複勝転がしとは?最高記録や成功させるコツまで徹底解説!

複勝は投票した馬が3着以内に入れば的中となるため「転がしで連勝を狙いやすいのでは?」と考える人が多いだろう。

確かに、複勝転がしは成功させやすい。

だが、思ったほど稼げない。

今回は、その理由や成功率を高めるコツを過去データをもとに解説していく。

そもそも複勝転がしとは?最高記録は?といった基礎知識から紹介するので、複勝転がしを実践しようと考えていた人はぜひ最後まで目を通してみてくれ。

複勝転がしとは?

複勝転がし(複勝コロガシ)とは、複勝で得た払戻金を次のレースの馬券代に充て、複勝を連続して購入する買い方だ。

複勝について

基本は3着以内に入ると的中だが、JRAでは発売開始時の出走頭数が5〜7頭の場合、的中するのは2着までとなる。

基本は、的中するたびに受け取った払戻金をそのまま次の購入資金に回していく。

例えば、元手1万円で購入した複勝が1.5倍で的中し、次のレースでも同じ倍率で的中した場合、賭金は次のように増える。

  • 1レース目:10,000円を購入→1.5倍的中→ 払戻金15,000円
  • 2レース目:15,000円を全額購入→ 1.5倍的中→ 払戻金22,500円
  • 終了:馬券代を差し引いた収支は12,500円

的中を重ねるほど賭け金も大きくなっていくのが最大の特徴だ。

参加数が増える度に払戻も大きくなるが、途中で外せばそれまで積み上げた払戻を一度に失うことになる。

少ない元手から大きな利益を狙える一方、失敗時の損失も大きいハイリスク・ハイリターンな買い方だ。

複勝転がしの最高記録は?1億円を達成した人もいる?

今回調べた範囲では、複勝転がしの公認最高記録は確認できなかった。

ただし、数十回の連続的中や、少額から大きく資金を増やしたという報告はnoteやXで確認できる。

名前 連勝数 合計払戻 備考
底辺競馬 38連勝 53万円 元手1万円。達成日・全購入履歴は未確認
底辺競馬 44連勝 実受取額は不明 元手1万円。利益確定せず転がした場合、700万円になるとの試算
きょう@複勝転がし 27連勝 534,710円 元手1万円。28回目で失敗しており、到達額を確保したわけではない

ただし、いずれも複勝転がしの実績を裏付ける十分な証拠(購入履歴や実際の払戻金)は確認できなかった。

底辺競馬 複勝コロガシ実績

また、底辺競馬の44連勝では「約700万円」という金額が紹介されているが、実際に獲得した金額ではなく、途中で利確せず全額を転がし続けた場合の試算だった。

利確とは?

「利益確定」の略で、転がしで増えたお金の一部または全部を、次のレースに賭けず手元に残すこと。例えば、1万円が1.5万円に増えた際、5,000円を手元に残せば、その分の利益を確保できる。

そのため、ネット上には数十連勝や数百万円規模の報告はあるものの、あくまで参考記録として捉えておきたい。

複勝転がしは何回でいくらになるのかシミュレーション

複勝転がしで増える金額は、複勝の倍率と連勝数によって変わる。

具体的にどのぐらい稼げるのかイメージしやすいよう、元手1万円で、毎回同じ倍率の複勝が的中し、払戻金を全額転がしした場合の金額をまとめた。

複勝の倍率 1回的中 2連勝 3連勝 5連勝 10連勝
1.1倍 11,000円 12,100円 13,310円 16,105円 25,937円
1.2倍 12,000円 14,400円 17,280円 24,883円 61,917円
1.3倍 13,000円 16,900円 21,970円 37,129円 137,858円
1.5倍 15,000円 22,500円 33,750円 75,938円 576,650円
2.0倍 20,000円 40,000円 80,000円 320,000円 10,240,000円

連勝数が同じでも倍率によって増える金額には大きな差が出ることが分かる。

同じ5連勝でも、1.1倍なら16,105円、1.5倍なら75,938円。

つまり、複勝転がしは当て続けるだけでなく、どの程度の倍率を狙うかも重要ということだ。

元手を2倍にするために必要な連勝数
  • 1.1倍:8連勝
  • 1.2倍:4連勝
  • 1.5倍:2連勝

複勝は当てやすいから堅めのレースで転がしを続ければ稼げるのでは?

そう思ってこの記事にたどり着いた人も多いと思うが、現実はそう単純ではない。

ガチガチの馬を狙い続けても1回あたりの払戻は少なく、まとまった金額まで増やすには何度も転がしを成功させる必要がある。

一方、少ない回数で資金を増やそうと倍率を求めれば、その分だけ的中させる難易度も上がる。

もちろん、穴馬を狙えば勝てる確率は下がるため、複勝転がしでは当てやすさと狙う配当のバランスが重要になる。

そもそも複勝は転がしに適しているのか?

前述した通り、複勝は当てやすいため一見転がしに適しているように思えるが、配当が低く資金を増やしにくいという弱点もある。

そうなると、多少的中率が下がっても、単勝やワイドなどのほうが、少ないレース数で資金を増やしやすいのではないか?という疑問も出てくる。

そこで過去データを元に、転がしを続けた場合、複勝・単勝・ワイド・馬連のどれが目標金額へ到達しやすいのかを比較してみた。

  • 検証方法:各券種で転がしを実施し目標金額への到達率を比較
  • 買い方:元手1万円で1番人気(ワイド・馬連は1・2番人気)を購入
  • レース:2020年~2021年の計4,473レースで実施
  • 勝負数:最大転がし数は5レースとする
券種 的中率 3連勝率 2万円到達率 3万円到達率 5万円到達率
複勝 62.5% 22.5% 26.0% 7.5% 4.1%
単勝 30.6% 2.5% 26.7% 17.8% 5.5%
ワイド 30.0% 1.6% 21.9% 13.0% 8.2%
馬連 17.1% 0.4% 15.8% 14.4% 9.6%

複勝は的中率・3連勝率ともに単勝を大きく上回っているにもかかわらず、目標金額への到達率では単勝などに負けている。

なぜ、これだけ当たっているのに資金を増やせないのか。

大きな要因として考えられるのが、1回の的中で増える金額の小ささだ。

  • 複勝の平均配当133.9円
  • 単勝の平均配当251.8円

実際、元手1万円を2万円まで増やせたケースでは、単勝が平均1.08レースで到達したのに対し、複勝は平均2.66レースかかっている。

そして、ここに転がしの落とし穴がある。

複勝で2万円を目指した146回のうち、48回は一度以上的中しながら、目標へ届く前に失敗していた。

つまり、当てやすくても、低配当ゆえに必要な連勝数が多いため途中で資金を失いやすいということだ。

複勝転がしのメリット

・的中率・連勝率はダントツ高い

・目標が低いほど達成率が上がる

複勝転がしのデメリット

・目標達成に必要な連勝数が多い
・目標が高いほど達成率が下がる

よって、複勝は、元手を大きく増やすより、控えめな目標を狙うに適していると言えるだろう。

複勝転がしを成功させるコツ

転がしは1回の不的中でそれまで積み上げた資金を失うため、通常以上に「信頼できる馬を選ぶこと」が重要になる。

そこで、信頼できる馬にはどのような特徴があるのか?

それを調べるため、平地5,007レースのデータをもとに前走着順・過去の人気・出走頭数など10項目を、それぞれ好条件と悪条件に分けて複勝率を比較した。

順位 比較項目 好条件 悪条件 複勝率の差
1位 前走着順 2着 6着以下 26.2%
2位 前走単勝オッズ 3倍未満 10倍以上 21.8%
3位 クラス変化 下級へ 同クラス 15.8%
4位 出走頭数 8~10頭 14頭以上 10.6%
5位 前走上がり順位 1位 6位以下 5.3%
6位 前走4コーナー位置 前方25%以内 後方25% 5.4%
7位 芝・ダート変化 変更なし ダート→芝 5.3%
8位 直近2走の複勝 2回的中 1回的中 4.5%
9位 距離変化 短縮 延長 3.5%
10位 出走間隔 29~56日 14日以内 3.0%

※2020~2021年の平地5,007レースを対象に分析

その中で、複勝率の差が大きく、転がしで候補を絞る際に有効となる項目をピックアップしたので詳しく紹介する。

直近で好走できているかを重視する

今回比較した項目の中で、最も複勝率に大きな差が見られたのが前走着順だ。

前走着順 複勝率
2着 46.4%
6着以下 20.2%

前走2着馬は46.4%、6着以下は20.2%と、複勝率に2倍以上の差が確認できた。

ここで面白いのが前走1着馬より2着馬のほうが複勝率が高いということだ。

  • 前走1着馬複勝率:29.1%
  • 前走2着馬複勝率:48.4%

この理由として考えられるのが、勝ち上がりによるクラスの変化だ。

前走1着馬は勝利によって次走から上のクラスへ昇級することがある。

一方、2着馬は勝ち上がっていないため、好走した実力を持ちながら同じクラスで次走を迎えやすい。

つまり、単純に「前走着順が良い馬ほど狙い目」というわけではなく、好走した上で本走も同程度の相手と戦える馬を選んだほうが複勝率が高いということだ。

keiba-race-result

馬柱から前走の着順だけでなく、勝ち馬との着差や3着以下との差も確認することで、より信頼できる馬をみつけやすい。

同クラスで2着に好走し、さらに3着以下を大きく離しているようなら、転がしの候補として積極的に狙っていこう。

前走で支持されていた馬を狙う

前走着順とあわせて確認したいのが、そのレースでどれだけ支持されていたかだ。

前走単勝オッズ 複勝率
3倍未満 47.2%
10倍以上 24.6%

こちらも数値に2倍以上の差が出た。

ここまで差が出た理由として考えられるのが、同じ好走でも「順当に走った2着」と「想定以上に走った2着」があることだ。

例えば、単勝2.5倍で2着だった馬は、もともと上位争いを期待されていた馬が、その評価に近い結果を残したと考えられる。

一方、単勝30倍で2着だった馬は、展開や馬場・相手関係などがうまく噛み合い、本来の評価以上に走れた可能性もある。

後者の場合、次走でも同じような条件になるとは限らない。

だからこそ転がしでは「前走2着だった」という結果だけを見るのではなく、その好走がどれだけ信頼できるものだったのかまで確認しよう。

出走頭数が少ないレースを選ぶ

転がしでは、馬の信頼度だけでなく、出走頭数から勝負するレースを選ぶことも重要だ。

複勝は基本的に3着以内で的中するため、単純に考えても出走頭数が少ないほど複勝圏に入れる割合は高くなる。

出走頭数 3着以内に入る割合
8頭 37.5%(3/8)
10頭 30.0%(3/10)
14頭 21.4%(3/14)
16頭 18.8%(3/16)

馬の実力差による影響を減らすため、前走着順や前走オッズなどが近い馬同士でも比較したが8~10頭立ては31.5%、14頭以上は20.8%と数値に大きな差はなかった。

通常の予想では「この馬を買いたい」という理由から、多頭数のレースでもそのまま勝負することがある。

しかし、1回の不的中でそれまで積み上げた資金を失う転がしでは、買いたい馬がいるからといって無理に勝負するのは危険だ。

先に少頭数のレースを選び、その中から前走着順や過去のオッズを確認して信頼できる馬を探すという方法も有効だろう。

前走で前方につけていた馬を狙う

最後に確認したいのが、前走の4コーナーでどの位置を走っていたか。

前走4コーナーの位置別に比較すると、前方25%以内にいた馬は、後方25%にいた馬よりもその後の複勝率が高かった。

前走4コーナーの位置 複勝率
前方25%以内 19.1%
後方25% 13.8%

この結果になった理由は、後方から追い込む馬は末脚があっても前が塞がる・展開が向かないなどの理由で届かないケースが多いからだ。

特に「勝つこと」ではなく「3着以内に残ること」が重要な複勝では、前方でレースを進められる馬の方が安定して狙いやすい。

出走頭数 前方25%の目安 後方25%の目安
8頭 1~2番手 7~8番手
12頭 1~3番手 10~12番手
16頭 1~4番手 13~16番手
18頭 1~4~5番手程度 15番手前後~

上記を参考に、馬柱の前走「通過順位」を確認し、4コーナーでどの位置にいたかを見て有力馬を絞ろう。

複勝転がしの必勝条件は?過去データをもとに分析

機会的に買うだけで稼げる必勝条件はないか?

と期待している人もいるだろうが、残念ながら複勝転がしにおける必勝条件はない。

これは、根拠なく言っているのではなく、過去7万件のデータを分析して導きだした結論だ。

  • 前走着順・人気・騎手など35項目を分析
  • 条件に該当する馬を複勝で購入
  • 回収率は複勝100円ずつ購入した想定で算出
分析項目 複勝率1位 該当数 複勝率 平均配当 回収率
クラス 1勝クラス 11,463 22.60% 340.0円 76.70%
クラス変化 下級へ 480 34.20% 228.1円 77.90%
ハンデ ハンデ戦以外 40,370 21.20% 345.3円 73.30%
出走間隔 15~28日 10,925 24.50% 307.0円 75.30%
出走頭数 8~10頭 3,162 32.40% 223.4円 72.50%
過去出走数 3~5走 11,569 22.70% 332.7円 75.50%
前走と同クラス 別クラス 6,015 22.60% 306.8円 69.20%
コースの回り 右回り 27,552 21.30% 349.5円 74.50%
性別 牡馬 23,315 22.40% 335.1円 74.90%
所属 栗東 22,197 23.30% 335.3円 78.00%
斤量 54kg超~56kg 17,469 22.70% 330.4円 75.00%
斤量変化 2kg未満増 3,394 24.60% 287.3円 70.60%
枠番 5枠 5,497 21.70% 332.8円 72.10%
牝馬限定戦 それ以外 37,227 21.20% 351.8円 74.50%
前走4角位置 上位25% 9,016 28.50% 265.0円 75.60%
前走上がり順位 1位 2,920 35.30% 214.9円 75.80%
前走人気 1番人気 2,423 44.00% 174.8円 76.90%
前走単勝オッズ 1.9倍以下 503 53.30% 147.4円 78.50%
前走着順 2着 2,619 48.40% 159.0円 76.90%
前走馬体重 480~519kg 10,855 23.90% 327.6円 78.40%
直近2走の複勝 2回的中 2,368 44.10% 174.4円 76.90%
直近3走平均4角位置 上位25% 2,580 29.00% 252.9円 73.30%
直近3走平均着順 3着以内 1,721 41.80% 184.5円 77.20%
直近3走の複勝 3回的中 818 44.60% 173.1円 77.20%
距離 2,300m以上 1,654 23.90% 316.3円 75.50%
距離変化 同距離 13,992 24.30% 302.0円 73.30%
距離変化幅 変更なし 13,992 24.30% 302.0円 73.30%

※各項目において最も数値が高かったものだけを抜粋

結果、回収率100%を上回る条件は確認できなかった。

70%前後に収まるものが多く、今回比較した中で最も高かった条件でも約78%。

もちろん、1つの条件に該当する馬を機械的に買い続けるだけで勝てないことは想定内だった。

そこで、この分析で有望だった条件を組み合わせることで、回収率をさらに高められるのかを検証した。

  • 検証方法:条件に該当する馬を1万円で購入。的中したら全額転がす
  • 終了条件:2万円到達または不的中で終了(最大5レース)
組み合わせ条件 複勝率 試行回数 2倍到達率 回収率
前走2着 × 前走上がり1位 53.0% 85回 27.1% 77.5%
前走上がり1位 × 8~10頭立て 50.8% 32回 15.6% 77.5%
前走2着 × 前走上がり2~3位 50.5% 124回 26.6% 76.2%
前走上がり2~3位 × 8~10頭立て 42.3% 39回 23.1% 75.7%
直近2走とも複勝的中 × 前走上がり2~3位 45.1% 103回 22.3% 73.6%
直近2走とも複勝的中 × 前走1番人気 × 前走上がり2~3位 48.0% 52回 21.2% 64.6%
前走1番人気 × 前走上がり2~3位 47.6% 88回 22.7% 61.5%
直近2走とも複勝的中 × 前走上がり1位 44.9% 74回 21.6% 60.4%
前走2着 × 前走1番人気 60.6% 68回 19.1% 46.7%
直近2走とも複勝的中 × 前走1番人気 46.0% 100回 14.0% 39.2%

複勝率の上昇は確認できたが、回収率はほとんど変わらず。

100%を超える組み合わせは見つけられなかった。

理由として考えられるのが、条件に該当する馬=誰が見ても強そうな馬なので、人気が集中しやすいことだ。

「前走2着」「前走1番人気」などの条件に該当する馬は、いわば誰が見ても強そうな馬。

その分人気が集まって複勝オッズも低くなりやすいため、的中率が上がっても1回あたりの利益は小さくなる。

結果、目標達成に必要な連勝数が増え、途中で資金を失うケースが増えるというわけだ。

平均配当が低い複勝は目標金額が高くなると、必要連勝数が増え、結果として目標到達前に不的中となりやすい。

そこで、目標金額を変えた時に達成率に変動があるか調査した。

  • 検証方法:条件に該当する馬を1万円で購入。的中したら全額転がす
  • 終了条件:目標到達または不的中で終了
目標金額 達成率1位の組み合わせ 達成数/試行数 達成率 回収率
1.2万円 前走2着×前走上がり2~3位 67/124 54.00% 87.60%
1.5万円 前走2着×前走上がり2~3位 52/124 41.90% 84.90%
2万円 前走2着×前走上がり2~3位 33/124 26.60% 76.20%
3万円 前走1番人気 26/173 15.00% 77.90%
5万円 矢作芳人厩舎 6/70 8.60% 67.80%
10万円 直近2走とも複勝的中×前走上がり2~3位 5/103 4.90% 85.40%

目標金額を2万円→1.5万円に変更するだけで達成率は2倍近く高まった。

しかし、回収率100%には到達せず。

条件を変えても10%以上の差を埋められるとは思えないので、ここで調査を終了した。

ただし、必勝条件とまでは言えないが、好成績だった厩舎に、前走成績・人気・出走間隔などの条件を追加して検証したところ、回収率100%を超えた組み合わせが複数確認できた。

条件 2020年回収率 2021年回収率
矢作厩舎×同クラス 177.1%
(47試行)
276.4%
(33試行)
矢作厩舎×14頭以上 140.9%
(45試行)
181.9%
(29試行)
矢作厩舎×牝馬 141.2%
(25試行)
204.7%
(17試行)
音無厩舎×斤量増減なし 106.6%
(26試行)
115.2%
(21試行)

たった2つの要素を確かめるだけで回収率100%を超えるというのは面白い結果だった。

ただ、他と比べて試行回数が少ないので、データとしての信憑性は他に比べて薄い。

そして、これは過去の結果であり、いまも同じ条件で稼げる保証はない。

そのため、必勝条件として使うのではなく、複勝転がしで馬を選ぶ際の判断材料のひとつとして参考にしてほしい。

自信がない人はプロの予想を活用するのも一つの手

必勝条件はないからこそ、転がしで稼ぐには自身で予想する他ない。

ただ、中には競馬を初めたばかりで自信がない人もいるだろう。

そんな時は、無料で閲覧できるプロ予想を活用するのも一つの手だ。

特におすすめしたいのは、AI指数を基に1日全12レースの予想を公開する「えーあいNEO」という予想サイト。

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このサイトは、独自AIが叩き出した血統指数を毎レース公開している。

ガチ競馬では、この指数をもとに勝負した結果、たった2週間で約50万円のプラスを記録した。

日付 対象レース 結果 払戻し
2025/4/20 中山11R × 0円
2025/4/19 中山11R ○ 40,500円
2025/4/13 阪神11R ○ 22,000円
2025/4/12 阪神11R ○ 399,700円
2025/4/6 阪神11R ○ 69,100円
2025/4/5 阪神11R ○ 23,900円
戦績 6戦5勝1敗
的中率 83.3%
回収率 925.3%
払戻 555,200円
収支 +495,200円

指数上位の馬を狙うだけで十分な結果が期待できる。

無料で閲覧できる予想で回収率900%⋯使わない手はないだろう。

前述したコツを抑えると堅めの決着になりやすいので、初心者だけではなく短期勝負で目標達成したいという人もぜひチェックしてみてくれ。

複勝転がしを実践する時の注意点

複勝転がしでは、馬選びに加えて、次の2点にも注意したい。

  • 表示オッズの中間値ではなく、下限でも目標を狙えるか考える
  • 賭け金が大きくなると、自分の購入で配当を下げる場合がある

それぞれ詳しく解説する。

オッズ下限値でも目標を狙えるか考える

まず、複勝は自分の馬だけでなく、一緒に複勝圏へ入った馬への投票額によっても配当が変わる。

そのため、表示オッズが「1.2~1.8倍」でも、中間の1.5倍程度が付くとは限らない。

先ほどのコツを参考に堅めの馬・レースを選んだ場合、ほかの人気馬も一緒に好走すれば、下限寄りの1.2倍になる可能性も高い。

1.5倍を想定していたのに1.2倍では、的中しても予定ほど資金が増えず、目標までに必要な連勝数が増えてしまう。

購入前は、下限の配当であと何回の的中が必要になるかを考えて、参加するか判断しよう。

ただし、購入後の投票状況でもオッズは動くため、表示された下限自体が保証されるわけではないので注意してくれ。

自分の投票によるオッズの変動を考慮する

もう一つ見落としやすいのが、自分が大きく買うことで、その馬の配当を下げる場合があるという点だ。

複勝のオッズは購入時の価格で固定されるわけではなく、自分が投じた金額も最終的な払戻に影響する。

  •  払戻金額=払戻対象総額÷的中馬への投票金額

つまり、的中馬への投票額が増えるほど1票あたりの払戻は小さくなる。

例えば、複勝全体の売上が100万円、購入前の対象馬への投票額が20万円の場合、払戻は160円。

そこに、自分が10万円を追加購入すると、130円まで払戻が下がる。

そして、投票が少ない券種程、オッズへの影響が大きくなる。

複勝は売上規模が比較的小さいため、自分の投票がオッズに与える影響も相対的に大きくなりやすい。

特に転がしは的中するたびに購入額が大きくなるため、少額で始めたときには無視できた影響が、連勝後には無視できなくなる可能性がある。

購入額が大きくなった段階では、表示オッズだけで払戻金を想定せず、自分の購入によって配当が下がる可能性も考えておこう。

複勝転がしに関するよくある質問

最後に複勝転がしに関するよくある質問に答える。

可能だ。

即PATなど、100円から購入できるサービスを使えば、少額でも始められる。

ただし、馬券は100円単位のため、払戻金を全額賭けられない場合がある。

例えば100円が1.1倍で的中して110円になっても、次に購入できるのは100円分で、10円は手元に残る。

今回の分析では、必勝法は確認できなかったので、機会的に買い続けて稼ぐのは不可能だ。

よって、生活できるかどうかは、その人の予想力次第だろう。

ネット上には競馬だけで生活しているであろう人が散見されるが、正直根拠が乏しい。

また、的中するかが生活に影響するため、競馬を生業とするのは精神的にかなりストレスだろう。

あくまで娯楽として競馬を楽しむことをおすすめする。

もちろん可能。

例えば元手1万円で毎回1.5倍の複勝を全額転がしできれば、12連勝で約130万円になる。

ただ、12連勝はかなり難しい。

複勝の的中率が37.5%ある8頭立てでも、12連勝できる確率はわずか約0.0008%。

約13万回に1回の確率だ。

よほど、知識と経験値がある人でなければ勝つことは難しいだろう。

調査したが、今回確認した範囲では1億円到達を裏付ける記録は確認できていない。

オッズ1.5倍で勝ち続けたとしても23連勝必要になるので、達成できる確率は極めて低いだろう。

複勝転がしまとめ

転がしは、的中した払戻金を次のレースへ回し、少ない元手から資金を増やしていく買い方だ。

複勝は他の券種より的中を狙いやすい一方で配当が低いため、当てやすい=転がしを成功させやすいとは限らない。

実際に券種ごとに比較しても、目標金額を高くするほど複勝は必要な連勝数が増え、単勝やワイドなどのほうが少ない的中で到達できるケースもあった。

よって、実践する際は、当たりそうな馬を探すだけでなく、想定される配当なら目標まで何連勝必要なのかまで考えることが重要だ。

さらに複勝は自身の投票によってオッズが変わりやすいため、紹介した注意点も踏まえて勝負してくれ。

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