からの出走なので、
今回は格上との戦いとなりますが、
2000Mで逃げ切るスタミナがありますので、
ここでも好走は可能でしょう。

中盤の展開次第にはなりますが期待したいですね。

■レノヴァール
前走は中団から上がり最速で伸びてきて1着でゴール。

中山1800Mの同コースでしたので、
適正は問題ないでしょう。

バイヤスが出やすいコースですので、
良い位置取りが出来れば一発はあると思います。

そこまで人気も出ないでしょうし、
穴馬として期待したいですね。

■ハッピーグリン
もう1頭穴馬を狙うなら、
このハッピーグリンを推したいですね。

前走は東京1800Mのコースで、
スローからの瞬発力勝負になりましたが、
外から力強く伸びて差し切りました。

上がりも33.3秒と優秀で、
ギアチェンジの完成度も高いですね。

馬券内ならありえると思います。

以上が現時点での注目馬です。

メンバーレベル的には弥生賞とかと比べると
やや見劣りするメンバーですね。

オッズは割れそうですので、
中穴くらいを積極的に責めるのがいいと思います。

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