複勝転がしを成功させる6つのコツ|失敗しないための裏技も併せて解説!

複勝転がしのアイキャッチ

競馬の勝負方法の1つである複勝転がし」。

本記事をご覧になっている方のほとんどが「チャレンジしてみたい!」と思っているでしょう。

ただし難易度は高く、コツやポイントを押さえておかないと失敗を繰り返してしまいます。

そこで、ガチ競馬が複勝転がしのコツや極意を徹底解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

複勝転がしで稼ぐために覚えておくべき6つのコツ

まずは、複勝転がしで勝負するに当たって絶対に覚えておくべきコツを6つご紹介します。

複勝転がしは失敗が許されないので、必ず頭に入れておきましょう。

  • 当日の競馬場の傾向を必ずチェックする
  • 前走の内容を確認する
  • 1着を当てに行く
  • 4番人気以上を選ばない
  • 1つでも不安要素がある場合は選ばない
  • あらかじめ目標金額を設定しておく

では、1つずつ詳しく解説していきます。

当日の競馬場の傾向を必ずチェックする

競馬場はその日の天候や馬場状態によって、枠や脚質の有利不利が生まれます。

そのため参加する当日のレース傾向は、必ずチェックしましょう。

最も簡単な確認方法はレース映像を見ることですが、有料コンテンツや違法転載が多い⋯。

そこで、レース映像以外に当日のレース傾向を確認する方法をご紹介します。

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このレースでは「好位からレースを進めた⑮番が抜け出し、後方から⑯番が伸びてきてギリギリ届かなかった」という内容が通過順位・着差から見て取れます。

また、画像には無いですが「4着⑦番・5着⑪番」という情報からも、外差しが利く馬場であることが分かりますね。

このように、前半レースの内容や着順と馬の脚質を照らし合わせれば、その日の傾向は見えてきます。

もし、全く情報の無い土曜日の1Rから参加したい場合は、以下を参考にしてください。

  • 向かい風・重馬場・開催替わり直後(内の芝が綺麗)▶逃げ・先行馬が有利
  • 追い風・良馬場・開催後半(内の芝が荒れて外が伸びる)▶差し・追込馬が有利

このような天候・競馬場の状態は、出馬表を見るだけでも判断できます。

当日の競馬場の傾向、馬場状態が分かりにくい前半レースに参加する際は、最低限チェックしましょう。

前走の内容を確認する

選ぶ馬を決める際、前走の「結果」ではなく「内容」を重視して確認しましょう。

具体的にどこを見れば良いのかまとめたので、目を通しておいてください。

  • 1着との着差
  • レースのレベルと展開
  • 上がりタイム(最後まで伸びているか)
  • 不利の有無
  • 馬体重や斤量

例えば、前走が2着でも1着馬と5馬身以上の差があったら完敗ですよね。

また、展開が向かなかったのか、展開は向いたのに負けたのか。

最後の直線でゴールまで伸びているのか止まっているのか、不利は無かったのか。

などなど、着順だけでは発見できないヒントは沢山隠れています。

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netkeibaの出走表から過去成績を見ると、上がりタイム順位や不利の有無まで書かれているので、ぜひ見てみてください。

1着を当てに行く

複勝転がしは、確実に3着以内に入る馬を選ぶ必要があります。

そのため「頭は無いけど3着までには残りそう」という馬を選ぶのは危険です。

競馬は様々な不確定要素がレースに含まれるため、その程度の馬は不利や展開の乱れによって平気で馬券外に飛びます。

反対に、1着馬に来る可能性が高い人気馬を選んでおけば、不利があったり多少出遅れても3着までには入る確率が高いです。

複勝を買ったときに限って1着に来て「単勝にしとけば良かった⋯」と思ったことがあるかも知れませんが、複勝転がしの場合はこれでOK。

3着以内の馬を当てるのではなく、1着を当てに行き、仮に負けても2.3着に残ればOKというイメージが良いです。

4番人気以上を選ばない

複勝転がしで狙うべきは、3番人気以内。

それを裏付ける根拠として、人気別の複勝率を見てみましょう。

人気 複勝率
1番人気 62.3%
2番人気 50.8%
3番人気 46.3%
4番人気 25.4%
5番人気 24.4%

4番人気以降になると、複勝率が大きく下がるのが見て取れます。

1〜3番人気の複勝は1倍台になることが多く、つい2倍台以上の4番人気・5番人気を狙いがちですが⋯。

複勝転がしは継続させることが最も大切なので、4番人気以降を選ぶのはやめた方が良いです。

1つでも不安要素がある場合は選ばない

しつこいようですが、複勝転がしは選んだ馬が飛んだら即終了。

そのため、1つでも不安要素がある場合は選ぶのを避けましょう。

  • パドックで入れ込んでいる
  • 体重の増減が大きい(3歳以下はマイナスの場合)
  • 乗り替わり(鞍上弱化)
  • 休み明け・ケガ明け

以上は、チェックしておきたい主な不安要素です。

1つでも当てはまる場合は、人気馬であっても評価を下げてください。

「まあ大丈夫か」という油断が、複勝転がしでは命取りになってしまいます。

あらかじめ目標を設定しておく

複勝転がしは、いつまでも続くわけではありません。

撤退するタイミングをミスしてしまうと、どれだけ大金を稼いでいても水の泡。

そのため、あらかじめ目標金額か目標回数を設定しておきましょう。

具体的な決め方は「軍資金の◯倍」「まずは5回を目指す」など。

ちなみに、軍資金1万円から1.1倍の人気馬で5回転がしを成功した場合、払戻金は16,060円。

難易度の低い「人気馬×5回転がし」だけでも十分稼げるので、始めは達成できそうな目標を立てましょう。

複勝転がしで選ぶのが危険な馬の特徴3選

続いて、複勝転がしで選ぶのが危険な馬の特徴をご紹介します。

複勝転がしは「飛びそうな要素」が1つでもある馬を選ぶのは危険です。

  • 昇級初戦の人気馬
  • 初〇〇が2つ以上ある馬
  • 出遅れ歴がある馬

1つずつ詳しく解説するので、目を通しておいてください。

昇級初戦の人気馬

昇級初戦の馬は「前走勝っている」という理由だけで人気を集めやすいです。

ただレースの階級が上がると当然レベルも高くなり、簡単に連勝はできません。

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それどころか、思うようなレースができずに着外に沈むケースも多く見られます。

例えるなら、陸上競技の予選で勝った人がそのまま決勝でも勝てるわけではありませんよね。

特に「未勝利戦→1勝クラス」「初オープン」はレースのレベルがガラッと変わる1つのラインです。

安易に「前走1着だから」「前走強かったから」で選ぶのは危険なので慎重になりましょう。

初〇〇が2つ以上ある馬

初めての条件が2つ以上当てはまる馬は、飛びやすいので危険です。

競走馬は非常に繊細な動物なので、少し条件や天候が変わるだけで走りが一変してしまいます。

特に気にするべき条件をまとめたので、見てみましょう。

  • 初ダート(芝)
  • 初右回り(左回り)
  • 初輸送
  • 初の重馬場・不良馬場
  • 初斤量(最重量)
  • 初ブリンカー

以上の条件は、馬の戦績や調教タイムなどが当てにならないことが多いです。

もちろん良い方に一変することもありますが、ミスが許されない複勝転がしで選ぶのはあまりにリスキー。

複勝転がしで勝負する際は、初〇〇が2つ以上ないかを必ずチェックするようにしましょう。

出遅れ歴がある馬

ルーラーシップの出遅れ

競馬において、スタートはレースの結果を大きく左右します。

出遅れてしまうと、スタート後に余計なスタミナを消費する上、ポジション取りも不利に。

そんな圧倒的不利な状況から始まるとなると、たとえ能力が高い馬でも着外に飛ぶ可能性が高いです。

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過去戦績に「出遅れ」「アオル」「出脚鈍い」の文字がある馬は要注意。

特にポジション取りが特に重要な「先行馬×出遅れ歴あり」の馬を複勝転がしで選ぶのはやめましょう。

複勝転がしで100万円稼ぐのは可能なのかシミュレーションしてみた

複勝転がしで10万円・100万円⋯と稼いでいくためには、何回転がしを成功させれば良いのか。

1万円スタートで勝負した場合の「10万円・100万円までの転がし回数」をシミュレーションしてみました。

オッズ 10万円に達するまでの回数 100万円に達するまでの回数
1.1倍 25回 49回
1.2倍 13回 26回
1.3倍 9回 18回
1.4倍 7回 14回
1.5倍 6回 12回
2.0倍 4回 10回
3.0倍 3回 7回

1.5倍の複勝であれば12回で達成可能なので、上手くいけば1日で100万円まで伸ばすことも可能。

とはいえ複勝転がしの鉄則は人気馬で攻めることなので、1.5倍以上ばかり狙うのは危険です。

仮に複勝1.1倍の人気馬に賭け続けた場合は、100万円に達するまでに49回連続的中が必須なのでそれも難しい⋯。

となると、最初から100万円を目指して複勝転がしで勝負するのはおすすめできません。

「10万円に達したら撤退」を10回、「5万円に達したら撤退」を20回など、複数回に分けて100万円を目指すのがリスクも抑えられて良いでしょう。

実際に複勝転がしで勝負してみた結果

では、ご紹介したコツや注意点を踏まえて、管理人自ら複勝転がしで勝負していきます!

ルールは以下の通りです。

  •  2025年5月10日の京都競馬場に参加(翌日に継続)
  • 3番人気以内の馬を1頭選出
  • 1万円スタート(失敗したら始めから)
  • 目標金額は10万円
  • 払戻金が10万円に達した時点で終了

実際に参加した結果がこちら。

レース 結果(人気) オッズ 馬券代 払戻金 収支
京都1R ⭕️(1人気) 1.5倍 10,000円 15,000円 +5,000円
京都2R 15,000円 0円 -10,000円
京都3R 10,000円 0円 -20,000円
京都4R ⭕️(1人気) 1.2倍 10,000円 12,000円 -18,000円
京都5R ⭕️(1人気) 1.5倍 12,000円 18,000円 -12,000円
京都6R ⭕️(1人気) 1.6倍 18,000円 28,800円 -1,200円
京都7R ⭕️(1人気) 1.8倍 28,800円 51,840円 +21,840円
京都8R ⭕️(2人気) 1.4倍 51,800円 72,520円 +42,560円
京都9R ⭕️(1人気) 1.5倍 72,500円 108,750円 +78,810円

9レース目で目標の10万円を達成しました!

しかも、的中した7レースのうち6レースが1番人気。

この結果を踏まえると、複勝転がしで10万円を目指すのはそこまでハードルは高くないです。

ただ、今回の軍資金は1万円スタートのため、失敗を繰り返すとかなり大きなマイナスになってしまいます。

よって複勝転がしは、軍資金にかなり余裕がある人や、失敗でも挑戦を楽しめる人に合った勝負方法と言えるでしょう。

複勝転がしで失敗しないための裏ワザをご紹介

最後に、複勝転がしで失敗しないために知っておくべき裏ワザを3つご紹介します。

より「確実に当てたい」「失敗が怖い」という方は、必ず目を通しておいてください。

  • 8〜12頭立てのレースのみに参加する
  • 複勝率が70%以上の条件に絞る
  • プロの本命馬に賭け続ける

では、1つずつ詳しく解説していきます。

8〜12頭立てのレースのみに参加する

複勝は、出走頭数が少なければ少ないほど当てやすいです。

出走頭数 的中確率
18頭立て 16.6%
16頭立て 18.7%
14頭立て 21.4%
12頭立て 25%
10頭立て 30%
8頭立て 37.5%

18頭立てと8頭立てのレースを比較すると、2倍以上当てやすくなるのが分かります。

よって、少頭数のレースに絞って参加すれば的中確率は20%以上アップするでしょう。

ただ、7頭立て以下だと複勝の的中条件が2着以内に変わってしまうため、8頭以上12頭以内のレースに絞って参加するのがおすすめです。

複勝率が70%以上の条件に絞る

複勝転がしで高確率で的中するためには、始めから複勝率が70%以上の条件に絞ってしまいましょう。

ちなみに1番人気の複勝率は約63%のため、少し条件を絞ればすぐに70%は超えます。

  • 単勝1倍台の1番人気
  • 単勝3倍以下×川田騎手・ルメール騎手
  • 京都芝×レーン騎手(2025年6月16日現在)

以上はデータ上、複勝率が70%を超える条件です。

特に、単勝1倍台の複勝率は80%超。

仮に複勝が1.0倍になっても、100円元返しを防ぐ「JRAプラス10」が適用されるため、賭け金がそのまま元返しになるケースは非常に少ないです。

よって複勝率が70%以上の堅い馬に賭け続けても、払戻金は増え続けるということになります。

プロの本命馬に賭け続ける

複勝転がしで勝負するに当たって活用したいのは「競馬プロ」の予想。

特におすすめしたいのは、AI指数を基に1日全12レースの予想を公開する「えーあいNEO」。

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出典:えーあいNEO

えーあいNEO」は、独自AIから叩き出した血統指数を毎レース公開。

ちなみにこのレースでは、血統指数が同率1位だった④番と⑬番のワンツー決着でした。

このようにして連勝を重ね、現状回収率は400%超え。

これまでの実績も踏まえると、複勝転がしでは「えーあいNEO」の血統指数が最も高い馬を選び続けるだけで、目標を達成できるでしょう。

複勝転がしまとめ

今回は、複勝転がしについて解説してきました。

1度でも失敗してしまったら全て水の泡になってしまうため、勝つのは非常に難しい勝負方法。

本記事でご紹介したコツや裏ワザを理解したうえで挑戦しないと、痛い目を見てしまうでしょう。

その点、この記事を読んでいただいた皆さんはラッキーです。

10万円・100万円を目指して、複勝転がしで稼いでいきましょう!

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