府中牝馬ステークスの過去の傾向は?開催時期・条件変更がどう影響する?

府中牝馬ステークスのアイキャッチ

6月22日に開催する府中牝馬ステークス(G3)」。

1年で5回しか無い東京芝1,800mの重賞ということもあり、予想では過去の傾向やデータが非常に重要になります。

そこで、ガチ競馬が過去10年分の傾向やデータを基に、注目馬をリストアップ。

今週末にガッツリ稼ぎたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

府中牝馬Sで参考にしたい競馬プロ3選

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特に信頼するべきは「調子が良い」「メインレースに強い」に当てはまるプロ達。

では、上記に当てはまるうえ、府中牝馬ステークスの無料予想を公開予定のプロを3つご紹介します!

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府中牝馬Sでも参考になること間違いなしなので、チェックは必須です!

府中牝馬Sが今年からハンデ戦に!変更点をチェック

府中牝馬ステークスとマーメイドS

府中牝馬Sは、昨年まで10月に開催されていたG2でしたが、今年から6月2週目のG3に変更されました。

元々この日程で開催されていたマーメイドS(阪神芝2,000m)の名前が無くなり、そこに府中牝馬Sが移動した形です。

競馬場・距離は、従来の府中牝馬Sと同様に東京芝1,800mのままですが⋯。

競争条件はマーメイドSを引き継いでいるため、今年からハンデ戦に。

荒れやすいとされる「牝馬限定ハンデ戦」となったことで、今年の府中牝馬Sは例年よりも波乱が起きる可能性が高まりました。

府中牝馬Sの過去の傾向から狙うべきポイントは?

では、過去の傾向を基に、府中牝馬Sでの狙い目・予想のポイントを解説していきます。

  • 前走2着以内の馬を狙うべし
  • 軽ハンデの馬は人気薄でも侮れない
  • 穴馬を1頭は入れておくべし

1つずつ詳しく解説していくので、目を通しておいてください。

前走2着以内の馬を狙うべし

府中牝馬Sの過去10年分のデータを見てみると、とある傾向を発見しました。

それは、過去10年のうち9回で、前走2着以内の馬が1着になっているということ。

年度 1着馬 前走
2024年 ブレイディヴェーグ(ルメール) 1着|エリザベス女王杯(GI)
2023年 ディヴィーナ(M.デムーロ) 2着|関屋記念(G3)
2022年 イズジョーノキセキ(岩田康) 1着|垂水S(3勝クラス)
2021年 シャドウディーヴァ(福永) 7着|関屋記念(G3)
2020年 サラキア(北村友) 1着|小倉日経オープン(OP)
2019年 スカーレットカラー(岩田康) 2着|クイーンS(G3)
2018年 ディアドラ(C.ルメール) 1着|クイーンS(G3)
2017年 クロコスミア(岩田康) 1着|WASJ2(1600万)
2016年 クイーンズリング(M.デムーロ) 2着|米子S(OP)
2015年 ノボリディアーナ(C.ルメール) 2着|小倉日経オープン(OP)

レース日程が変わってしまったため、前走とのローテについては参考になりません。

とはいえ、レースのクラスや条件に関わらず、前走好走した馬が勝っているのは一目瞭然です。

6月17日現在の出走予定馬で【前走2着以内】に該当する馬は以下の4頭。

  • カナテープ(前走1着・3勝クラス)
  • カニキュル(前走1着・2勝クラス)
  • セキトバイースト(前走1着・L)
  • ラヴァンダ(前走2着・3勝クラス)

どの馬も前走好走している上にレース内容も良かったため、軸馬はこの4頭の中から選んでも良いかもしれません。

軽ハンデの馬は人気薄でも侮れない

続いて、府中牝馬SだけではなくマーメイドSの過去の傾向も見てみると⋯。

ハンデ戦の恩恵を受けた穴馬が好走していることが分かりました。

年度 1着馬 斤量
2024年 ビッグリボン(1番人気) 55.0
2023年 ウインマイティー(10番人気) 54.0
2022年 シャムロックヒル(10番人気) 50.0
2021年 サマーセント(7番人気) 50.0
2020年 サラス(7番人気) 51.0
2019年 アンドリエッテ(10番人気) 51.0
2018年 マキシマムドパリ(3番人気) 55.0
2017年 リラヴァティ(6番人気) 53.0
2016年 シャトーブランシュ(8番人気) 53.0
2015年 ディアデラマドレ(1番人気) 53.0

そもそも、過去10年で3番人気以内の馬が勝ったのは3回だけ⋯。

それだけ牝馬限定ハンデ戦が荒れやすいことが見て取れますね。

そしてハンデ戦の恩恵を受けて53kg以下で出走できた馬は、人気薄であっても好走しています。

  • グランドスラムアスク(51kg)
  • ウインエーデル(52kg)
  • エリカヴィータ (52kg)
  • カニキュル(52kg)
  • カナテープ(53kg)

以上4頭は、2025年の府中牝馬Sで軽ハンデで出走できる馬です。

軽視するのは危険なので、買い目に含んでおくのが無難でしょう。

穴馬を1頭は入れておくべし

府中牝馬S・マーメイドSともに、単勝15倍以上の人気薄が絡みやすい傾向があります。

過去10年の3着以内の人気・オッズを見てみましょう。

年度 府中牝馬S マーメイドS
2024年 2人気(3.6倍)-10人気(37.2倍)-1人気(2.3倍) 1人気(3.7倍)-3人気(5.0倍)-10人気(23.8倍)
2023年 2人気(4.7倍)-4人気(6.6倍)-10人気(25.9倍) 10人気(14.6倍)-4人気(8.5倍)-1人気(6.2倍)
2022年 12人気(34.8倍)-1人気(1.9倍)-3人気(8.3倍) 10人気(20.5倍)-5人気(9.7倍)-6人気(10.1倍)
2021年 4人気(8.8倍)-5人気(12.2倍)-8人気(15.3倍) 7人気(14.7倍)-2人気(6.6倍)-3人気(8.1倍)
2020年 7人気(20.2倍)-6人気(18.1倍)-8人気(20.9倍) 7人気(14.2倍)-10人気(26.8倍)-5人気(10.6倍)
2019年 4人気(6.8倍)-9人気(23.6倍)-2人気(3.9倍) 10人気(17.1倍)-9人気(14.2倍)-4人気(7.4倍)
2018年 1人気(2.3倍)-2人気(3.0倍)-7人気(21.9倍) 3人気(5.7倍)-2人気(4.9倍)-6人気(8.2倍)
2017年 5人気(10.4倍)-1人気(3.2倍)-2人気(3.6倍) 6人気(10.8倍)-7人気(13.3倍)-5人気(7.6倍)
2016年 3人気(6.5倍)-2人気(3.8倍)-1人気(3.3倍) 8人気(15.6倍)-1人気(3.5倍)-10人気(20.8倍)
2015年 11人気(32.0倍)-1人気(4.2倍)-5人気(8.3倍) 1人気(3.3倍)-13人気(76.6倍)-2人気(4.4倍)

府中牝馬Sは、10回中8回で単勝15倍以上の穴馬が1頭は絡んでいますね。

それに加えて今年からハンデ戦となるため、さらに大荒れの予感⋯。

よってガチガチの人気馬だけで固めるのではなく、1頭は穴馬を含んでおきましょう。

府中牝馬Sの注目馬2頭をご紹介

それでは、ご紹介してきた過去の傾向を基に⋯。

2025年の府中牝馬Sの注目馬を2頭挙げていきます!

カニキュル

カニキュル

1頭目は、戸崎圭太騎手鞍上のカニキュルです。

前走は2勝クラスではありますが、出遅れながらも3馬身差の圧勝。

本レースでは格上挑戦となりますが、斤量は52kgとかなりの軽ハンデです。

戸崎騎手レベルのトップジョッキーが、52kgで乗るのはかなり珍しい⋯。

しかも戸崎騎手はこのレースを得意としており、去年一昨年と10番人気で3着までに来ています。

「東京芝1,800m×52kg×戸崎圭太」という条件が整っており、押さえざるを得ません。

カナテープ

カナテープ

2頭目は、堀厩舎が管理するカナテープです。

前走は、同じ東京芝1,800mの初音S(3勝クラス)で1着。

東京コースの実績は(4-3-1-1)と、府中巧者と言っても過言ではありません。

レーン騎手から大野騎手に変ったことでオッズもおいしくなりそうですし、押さえておきたい1頭です。

府中牝馬Sで押さえておきたい穴馬

府中牝馬Sは人気薄が多く絡むため、穴馬も押さえておきたいところ。

そこで、ガチ競馬が注目している穴馬を2頭ご紹介していきます!

ラヴァンダ

ラヴァンダ

1頭目は、岩田望来騎手鞍上のラヴァンダ。

直近3戦は、2着2回3着1回と善戦ばかりで、勝ちきれないレースが続いています。

この馬の強みは、様々な展開で好走できるところ。

前走は逃げて2着、前前走は後方から伸びて3着と、他馬の動きや脚質によって変えることができます。

斤量も前走よりも2kg軽い54kgですし、ここは1発狙っているでしょう。

レース当日は、人気を集めてしまうかもしれませんね。

フィールシンパシー

フィールシンパシー 

最後に注目したい穴馬は、横山琉人騎手鞍上のフィールシンパシーです。

前走は福島牝馬S(G3)で3着と好走。

昨年の府中牝馬Sでは6着でしたが、直線の長い東京・新潟コースでは好成績を残しています。

管理する小島調教師も「ここを目標にやってきた」とコメントしており、虎視眈々と重賞初制覇を狙っているでしょう。

穴馬が多く絡む本レースにおいては、押さえておいて良い1頭です。

府中牝馬S2025まとめ

本記事では、府中牝馬Sの過去の傾向、注目馬についてご紹介してきました。

今年からハンデ戦になった同レースでは、大波乱が起きる可能性大。

人気も割れることが予想され、難易度は非常に高いでしょう。

だからこそ、記事内でもご紹介したプロの予想は見ておくべき。

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