地方競馬で荒れるレースの見分け方!人気馬を疑う6つのチェック

地方競馬の高配当を見て、「こういうレースは、始まる前に見分けられないのか」と気になったことはないでしょうか。

そう思っていざ今日のレースを見ても、どれが荒れそうなのかは分かりにくいものです。

「頭数が多いと荒れる」「雨の日は荒れる」と聞いたことがあっても、それだけで判断してよいのかは迷うところでしょう。

荒れるレースを確実に当てる方法はありません。

ただ、人気馬が苦戦しそうな理由や、人気のない馬にもチャンスがありそうな条件は、出馬表からいくらでも調べられます。

この記事ではどんなレースが荒れるか、その特徴を細かく紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

地方競馬で荒れそうなのはどんなレース?

ここでいう「荒れるレース」は、人気のない馬が上位に入り、高い配当が付くレースとしましょう。

見分けるときは、人気順をそのまま実力順と考えず、上位人気の馬が今回もよい成績を残せそうかを確かめます。

たとえば、前走を楽に勝った馬でも、今回は相手が強くなったり、得意ではない距離に変わったりしているかもしれません。

反対に、最近の着順は悪くても、得意な条件に戻る馬がいれば、人気ほど実力差のないレースも考えられます。

詳しく調べたいのは、次の5つのようなレースです。

どれかに当てはまれば荒れるという法則ではなく、人気どおりに決まりそうかを確かめるための目安として使ってください。

詳しく
調べたいレース
人気馬で気になる点 ほかの馬で比べたいこと
前走を勝った馬が、
強い相手と初めて走る
前走と同じように
勝てるか
今回と同じくらいの相手に、
大きく負けていない馬がいるか
先頭を取りたい馬が
何頭もいる
人気馬が先頭争いで
疲れてしまわないか
争いに加わらず、
その後ろで走れる馬がいるか
人気馬のコースや
距離、枠順が変わる
成績のよかったときと
同じ走り方ができるか
得意なコースや
距離に戻る馬がいるか
雨で砂の状態が
変わっている
同じ競馬場のぬれた砂でも
好走しているか
人気は低くても、
その条件で好走した馬がいるか
移籍したばかりの馬や、
久しぶりに走る馬が
人気になる
今回に近い条件の成績や、
体調を確かめられるか
同じ条件で安定して
走っている馬がいるか

気になるレースがあっても、人気馬の不安だけで決めないことが大切です。

ほかの馬も条件が合わなければ、結局は人気どおりに決まることも多いでしょう。

また、当てはまる項目の数を数えても荒れる確率は分かりません。

「外側の枠で先頭に立ちにくい」と「先頭へ行くために前半から力を使う」は、同じ問題を別の言い方で説明している場合があります。

まずは候補のレースを一つ選び、人気馬の最近の成績から確かめてみてください。

人気は低くても上位に来そうな馬、いわゆる「穴馬」を探すのは、そのあとです。

頭数や高知ファイナルのような荒れる傾向にあるレース名を目安にしたい場合も、後ほどデータと合わせて説明します。

人気馬を信用してよいか、出馬表で確認したい6つのこと

出馬表には、過去の着順に加えて、競馬場や距離、勝ち馬とのタイム差、レース中の位置などが載っています。

この成績が並んだ欄が「馬柱」です。

人気上位の馬について直近3〜5走を見ながら、次の6項目を確認しましょう。

  1. 相手の強さ:
    前走より相手が強くなっていないか。
  2. 先頭争い:
    前走と同じ位置で、無理なく走れそうか。
  3. コース・距離・枠順:
    得意な走り方ができる条件か。
  4. 雨と砂の状態:
    ぬれた砂でも好走しているか。
  5. 移籍・レース経験:
    今回に近い条件で力を比べられるか。
  6. 休み明け・体重・騎手:
    普段と大きく違うところはないか。

競馬場が替わるなら3、雨が降っているなら4というように、気になる項目から読んでも構いません。

それぞれ、出馬表のどこを見て判断するかを具体例とともに説明します。

1.前走1着でも、今回は相手が強いかもしれない

前走1着と前走6着の馬がいれば、1着の馬のほうが強く見えるかもしれません。

でも、戦ってきた相手が違えば、着順だけで実力は比べられません。

着順と一緒に、次の3点を見るようにしましょう。

  • クラス・組:
    前走と今回で、
    どんな相手と走るのか。
  • 勝ち馬とのタイム差:
    着順は悪くても、
    大きく離されてはいないか。
  • レースの内容:
    楽な流れで勝ったのか、
    競り合いながらでも粘ったのか。

下のクラスから上のクラスへ進むことを「昇級」といいます。

前走を勝って昇級してきた人気馬は、その「勝ち方」まで見ておく必要があるでしょう。  

たとえば、「誰にも競りかけられずにハナを奪い、最後はわずかな差で勝った馬」と、「前半から激しく競り合いながらも、最後は後続を引き離して勝った馬」がいたとします。

どちらも前走1着ですが、相手が強くなる今回、どちらをより評価すべきかは変わってきます。

一方で、すでに今のクラスで走っている馬(現級馬)にも注目です。

たとえ前走が6着であっても、勝ち馬とのタイム差がわずか「0.何秒」であれば、着順ほどの能力差はないと考えられます。

ただし、同じクラスのレースであっても、出走メンバーによって全体のレベルは上下するため、タイム差だけで判断するのは禁物です。

もし過去に同じレースで戦ったことがある馬同士なら、その時の結果が大きなヒントになります。

その際も、単に先着した馬を上位と見るのではなく、当時の馬場状態(砂の軽重)、斤量、道中のポジションなどを比較し、「今回は着順が逆転する可能性はないか」まで踏み込んで考えることが大切です。

2.逃げて勝った馬が、今回も楽に先頭へ行けるとは限らない

馬柱(出走表)にある「1-1-1-1」という数字は、各コーナーの通過地点をすべて先頭で通過したことを示しており、これを「通過順」といいます。

前走を逃げて勝った人気馬を評価する際は、今回のレースに「ほかに先頭へ行きたい馬(同型馬)がいないか」を確かめることが鉄則です。

もし相手の通過順にも「1」が並んでおり、どちらもハナを譲りたくないタイプであれば、スタート直後から激しい先頭争いが予想されます。

前半でスタミナを使いすぎると、最後の直線で共倒れになり、後ろの馬につかまる可能性が高くなります。

そんなハイペース展開で狙い目となるのが、「先頭争いのすぐ後ろ(好位)を走れそうな馬」です。

前の競り合いに巻き込まれず、余力を残して直線に向かえる馬であれば、人気薄であっても馬券圏内に飛び込んでくる候補になります。

もっとも、逃げ馬が2頭いるからといって、必ずしも激しい競り合いになるとは限りません。

以下のようなケースでは、人気馬が競り合わずに無理なくマイペースで走れる可能性も考えられます。

  • スタート後の速さに差がある:
    争わずに先頭と2番手が決まりそう。
  • 人気馬が2番手でも好走している:
    相手を先に行かせても問題なさそう。 

逆に、後ろから追い上げる馬が人気になっていて、前の馬はゆっくり走れそうなレースもあります。

先頭の穴馬が最後まで逃げ切る展開を考えるなら、同じくらいの相手や距離でも粘ったことがあるかを見ておきましょう。

3.同じ1400mでも、競馬場が替われば走り方が変わる

同じ1400mでも、コーナーの大きさや最後の直線の長さ、スタートから最初のコーナーまでの距離は競馬場によって違います。

「1400mで勝っているから、今回も大丈夫」とは言い切れません。

コースや距離が替わるときは、次のように過去の走りを確かめます。

今回変わる条件 心配なこと 過去のレースで
確かめたいこと
長い直線から
短い直線へ
後ろで待ちすぎると、
前の馬に届かない
コーナーから早めに
追い上げたことがあるか
小回りから
直線の長いコースへ
コーナーでは前にいても、
直線で追い抜かれる
長い直線でも
粘ったことがあるか
距離が延びる 前半は楽でも、
最後にスタミナが切れる
近い距離で
最後まで粘れていたか
距離が短くなる 前半から周りの
速さについていけない
短い距離でも前の馬から
離されずに走れたか

たとえ「長い直線」で追い上げてきた馬であっても、過去に「コーナーから早めに動き、まくって好走した実績」があるなら、直線が短いコースにも十分対応できる可能性があります。

初めて経験するコースというだけで嫌うのではなく、過去のレースぶりに適応できそうなヒントが隠れていないかを探してみてください。

また、異なる競馬場を走ってきた馬同士を比べる場合は、単純な「走破タイム」だけで優劣をつけないことも大切です。

同じ距離であっても、コースの形状や砂の状態が違えば、タイムは大きく変わるからです。

同様に、レースを大きく左右するのが「枠順」です。

内枠はコーナーを最短距離で回れるメリットがありますが、スタートで出遅れたり、前の馬が蹴り上げる砂を嫌がったりする馬にとっては不利に働くこともあります。

一方、外枠は前をふさがれにくくスムーズに走れる反面、終始外側を回り続けると距離のロスが生じます。

「内だから有利」「外だから不利」と一概に決めるのではなく、その馬が「本来の力を発揮できる得意な位置で走れるか」を重視して考えましょう。

4.雨が降ったら、人気馬にも有利になることがある

砂が濡れると重くなって走りにくそうに思えるかもしれません。

ところが、ダートコースでは水分を含むと砂が締まるため、かえって足元が走りやすくなり、乾いている日よりも速い時計が出るようになります。

雨の日に「穴馬」を狙うなら、人気馬と穴馬の両方について、過去に同じ競馬場で砂が濡れていた日の成績を確認してみましょう。

もし人気馬も雨の日に好走しているなら、雨を理由に評価を下げる必要はありません。

ただし、砂が水分を多く含んだ「重馬場」や「不良馬場」で「1戦1勝」という実績だけで、その馬が雨の馬場を得意だと決めつけるのは禁物です。

たまたま馬場が合っていただけなのか、それとも単に相手が弱かったのか、道中の位置取りも含めてレース内容を精査する必要があります。

さらに、個別の馬だけでなく「当日のレース傾向(トラックバイアス)」も大きなヒントになります。

自分が買いたいレースの前に、近い距離のレースで以下のような「特定の偏り」が続いていないかをチェックしておきましょう。

  • 前のほうを走った馬が、
    そのまま上位に残っている。
  • 外を通った馬が、
    直線でよく伸びている。
  • 人気の低い馬まで、
    似た走り方で上位に来ている。

強い人気馬が前を走って勝っただけなら、前の馬に有利な馬場だったとは限りません。

1レースだけで決めず、似た条件の結果がいくつか続いているかを確かめます。

5.中央から来た馬や、レース経験の少ない馬はどう比べる?

中央競馬や他の地方競馬から移籍してきた馬は、以前の着順だけでは実力を評価するのが難しくなります。

地方競馬のクラス分けは主催(地域)ごとに異なるため、同じようなクラス名であっても、相手の強さが同じとは限らないからです。

そうした移籍馬を見る際は、まず「以前走っていたのが芝かダートか」「今回と距離が近いか」「前走からどれくらい間隔が空いているか」を調べます。

中央などの高いレベルで強い相手と戦ってきた馬なら、移籍初戦であっさり勝つことも珍しくありません。

「中央から来たから買い」「初めての競馬場だから消し」と極端に決めつけるのではなく、今回の条件にどれだけ適性があるかを見極めることが大切です。

一方、まだ数回しか走っていない2・3歳馬や、今回がデビュー戦となる馬も、比較できる過去の成績が限られるため評価が難しくなります。

その場合は、公開されている能力試験や調教の情報を確認し、スタートの様子、道中の位置取り、最後の直線での手応えをチェックするアプローチが有効です。

ただし、試験や調教は本番のレースとは条件が違うため、そのタイムをそのままレースの走破タイムと比較することはできません。

このように、移籍馬や若駒は「実力が分からない」だけであり、「実力が足りない」わけではありません。

もし人気馬の評価が難しく、かといって他の馬にも積極的な買い要素が見つからないのであれば、そのレースで無理に穴を狙う必要はありません。

実態が掴めない難解なレースは、あえて「見送る」というのも、立派な戦略の一つです。

6.休み明けや馬体重は、普段の成績と合わせて考える

久しぶりに出走する馬を見るとき、最も気になるのが「仕上がりが戻っているか」という点です。

ただし、休み明け初戦からいきなり好走できるタイプもいれば、何度かレースを叩くことで徐々に調子を上げていくタイプ(叩き良化型)もおり、その特徴は馬によって全く異なります。

そのため、久々のレースで以下のような「具体的な変化」が見られたときは、それがその馬にとってプラスなのかマイナスなのか、過去の休み明けの成績や変動時のデータと比べてみてください。

  •  休み明け:
    以前も休み明けから好走したか。
    今回の調教や公開コメントはどうか。
  • 短い間隔での出走:
    普段も同じくらいの間隔か。
    最近、最後に失速するレースが続いていないか。
  • 馬体重の増減:
    好走していた時期と比べてどうか。
    前走で減った体重が戻っただけではないか。
  • 騎手の変更:
    その馬に乗った経験があるか。
    今回はどの位置でレースを進めそうか。

たとえば、馬体重が「前走より10kg増」だったとします。

これが「前走で減ってしまった体重がベストの状態に戻った」のか、あるいは「休んでいる間に太ってしまった」のかによって、数字の持つ意味は180度異なります。

だからこそ、数字だけで判断せず、レース前に馬が周回するパドックで「実際に歩く姿」を見て体調を見極めたいところです。

つまり、「休み明けだから」「騎手が乗り替わったから」という表面的な理由だけで、人気馬を一律に消してしまうのは早計です。

相手関係や今回の距離、想定されるレース展開を丁寧に調べたうえで、馬体重やパドックなどの体調面に明確な不安要素がないかを確認する。

この総合的な視点こそが、正しい評価へと繋がります。

頭数の多いレースや高知ファイナルは、本当に荒れやすい?

出馬表を細かく読み込む前に、頭数やレース名といった条件だけで、あらかじめ「荒れそうか」の候補を絞りたいこともあるでしょう。

ここでは、レースの波乱度を見極めるために、次の3つのポイントを解説します。

  • 出走頭数:
    頭数が増えると、何が変わるのか。
  • 高知ファイナル:
    「記者選抜」の意味と、過去の配当。
  • ほかの最終レース:
    高知と同じように考えてよいのか。 

頭数が多いほど、当てる組み合わせは増える

1〜3着を着順どおりに当てる「3連単」では、頭数によって組み合わせの数が変わります。

出走頭数 3連単の
全組み合わせ数
8頭 336通り
12頭 1,320通り

※同着のない通常の着順を前提に、全馬の組み合わせ数を計算しています。

3連単の組み合わせ数で言えば、12頭立ては8頭立ての約4倍になります。

しかし、馬券が「荒れる確率」までもが4倍になるわけではありません。

たとえ頭数が多いレースであっても、数頭の実力が圧倒的に抜けていれば、結果的に人気馬同士の堅い決着に収まることはよくあります。

反対に、少ない頭数のレースであっても、全頭の実力が拮抗しており、さらに人気馬に不利な条件が重なれば、人気薄の馬が激走して大波乱になることも十分に考えられます。

つまり、「12頭以上だから穴を狙う」「少頭数だから本命を狙う」と機械的に決めるのは禁物です。

多頭数であっても、まずは「人気馬を負かせる逆転候補の馬がいるか」、あるいは「2・3着なら食い込めそうな盲点の穴馬がいるか」を丁寧に精査することが大切です。

高知ファイナルは「記者選抜」かどうかを確認

次に、高知競馬の名物である「一発逆転ファイナルレース」が本当に荒れやすいのかを見ていきましょう。

このレースを検討する際は、まず出馬表のレース名に「記者選抜」と書かれているかを確認します。

「一発逆転ファイナルレース」では、競馬新聞の記者が各馬の着順やタイムなどを参考に、レースが激しい接戦になるように出走馬を選びます。

出馬表にある「記者選抜」という言葉は、まさにその特別な選び方を表しているのです。

このように、意図的に実力差が小さくなるように選ばれたレースでは、たとえ1番人気に支持されている馬であっても、他の馬より明らかに実力が抜けているとは限りません。

実際にどれくらい荒れているのか、2024年1月〜11月の一発逆転ファイナルレース(記者選抜)における配当実績を見てみましょう。

項目 2024年1〜
11月の実績
対象レース数 91レース
3連単の
平均払戻金
(100円当たり)
96,030円
3連単の払戻金が
10万円を超えた
レース
29レース
10万円を
超えた割合
31.9%

2024年のこの期間、一発逆転ファイナルレースでは約3回に1回という高い割合で3連単の配当が10万円を突破していました。

ただし、ここで示された「平均96,030円」という数字を、「毎回それくらいの高配当になる」という意味で受け取らないように注意してください。

なぜなら、ごく一部の非常に大きな万馬券が数回出るだけでも、全体の平均値は大きく跳ね上がってしまうからです。

また、これはあくまで2024年の特定の期間を集計したデータに過ぎないため、今後も全く同じ割合で高配当が出続けるとは限りません。

さらに、高知競馬の最終レースがすべて「記者選抜」で組まれているわけでもありません。

単に「ファイナル」というレース名だけで一律に荒れると判断せず、その都度、出馬表にしっかりと「記者選抜」の表記があるかを確認することが大切です。

最終レースというだけでは、高知と同じには考えられない

同様に、名古屋競馬でも2026年6月から「金シャチ最終戦」として、新しい「記者選抜・実力拮抗レース」が始まっています。

このレースも高知と同様、各馬の距離の得意・不得意や最近の成績を踏まえ、実力が拮抗する馬を集めて編成されるのが特徴です。

こうしたレースでは、オッズだけで安易に実力差があると過信せず、今回の条件がどの馬に最も味方するかまで細かく比較したいところです。

ただし、同じような仕組みだからといって、名古屋でも高知と全く同じ割合で大波乱になるとは限りません。

メディアなどでよく見かける「競馬場別の平均配当ランキング」も、「いつの、どの馬券(3連単なのか馬連なのか)、どんなレースを集計した数字か」によって、その意味合いは大きく変わります。

出走頭数やクラスの構成といった前提条件も競馬場ごとに異なるため、「荒れる競馬場」と紹介されているからといって、「今日のレースも絶対に荒れる」と決めつけないように注意しましょう。

穴馬を探すなら、着順より「なぜ負けたか」を見る

人気馬に何らかの不安要素があると分かったら、次は視点を変えて「ほかの馬たちの過去の成績」を丁寧にチェックしていきます。

たとえ前走の着順が悪くても、「なぜ負けたのか」という理由がはっきりしており、かつ今回のレースではその心配がない馬であれば、絶好の穴馬候補になります。

たとえば、以下に挙げるような特徴を持つ馬たちです。

このあと、実際の「12頭立てのレース」を具体的な例に挙げながら、人気馬とどのように比較して取捨選択すべきかを見ていきましょう。

  • 先頭争いで力を使って負けた馬:
    今回は競りかけてきそうな馬が少ない。
  • 長い距離で失速した馬:
    今回は成績のよかった距離へ戻る。
  • 強い相手に負けていた馬:
    今回は相手が弱くなる。

過去のレース評でよく見かける「前走は不利があった」という話も、具体的に「何が起きたか」の中身までしっかり確認したいところです。

たとえば、「前走でたまたま一度だけ前をふさがれた馬」と、「毎回のようにスタートで出遅れている馬」とでは、次のレースでも同じ不利が起きる可能性が全く異なるからです。

レース映像や関係者のコメントを自分の目で確かめることもせず、「前走は不利があったから、次は巻き返すだろう」と自分に都合よく解釈するのは禁物です。

事実に基づかない曖昧な判断は避けるようにしましょう。

1番人気が不安でも、2番人気まで外す必要はない

以下は、架空のレースを使った比較例です。

ダート1400mの12頭立てで、全馬を比べた結果、次の5頭が候補に残ったとします。

馬
番
想定
人気
最近の成績と今回の条件 馬券での考え方
2 2番
人気
同じクラスで大きく負けず、
先頭に立たなくても
好走している
買い目の中心に
する候補
4 3番
人気
逃げたときの成績がよいが、
今回は6も先頭へ行きたい
6と競り合うなら
評価を下げる
6 1番
人気
下のクラスを楽に逃げ切ったが、
今回は相手が強くなり、
4もいる
前走1着だけで信用しない
9 6番
人気
前走は強い相手に
わずかな差で負けた。
今回は先頭争いの後ろで走れそう
前の2頭が
競り合うなら買う候補
11 8番
人気
前走は長い距離で失速。
今回は実績のある1400mに戻る
得意な距離に
戻るので見直す

もし「6」が「4」と激しく先頭を争うのであれば、前走ほど楽なレースにはならないでしょう。

そこで強力な穴馬候補になるのが、その競り合いを一歩後ろで見ながら運べる「9」と、得意な実績距離に戻る「11」です。

一方、2番人気の「2」は先頭に立たなくても競馬ができる自在性があります。

「6」のような展開面の不安はないため、人気馬をすべて消すのではなく、「2」を軸にして、穴馬の「9」「11」を組み合わせる買い方が現実的です。

ただし、ここで「4」が出走を取りやめたとしたら、予想の前提はガラリと変わります。

「6」が楽に単騎逃げを打てそうなら、これまで考えていた「6の評価を下げる理由」自体が弱くなります。

同時に、「9」が期待していた「前の馬たちが競り合って共倒れになる展開」も見込みにくくなってしまいます。

なお、「4」が出走する場合であっても、過去のレース映像から「6のスタート後のダッシュ力が明らかに上だ」と分かれば、同様に「6」の評価を上方修正する必要があります。

このように、人気馬の評価を変えたときは、それに応じて「自分が選んだ穴馬を狙う理由」まで変わってしまっていないかを、必ずセットで確認する習慣をつけましょう。

選んだ穴馬は、単勝で買う?ワイドや3連複で買う?

買いたい馬がすべて決まったら、次はそれらの馬が「具体的にどんな着順になりそうか」を想定します。

なぜなら、「上位の人気馬が完全に崩れて負ける」と思う場合と、「人気馬は確実に上位に来るものの、そこに穴馬も食い込んできそうだ」と思う場合とでは、選ぶべき馬券の買い方がガラリと変わるからです。

たとえば、たとえ1番人気の馬が勝ったとしても、2着に8番人気、3着に10番人気の穴馬が飛び込んでくれば、3連単などの組み合わせによっては十分な高配当になります。

もし「荒れる」ということだけに囚われて、人気馬をすべて買い目から外してしまっていたら、こうしたレースで馬券を的中させることはできません。

したがって、同じ穴馬を狙うにしても、その馬が「1着まで突き抜けて勝てそう」なのか、それとも「2・3着以内(複勝圏内)なら滑り込んで来そう」なのかを明確に区別し、次の3つの視点から買い方を組み立てていきます。

  1. 人気馬も買う場合:
    穴馬とどう組み合わせるか。
  2. 穴馬の勝利を狙う場合:
    単勝・馬連・3連複・3連単のどれを選ぶか。
  3. 購入前の確認:
    点数とオッズを見て、使う金額を決める。 

高配当を狙うからといって、毎回3連単を選ぶ必要はありません。

人気馬を軸にして、相手に穴馬を選ぶ

自分が買うすべての組み合わせのベースとして組み入れる、最も信頼できる馬のことを「軸」と呼びます。

先ほどの例で言えば、どんな展開でも崩れにくい「2」を軸に据え、穴馬である「9」や「11」と一緒に3着以内に入ると想定する場合、「ワイド」や「3連複」が有力な馬券候補になります。

ワイドは「選んだ2頭がどちらも3着以内」に入れば的中となり、3連複は「選んだ3頭が着順に関係なく1〜3着を独占」すれば的中となる馬券です。

残った5頭の候補から「2」を軸にする場合、具体的には次のような組み合わせで組み立てることができます。

  • ワイドで2を軸に、9・11を相手にする

    「2-9」「2-11」の2点。
    2と、9・11のどちらかが3着以内に入れば、
    その組み合わせが当たります。
  • 3連複で2と9を軸に、4・6・11を相手にする

    「2-4-9」「2-6-9」「2-9-11」の3点。
    2と9を必ず入れ、
    残る1頭を選ぶ「2頭軸で流す」買い方です。 

この3連複の例では、展開面で不安があるとした「4」と「6」を、「勝つのは難しくても、3着以内になら残るかもしれない馬」として押さえています。

ただし、この買い方には大きな注意点があります。

もし軸に据えた「2」か「9」のどちらか一方でも4着以下に沈んでしまった場合、その時点で3点すべての馬券が不的中になってしまうのです。

単に「買い目の点数を減らしたい」という理由だけで安易に2頭軸を選ぶのは禁物です。

選択した2頭が「本当に両方とも3着以内に来る」と自信を持って思えるかどうかを、購入前にもう一度冷静に考えてみてください。

勝つと思った穴馬を、3着にしか買っていないことはない?

人気馬を外すなら、代わりに選んだ馬が何着に来ると考えているかで馬券を選びます。

  • この穴馬が勝つと思う
    → 単勝。
  • この2頭が1・2着に入ると思う
    → 着順を問わない馬連。地方競馬では「馬複」と表記する場合もあります。
  • 1〜3着の3頭は選べるが、順番は難しい
    → 3連複。
  • 1〜3着の順番まで予想したい
    → 3連単。

たとえば、せっかく見つけた穴馬を「3連単の3着欄」にしか入れていなければ、その馬が激走して1着で勝ってしまったときには馬券は当たりません。

その穴馬を「勝つと思って選んだ」のか、それとも「3着までなら食い込めると思って選んだ」のか、馬券を買う前に自分の着順想定をもう一度振り返ってみてください。

一方で、このように軸馬を1頭に絞りきれない場合は、選んだ馬の組み合わせをすべて網羅して買う「ボックス」という選択肢もあります。

ボックスは軸を決めずに手広くカバーできるのがメリットですが、同じ5頭を選ぶにしても、着順(1・2・3着の並び)まで正確に当てる必要がある「3連単」では、購入点数が一気に多くなってしまうため予算管理に注意が必要です。

5頭を
ボックスで
買う場合
点数 1点100円の
購入額
3連複 10点 1,000円
3連単 60点 6,000円

同じ5頭を選ぶ場合でも、着順を固定して買う「3連単」は、着順不問の「3連複」に比べて、実に6倍もの点数が必要になります。

予想をしていると、つい「念のため、もう1頭だけ買い目に入れておこう」と頭数を増やしてしまいがちです。

しかし、そうして買い目を広げすぎると、たとえ馬券が的中したとしても、払い戻し金が全体の購入総額を下回る「トリガミ」の状態になってしまうことがあります。

「人気がないから、引っかかれば儲かるだろう」という安易な理由だけで買い目を増やしてはいけません。

追加しようとしているその馬に、これまでの章で見てきたような「明確な狙う理由」が本当にあるのかどうかを、購入ボタンを押す前にもう一度しっかり確かめましょう。

人気順だけでなく、買う馬券のオッズを確認する

オッズとは、馬券が的中したときの「払戻金の倍率」のことです。

たとえば、100円買った馬券が最終的に「8.0倍」で当たれば、払戻金は800円になります。

単勝の上位3頭のオッズが「3.5倍」「4.0倍」「4.8倍」のようになっている場合、各馬の人気はそれほど離れていません。

ただし、この上位3頭をそのまま組み合わせた3連複にも高いオッズが付くとは限らないため、必ず「自分が実際に買う馬券のオッズ」を個別に確認する習慣をつけましょう。

逆に、1番人気のオッズが「1.5倍」という圧倒的な人気であっても、不安要素が一つ見つかったからという理由だけで簡単に買い目から外してしまうのも考えものです。

多少不利な条件であっても、それをねじ伏せて勝てるほど他の馬と実力が違っている可能性もあるため、オッズの数字だけでレースが荒れるかどうかを一概に判断することはできません。

買い目がすべて決まったら、実際に当たった場合にいくら戻ってくるかを、自分が「投資する合計金額」と冷静に比べます。

たとえば、3連複を10点、各100円の「合計1,000円」で購入した場合は、以下のようなケースが想定されます。

結果 払戻金 そのレースの
収支
8.0倍の
1点が
的中
800円 −200円
60.0倍の
1点が
的中
6,000円 +5,000円
全点不的中 0円 −1,000円

※オッズは説明用の仮定で、確定した倍率として計算しています。

8.0倍の例は、当たっても購入額を下回る「トリガミ」です。

一方、60.0倍が1回当たったとしても、外れたレースの購入額が多ければ、合計ではマイナスになります。

1レースに使う上限を先に決め、予算を超えるなら買う馬や馬券の種類を見直しましょう。

どうしても絞れなければ、そのレースは見送っても構いません。

また、オッズは締切まで変わるため、購入時に見た倍率で確定するわけではありません。

直前の出走取消などでレースの流れも変わるので、先ほどの4のような変更があれば、買い目を見直す必要があります。

荒れるレースを見極めるための参考サイト

ここまでに紹介した方法を100%活用することができれば、出馬表を見たときに荒れるレースの狙い目は一瞬で把握できるようになっているでしょう。

ただし、いきなりそこまで到達するというのもむずかしく、基本は誰しもが反復練習。

徐々に上達していくしかなく、実践で役立つようになるまでは時間がかかるのは間違いありません。

そこで提案したいのは、参考サイトの活用です。

荒れるレースを見極めて予想をするにあたって、実際レースが思惑通り荒れても肝心の予想の内容が良くなく不的中なんてことになったら目も当てられません。

そうなることを避けるために、ガチ競馬では第三者の予想を参考にすることをおすすめしています。

そうすれば自分は荒れるレースの見極めに専念。

予想買い目は他社に任せることで練習に専念することが可能です。

当サイトのガチ競馬は普段、様々なメディアを確認し『当たる予想』がないかどうかをガチ調査して予想もとを特定しています。

ガチ競馬が調査しているのは以下の5つ。

  • 芸能人予想
  • 競馬予想家
  • AIサイト
  • 競馬YouTuber
  • 競馬予想サイト

現時点のガチ競馬の総合的な調査回数は10,000回超え!

そこでこれまでにガチ競馬が稼げたジャンルをランキングにしてみたので、ご覧ください。

1位 競馬予想サイト
2位 競馬新聞
3位 AIサイト

最も安定していたのは”競馬予想サイト”でした。

競馬予想サイトは予想を専門に公開している会社が運営しています。

さらに無料で予想を見れる予想サイトやLINE配信などを活用することで、初心者でも効率的に情報を得られるのがメリットの1つです。

今回は特別にガチ競馬が検証をして好成績を残せた無料で使える予想サイトを紹介しましょう。

※表は右スクロール可能。

サイト名 利益 1Rあたりの払戻金 的中率 回収率 予想のスタイル 戦績
トリプルS +426,300円 73,288円 87.5% 366.4% 払い戻しは抜群の高さ!
10万円を稼ぐレースも!
8戦7勝1敗
競馬タイム +841,100円 53,195円 76.2% 404.7% プロ馬券師の予想で勝率高め!
1レース10万円稼ぐ予想が多数
21戦16勝5敗

上記の2サイトは今、競馬ファンからも推されているサイト。

継続して使っても成績は安定し稼ぎ続けているので、連敗が続く可能性は低いです。

詳細は各サイトの名前をクリックすると、ガチ競馬が検証した記事へ移動します。

どのサイトも無料で登録できるので、予想を使う事もできますし予想が当たっているか確かめる事も可能なのでぜひチェックしてみてください。

まとめ|人気馬の不安と、穴馬を買う理由を両方確かめよう

地方競馬で荒れるレースを探すときは、人気馬の弱点を見つけるだけで終わらず、ほかに買える馬がいるかまで比べてみてください。

押さえておきたいのは、次の4点です。

  • 前走の着順だけで決めない:
    相手の強さ、走った位置、
    コースや砂の状態も見る。
  • 人気馬が不安だからというだけで穴を買わない:
    穴馬にも、今回好走しそうな
    理由があるかを確かめる。
  • 人気馬を全部外す必要はない:
    勝ち切れなくても、
    2・3着に来る可能性は考える。
  • 買い方と金額まで確認する:
    勝つと思うのか、3着以内を狙うのかで馬券を選び、
    点数とオッズを見る。 

高知の記者選抜や出走頭数は、レースを選ぶ参考になります。

ただし、その条件に当てはまるだけで、高配当になると決まっているわけではありません。

次に出馬表を見るときは、まず人気馬が前走と同じように走れるかを調べてみましょう。

難しそうなら、今度はほかの馬を見て、今回の相手や距離、レースの流れで前走よりよい成績を期待できる馬を探す。

その順で考えると、「荒れそうだから穴を買う」ではなく、馬を比べたうえで買うかどうかを決められるでしょう。

地方競馬で荒れるレースの見分け方!人気馬を疑う6つのチェックの口コミ

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