馬券の上手な買い方とは?初心者でも実践できる券種選びと買い方を解説!

初心者でもわかる、競馬の馬券の上手な買い方を説明する記事の画像

突然だが、みなさんの思う、

「馬券の上手な買い方」とは、なんだろうか?

予想を当てること。

買い目を減らすこと。

当たりやすい券種を選ぶこと。

高配当を狙うこと。

どれも間違いではない。

ただ、私を含む、実際に競馬で好成績を残している人達は、自分の予想に合った券種を選ぶこと。

そして、回収率が100%を超えること、を意識して競馬をしている。

最初から「今日は馬連」「3連単で勝負」と決めるのではなく、レース、出走馬、条件、配当、騎手など、基準にするべき情報を元に、自分の予想がどこまで固まっているかを見て、買う券種を決める。

これができている人は、案外少ない。

予想と券種の関係を簡単にまとめると以下の通り。

予想の内容 向いている券種
この馬が勝つと決められる 単勝・馬単
勝ち切るまでは分からないが
馬券内はかなり堅い
複勝
馬券内に来そうな馬は絞れるが
着順が読めない
ワイド
1・2着候補は絞れるが
順番が読めない
馬連
軸は決まるが
1〜3着の順番までは読めない
3連複
1・2着までかなり読めて
3着候補も絞れる
3連単

券種を決めたら、次は点数、オッズ、購入金額。

当たっても利益が残らないなら券種を変える。

それでも割りに合わないなら買わない事を前提に、

予想する → 券種を決める → 点数を決める → オッズを見る → 金額を配分する。

これが、実際に馬券を買い続ける中で固まった私の買い方。

難しいことはしていないし、この順番なら、競馬初心者でもそのまま実践することができる。

適した買い方、やり方を知っているのと、知らないので、競馬予想の勝率は雲泥の差。

この記事では、私が実際に使っている買い方をもとに、各券種の選び方から点数、オッズ、資金配分まで具体的に”わかりやすく”まとめているので、是非、最後まで御覧ください。

馬券の上手な買い方は「当てる」より利益を残すこと

馬券の上手な買い方に必要な基本的な考え方についての紹介

何よりも『勝つ』を意識する。

回収率が100%を超えること、を大前提として考えてほしい。

「いやいや、当てることが大事だろww」

という声も聞こえそうだが、5,000円使って4,000円戻ってきても、収支はマイナス1,000円。

どれだけ的中率が高く安定していても、回収率が100%を超えていなければ、それはただの負けでしかなく、何もプラスに繋がらない。

私は競馬を楽しむための話をしている訳ではない。

競馬で勝つための話をしている。

なので、「まずは馬券を当てること」を意識しているなら、その考えは消去。

これが、馬券を上手に買うための基本だ。

ちなみに、この考え方は、実際に競馬で勝っている人にも共通している。

レース選びや期待値、資金管理まで含めて、勝ってる人が何を基準に馬券を買っているのかは、競馬で勝ってる人の買い方でも詳しくまとめているので、こちらも合わせて確認してみてほしい。

そして、ここから先は、さらに具体的な話し。

自分の予想を、どの券種でどう買えば利益が残る馬券になるのか。

各券種ごとの上手な買い方を紹介していく。

【券種別】予想に合った馬券の上手な買い方

馬券には、それぞれ向き不向きがある。

ただ、好き嫌いで使う券種を決めるのではなく、そのレースの予想に最も合った買い方を選ぶのが大事。

「3連単なら当たればデカい」で外れるより、「このレースなら複勝」と判断して利益を残す。

まずは、この考え方を定着させること。

とはいえ、どの券種を選べばいいのか迷う場面もあるし、できることなら自分の好きな券種、得意な券種で勝負したい人もいると思う。

だからこそ、どんな場面でも自分で判断できるように、単勝・複勝・ワイド・馬連・馬単・3連複・3連単、それぞれの上手な買い方を具体的に紹介していく。

単勝はこの馬が勝つ!と決められる時に使う

単勝を選択する場面はシンプルに2つ。

1つは「この馬が勝つ」と判断できた時。

もう1つは、人気馬に死角があり「代わりに勝ち切る可能性のある伏兵」を狙う時だ。

人気があるから買うのではなく、近走の内容や相手関係、コース適性、騎手などを見た上で、他の馬より勝つ可能性が高いと判断できることが、単勝で勝負する際の条件になる。

実際に単勝を買う時は、以下をひとつの判断基準にしている。

判断項目 私の基準
レース 勝ち馬候補を絞れる、または
人気馬に明確な不安がある
馬の選び方 近走・相手関係・コース適性・騎手などから
1着まで評価できる馬
買う馬 基本1頭、増やしても2頭程度
相手が読めない 単勝向き
相手まで読める 馬単・3連単も検討
オッズ・資金の基準
オッズ 3倍前後〜をひとつの目安にする
期待値 自分が考える勝率に対して
オッズが見合っているか確認する
狙う利益 1万円前後〜をひとつの目安にする
単勝3倍 5,000円購入で
利益10,000円
単勝4倍 約3,400円購入で
利益約10,000円
単勝5倍 2,500円購入で
利益10,000円
条件が合わない 購入額を調整、券種変更、
または見送り

単勝の一番強いところは、勝ち馬は決められるが、相手が難しい時にしっかり機能すること。

こういったレースで、無理に馬単や3連単まで広げる必要は一切ない。

反対に、1着だけでなく2着、3着候補まである程度読めているなら、単勝だけではなく馬単や3連単まで検討する。

単勝をあまり買ったことがない人ほど、実践してみるとめちゃくちゃハマるので、かなりおすすめ。

オッズは3倍前後以上をひとつの目安にしているが、これは絶対ではない。

そのオッズに対して、自分が考える勝つ可能性が上回っているかどうか。

例えば、単勝3倍なら、損益分岐になる勝率は約33%。

自分の予想では40%くらい勝つと思っているのに3倍付いているなら、単勝で狙う価値は出てくる。

逆に、1.5倍や2倍しか付かない馬を「当たりそうだから」という理由だけで買っても、リスクとリターンのバランスは非常に悪いため、その場合は、相手まで予想して券種を変えるか、条件が合わなければ見送る。

人気馬が飛びそうな時も同じ。

その代わりに勝てる根拠のある馬がいて、その評価に対してオッズまで付いている。

そこまで揃って、初めて単勝で狙える。

つまり、単勝は配当が低いから安全な馬券でも、当てやすい馬券でもなく、

自分の狙いに自信がある時に重宝する、非常に使いやすい買い方だ。

複勝は馬券内が堅い時に使う

複勝は「当たりそう」ではなく「この馬はかなり崩れにくい」と判断できるかどうか。

配当が低い分、ある程度の金額を入れなければ利益は残らないので、馬券内への自信がどれだけあるかが重要になる。

私の場合、複勝で買うのは基本1頭のみ。

2頭、3頭と買いたくなる時点で、複勝で勝負するほど予想を絞れていないと考えている。

実際に複勝を買う時の判断基準は以下の通り。

判断項目 私の基準
レース 馬券内ならかなり堅いと
思える馬がいる
馬の選び方 近走・相手関係・コース適性などから
大崩れする可能性が低い馬
買う馬 1頭のみ
1着まで自信がある 単勝・馬単も検討
オッズ・資金の基準
オッズ 1.5倍前後〜を
最低ラインに考える
期待値 馬券内に来る確率と
オッズが見合っているか確認する
購入金額 狙う利益から逆算。
5,000〜10,000円前後を基本に調整
複勝1.5倍 20,000円購入で
利益10,000円
複勝2.0倍 10,000円購入で
利益10,000円
複勝2.5倍 約6,700円購入で
利益約10,000円
利益が足りない 購入額を上げる、別券種へ変更、
または見送り

例えば、複勝1.5倍なら、損益分岐となる的中率は約66.7%。

数字だけ見れば、それ以上の確率で馬券内に来ると判断できれば期待値はプラスになるが、私は70%、80%くらいの自信で複勝を買うことはほとんどない。

理由は、オッズが低いほど1回のハズレが重いから。

複勝1.5倍を5,000円で買っても利益は2,500円。

10,000円でも利益は5,000円しか残らないし、仮に、1万円程度の利益を狙うなら、1.5倍だと20,000円も購入する必要がある。

その金額を入れてもいいと思えるほど馬券内に自信があるのか。

ここまで考えて初めて、複勝を買うかどうかを決める。

逆に、1着まで十分狙えるなら単勝。

軸だけでなく相手まで見えているなら、馬連や3連複に変えた方が、少ない投資で大きな利益を狙える場合もある。

つまり、複勝は「簡単に当てるため」の馬券ではなく、

「勝つまでは分からない。でも馬券内ならかなり堅い」という予想に、まとまった資金を入れて利益を取る時に使う買い方となる。

ちなみに、複勝だけで利益を残す考え方や、実際の買い方は、複勝で勝ってる人の買い方の記事でも詳しくまとめているので、あまりイメージできていない人は、合わせて確認すると精度はグッと上がるはずだ。

ワイドは着順が読みづらい時に使う

ワイドで特に重要なのは、オッズだけではなく、点数まで含めて利益を考えること。

「自信がないからワイド」ではなく、

馬券に絡む自信はあるが、1着、2着の順番まで決めきれないからワイドを使う。

私の場合、買い方は3頭BOX、または1頭軸から相手2頭程度までが基本。

4頭、5頭と広げなければ当たるイメージが持てないなら、そもそもワイドで買うレースではないと考えている。

実際にワイドを買う時の判断基準は以下の通り。

判断項目 私の基準
レース 馬券内候補を
2〜3頭程度まで絞れる
馬の選び方 3着以内への信頼は高いが
着順までは決めきれない馬
買い方 3頭BOX、または
1頭軸から相手2頭程度
点数 基本2〜3点まで
着順まで読める 馬連・馬単も検討
オッズ・資金の基準
オッズ 3倍前後〜をひとつの目安にする
期待値 各組み合わせの的中確率に対して
オッズが見合っているか確認する
購入金額 総投資5,000〜10,000円前後を
基本に点数で配分
2点買い・4倍 各5,000円なら総投資10,000円。
1点的中で利益10,000円
3点買い・6倍 各3,400円なら総投資10,200円。
1点的中で利益約10,200円
利益が残らない 点数を減らす、購入額を調整、
別券種へ変更、または見送り

例えば3点×各3,400円で買うと、総投資は10,200円。

的中した1点が3倍なら払戻も10,200円なので、当たっても利益は0円。

一方、同じ3点買いでも6倍なら払戻は20,400円となり、約10,200円の利益が残る。

※いずれも1点だけ的中した場合。

つまり、「3倍ついてるから買える」ではなく、そのオッズで何点買ったら最終的にいくら残るのかまで見る必要がある。

ワイドは購入前のオッズに幅があるため、私は基本的に表示されている下限側で利益が残るかを確認する。

人気馬同士でも、馬券内への信頼が高く、下限オッズで計算しても十分な利益が残るなら普通に買う。

逆に、穴馬を増やして「どれか来ればいい」と広げることはしない。

もっと着順まで読めるなら馬連や馬単へ変えるし、点数を増やさなければ成立しないなら見送る。

これがワイドの賢い使い方だ。

ワイドを中心に勝つための考え方や買い目の組み方は、競馬のワイド必勝法でも詳しくまとめているので、普段からワイドで馬券を購入しない方など、使い方を深く理解したい方は、こちらもご覧いただきたい。

馬連は連対する馬が絞れる気に使う

馬連で重要なのは、点数を減らすこと自体を目的にしないこと。

私の場合、BOXなら3頭まで。

1頭軸の流しなら、根拠のある相手を無理に削らない。

4頭、5頭とBOXを広げるくらいなら、そもそも1・2着候補を絞れていないので、その際は他の券種で勝負するようにしている。

実際に馬連を買う時の判断基準は以下の通り。

判断項目 私の基準
レース 1・2着候補をある程度絞れる
馬の選び方 軸馬への信頼があり、相手候補も
2〜3頭程度まで見えている
買い方 1頭軸流し、または3頭BOX
点数 基本2〜3点程度
1着まで決められる 馬単も検討
馬券内までしか読めない ワイドも検討
オッズ・資金の基準
オッズ 10倍前後〜をひとつの目安にする
期待値 各組み合わせの的中確率に対して
オッズが見合っているか確認する
購入金額 総投資5,000〜10,000円前後を
基本に点数で配分
2点買い・10倍 各1,300円なら総投資2,600円。
1点的中で利益10,400円
3点買い・12倍 各1,200円なら総投資3,600円。
1点的中で利益10,800円
利益が足りない 購入額を調整、馬単などへ変更、
または見送り

レースが終わってから、

「買っておけばよかった」

を避けるために、買い目の点数を減らすのではなく、必要な相手は残して1点あたりの金額を調整する。

そして、「一応来るかもしれない」「人気だから念のため」程度の競走馬を足さない。

ここは点数より優先している。

オッズは10倍前後以上をひとつの目安にしているが、ワイドと同じく、点数まで含めて利益を見る。

「馬単は配当が高いから怖い」と馬連に下げるのではなく、自分の予想がどこまで固まっているかで決める。

つまり馬連は、

「1・2着候補は絞れた。でも、どちらが先に来るかまでは分からない」

という予想の際に使う買い方だ。

馬連BOXを使う具体的な頭数や組み方は、馬連BOXが最強の記事でも詳しくまとめているので、今回の買い方と合わせて確認しておいてほしい。

馬単は本命と対抗に自信がある時に使う

良くある「馬連より配当が高いから馬単」みたいな考え方は、単純な勘違い。

馬単は、1着を決められること。

そして、相手も「ここまで」と、ある程度絞れていること。

ここまで予想できて、初めて馬単が使いやすくなる。

私の場合は、基本1頭を頭に固定し、相手も2〜3頭程度まで。

1着候補が複数残っていたり、相手を広く流さなければ成立しないなら、馬連や他の券種で勝負する。

実際に馬単を買う時の判断基準は以下の通り。

判断項目 私の基準
レース 1着馬を決められ、
2着候補もある程度絞れる
馬の選び方 勝ち切る根拠がある軸馬+
2着候補を2〜3頭程度
買い方 1頭を1着固定して相手へ流す
点数 基本2〜3点程度。
広げても6点以内を目安
相手が絞れない 買い目が広がるため
馬連・単勝などを検討
1着を決められない 馬連を検討
3着候補まで読める 3連単も検討
オッズ・資金の基準
オッズ 15倍前後〜をひとつの目安にする
期待値 「1着→2着」の組み合わせが成立する確率と
オッズが見合っているか確認する
購入金額 総投資5,000〜10,000円前後を
基本に点数で配分
2点買い・15倍 各800円なら総投資1,600円。
1点的中で利益10,400円
3点買い・15倍 各900円なら総投資2,700円。
1点的中で利益10,800円
利益が足りない 購入額を調整、3連単などへ変更、
または見送り

馬単は、配当だけ見れば魅力的に見えやすいが、非常に難しい馬券の1つ。

1着を固定できても相手を絞れないと、その分だけ点数は増えるし、表裏まで手を出すと買い目は広がり、馬単を選んだ意味がどんどん薄くなる。

だから、

1着を決められるか。その相手まである程度絞れるか。

この2つをセットで考える事が重要。

必要な相手を無理に削る必要はないが、「人気だから」「来たら嫌だから」で相手を増やすのも違う。

相手が広がりすぎるなら、単勝で1着だけを狙うか、順番に自信がないなら馬連へ変える。

これが馬単の上手な使い方。

私は基本的に1着固定で馬単を使うことが多いが、BOXで組む買い方を知っておきたい人は、馬単BOXが最強の記事でも詳しくまとめているので、選択肢を増やすためにも合わせて確認しておこう。

3連複は軸と馬券内候補を絞れる時に使う

3連複で重要なのは「荒れる想定」で選ばないこと。

高配当を狙うために無理やり穴馬を入れる券種ではなく、馬券内に来る可能性が高い軸、または中心となる馬がいて、3着以内の候補をある程度絞れている予想と相性が良い券種。

1着、2着、3着の順番までは決めきれない。

でも、3着以内に入る馬には自信がある。

そんな予想の時に、初めて3連複が選択肢に入る。

実際に3連複を買う時の判断基準は以下の通り。

判断項目 私の基準
レース 馬券内に来る軸や
中心馬を決められる
馬の選び方 3着以内への信頼が高い馬+
馬券内候補をある程度絞れる
買い方 1頭軸流し、または
最大5頭程度のBOX
点数 必要な相手は残しつつ、
30点以内を基本に考える
着順まで読める 3連単も検討
馬券内候補を絞れない 他券種への変更または見送り
オッズ・資金の基準
オッズ 30倍前後〜をひとつの目安にする
期待値 必要な馬を選んだ結果として
総投資額に対して十分な利益が残るか確認する
購入金額 総投資5,000〜10,000円前後を
基本に点数で配分
6点買い・30倍 各500円なら総投資3,000円。
1点的中で利益12,000円
10点買い・30倍 各500円なら総投資5,000円。
1点的中で利益10,000円
利益が足りない 購入額を調整、3連単などへ変更、
または見送り

気を付けたいのは、欲しい配当から逆算して穴馬を足さないこと。

「30倍欲しいからこの人気薄も入れておこう」ではなく、

自分の予想から必要な馬を選んだ結果、30倍前後以上のオッズがあり、総投資額を差し引いても十分な利益が残るかを確認する。

例えば5頭BOXなら10点。

各500円で総投資5,000円、的中した組み合わせが30倍なら払戻15,000円となり、利益は10,000円残る。

これなら私の基準では十分勝負できる。

逆に、人気馬だけで組んだ結果、当たってもほとんど利益が残らないなら、無理に3連複を買う必要はないし、6頭、7頭と広げなければ成立しないなら、3連複で勝負するレースではないということ。

「馬券内は読める。でも着順までは決められない」

そんな状況の時に、フォーメーションか1頭軸で流す、又は、最大でも5頭程度のBOXで組む。

これが3連複の上手な使い方だ。

3連複フォーメーションの具体的な組み方は、3連複フォーメーションの買い方と選び方の記事でも詳しくまとめているので、勝負する前に目を通し、3連複への理解を深めておこう。

3連単は本当に条件が揃った時だけ使う

3連単で一番重要なのは、使うレースをしっかり選ぶこと。

1着を決められる。2着候補も絞れる。

3着候補まで見えている。買い目も広がりすぎない。

ここまで条件が揃って、初めて3連単が選択肢になる。

競馬新聞やメディアで3連単の予想を当たり前のように見かけるが、冷静に考えて簡単に当たるはずがない。

みんなが思っているよりも三連単は難しく、言い方は悪いが、毎回当てる前提で買う券種ではない。

ただし、条件さえしっかり揃っていれば、話は別。

少ない点数でも大きな払戻に期待ができるし、精度の高い予想を大きな利益に変えられるのが、3連単にしかない強さでもある。

だからこそ、使う場面はシビアに選ぶ。

実際に3連単を買う時の判断基準は以下の通り。

判断項目 私の基準
レース 1着を決められ、2着・3着候補まで
ある程度絞れる
馬の選び方 能力・近走・相手関係・展開まで含めて
着順を想定できる馬
買い方 フォーメーションを基本に組む
1着候補 基本1頭。増やしても2頭程度まで
点数 必要な買い目を残しつつ、
30点以内を基本に考える
使う場面 条件が揃ったレースだけ。
無理に使わない
使わない場面 外れを恐れて
買い目を広げたくなる時
着順を決めきれない 3連複を検討
オッズ・資金の基準
オッズ 50倍前後〜をひとつの目安にする
期待値 想定した着順が成立する確率と
点数を含めた最終利益が見合っているか確認する
購入金額 総投資5,000〜10,000円前後を基本に
本線と抑えで配分
12点買い・50倍 各500円なら総投資6,000円。
1点的中で利益19,000円
20点買い・50倍 各400円なら総投資8,000円。
1点的中で利益12,000円
利益が足りない 購入額を調整、3連複などへ変更、
または見送り

3連単で負ける人に良くあるのが、外れると買い方を崩すこと。

外れが続くと「次こそ当てたい」に考え方が変わり、1着候補を増やす。

2着、3着を広げ、切る予定だった馬まで追加する。

これが完全に悪手。

当てるために買い目を広げ始めた時点で、3連単である必要は一切なし。

だから、外れることを受け入れられず、当たらないと冷静さを保てない人に3連単はおすすめできない。

オッズの考え方も同じ。

「50倍欲しいから穴馬を3着に入れる」のではなく、自分が予想した着順に50倍付いているかを見る。

配当から買い目を作るのではなく、予想した結果に配当が付いてくるのが理想。

1着候補が増える、着順を決めきれない、点数が広がりすぎる。

そんな時は無理に3連単を買わず、3連複や他の券種に変える。

3連単を使うために予想を広げるのではなく、予想した結果が3連単に向いていた時だけ使う。

これが3連単の上手な買い方だ。

【実践編】勝負するレースとしないレースの選び方

馬券の上手な買い方を実践するために必要な勝負するべきレースと、その結果がわかる画像

券種ごとの上手な買い方を紹介してきたが、

どのレースで勝負すれば良いかわからなければ何の意味も持たない。

ということで、ある意味ここからが本番。

馬券の上手な使い方を「初心者」でも実践できるように、勝負するべきレースと判断基準をまとめた。

判断項目 勝負するレース 勝負しないレース
軸馬 中心にしたい馬を
明確に決められる
どの馬が勝つのか
全く絞れない
相手候補 ある程度まで絞れる 有力候補が
何頭も残る
人気馬 信頼する、または飛ぶと
判断する根拠がある
人気馬の評価すら
決めきれない
券種 予想から使う券種を
明確に決められる
何を買えばいいのか迷う
点数 必要な買い目だけで組める 買い目を広げなければ
成立しない
オッズ 総投資額に対して
十分な利益が残る
当たってもほとんど
利益が残らない
期待値 的中する可能性と
配当が見合っている
「当たりそう」だけで
買おうとしている
レース条件 自分が判断できる
材料が揃っている
情報が少ない、馬場など
不確定要素が多い

大事なのは、「当たりそうなレース」を探すことではなく、

「この予想で、この券種で、この点数なら利益が残る」まで見えるレースを選ぶこと。

G1だから買う。

メインレースだから買う。

一般競走だから避ける。

みたいな考え方は完全にNG。

どんな条件、どんなレースであれ、軸が決まる。相手が絞れる。予想に合う券種がある。

オッズを見ても利益が残る。

ここまで揃っているなら、勝負する。

これを徹底すること。

実際に私が馬券を買うまでの流れもシンプル。

  1.  勝負できそうなレースを選ぶ
  2.  軸と相手を予想する
  3.  予想に合った券種を選ぶ(今回のメイン)
  4.  必要な点数を組む
  5.  オッズを見る
  6. 購入金額を決める
  7.  利益が残るなら買う

例えば、軸も相手も完璧に見えていても、オッズが低く、当たってもほとんど利益が残らないなら買わなくていいし、逆にオッズが魅力的でも、予想が固まっていないなら買わない。

途中で条件が合わなくなれば、その時点で見送る。

予想だけでもダメ。配当だけでもダメ。

馬券の上手な買い方は、予想から始まるわけではなく、

「このレースは買う。このレースは買わない」を決めるところからスタートしている。

これを、今一度意識して、競馬予想の基本的な考え方に取り入れてもらうのがベストだ。

実際にこの買い方で勝負したレース|2026年8月30日 新潟8R

ここまで紹介してきた買い方を、実際の馬券に当てはめるとどうなるのか。

私が実際に勝負した2026年8月30日の新潟記念が、その一例として分かりやすい。

出走表がこちら。

馬券の上手な買い方を実践し、その買い方どおりに購入し的中したレース2026年8月30日の新潟記念の出走表

このレースで最も高く評価していたのは⑤ゾロアストロ。

メンバー的にも、素質的にも地力は明らかに上位。

前走は敗れていたが、能力そのものではなく展開やコースの影響が大きいと判断し、今回の条件なら巻き返せると考え、中心に置いた。

相手として残したのが、③ロデオドライブと⑧ダノンシーマの2頭。

ここまでは通常の競馬予想と同じだが、問題は、ここからどう馬券にするか。

私の脳内はこんな感じ。

  • ⑤を最も高く評価している
  • 1・2着候補も③⑤⑧まで絞れている
  • ただし、③⑧にも1着の可能性を考えていた

そのため、ワイドや3連複ほど着順をぼかす必要はなく、⑤の1着固定で③⑧の頭を切るのも違うと判断。

3頭それぞれに1着の可能性を残しながら、着順まで取りにいける馬単BOXを選択し、

③⑤⑧の馬単BOX6点→各500円の計3,000円。

⑤⑧の馬単BOX2点→各800円の計1,600円。

の合計4,600円で勝負。

ここまで広げても、オッズと購入金額を考えれば十分に利益を狙える。

「点数を減らすために必要な買い目を切らない」という、ここまで紹介してきた考え方に合わせたやり方だ。

その時の実際の結果がこちら。

馬券の上手な買い方を実践し、その買い方どおりに購入し的中したレース2026年8月30日の新潟記念のPATの購入画像

⑤ゾロアストロ→③ロデオドライブで的中し、17.7倍×500円=8,850円の払戻を獲得。

合計4,600円の馬券代を差し引いた4,250円の利益となった。

このレースも、最初から「馬単を買う」と決めていたわけではない。

勝負するレースを選ぶ → 馬を絞る → 予想に合う券種を選ぶ → 必要な買い目を残す → オッズを見る → 購入金額を決める。

ここまで紹介してきた順番で考えた結果、馬単のBOXになり、あれもこれもをしなかっただけ。

馬券の上手な買い方は、買いたい券種から考えるのではなく、予想した結果をどう利益が残る馬券に変えるか、が重要なこともわかってもらえるだろう。

競馬予想サイトを使うのも1つの手段

ここまで紹介してきた通り、馬券を上手に買うには、レース選び・馬選び・券種・点数・オッズまで考える必要がある。

これを毎回すべて自分で判断するのは簡単ではないし、時間もかかる。

「これ、どうにかならないかな」

と考えた結果、私は自分で勝負するレースと、競馬予想サイトの買い目を活用するレースを分けるようにした。

中でも以下の2サイトは使い勝手が良く、丸乗りしても稼げるし、買い目を参考に組み立てて、万馬券を当てることもできるくらい優秀だ。

※表は右スクロール可能。

サイト名 利益 1Rあたりの払戻金 的中率 回収率 予想のスタイル 戦績
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とことん自分で予想したい人は、ここまで紹介してきた買い方をそのまま実践すればいい。

でも、

  • レース選びから全部考える時間がない
  • 自分以外の予想も材料にしたい
  • 一から買い目を組むのがまだ難しい

という人は、予想サイトに思いっきり頼るのもアリ。

結局のところ、自分で予想する場合も、他人の予想を使う場合も求められる結果は同じで、最終的に利益が残るかどうか、でしかない。

だったら使えるものは使っておく、これが私の結論。

どちらのサイトも登録は無料。

とりあえず無料予想を見るだけでも、そのサイトが自分の買い方に合うかはある程度判断できるので、1つの選択肢として考え、今スグにでも有効活用してほしい。

馬券の上手な買い方まとめ

競馬の馬券の上手な買い方の正体は、当てることではなく勝つこと。

そのために勝負するレースを選び、自分の予想に合わせて券種を決める。

最後に、各券種の使い分けをおさらいしておこう。

券種 向いている予想 オッズ目安 基本の買い方
単勝 勝ち馬を1頭に
決められる
3倍前後〜 基本1点
複勝 勝ち切るかは不明でも
馬券内ならかなり堅い
1.5倍前後〜 1頭のみ
ワイド 馬券内候補は絞れるが
着順までは読めない
3倍前後〜 3頭BOXまたは
1頭軸から相手2頭程度
馬連 1・2着候補は絞れるが
順番までは読めない
10倍前後〜 1頭軸流しまたは
3頭BOX
馬単 1着を決められ
相手もある程度絞れる
15倍前後〜 1着固定から
相手2〜3頭程度
3連複 馬券内候補は読めるが
1〜3着の順番は読めない
30倍前後〜 1頭軸流しまたは
最大5頭程度のBOX
3連単 1着を決められ
2着・3着候補まで絞れる
50倍前後〜 フォーメーション

予想する → 券種を選ぶ → 点数を決める → オッズを見る → 購入金額を決める。

この順番で考え、最終的に利益が残るかを確認する。

何回当てたかではなく、最後にいくら残ったかで考える。

回収率の計算や、長期的に100%を超えるための考え方は、競馬で回収率100%を超える方法でも詳しくまとめている。

これが、馬券を上手に買うための基本になるので、次に馬券を買うその瞬間からガチ競馬の基準を参考に「この予想なら何をどう買えば利益が残るか」を意識して勝負してみてほしい。

馬券の上手な買い方とは?初心者でも実践できる券種選びと買い方を解説!の口コミ

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