競馬で回収率100%を超える買い方|見るべきは金額より倍率だ!

日曜の夜、今日は2レース的中させたのに、残高は減っている。

そういう週が続いているなら、原因は予想の腕ではない。

「点数の組み方・見積もりが甘い」点にあると言っていい。

30年以上この世界を見てきたが、回収率で行き詰まっている人の大半は、当たったときにいくら残るかは考えている。

だが、それを1年続けたら何%になるかは計算していない。

この記事では必勝法も精神論も書かない。

狙う倍率の決め方、最適な買い目の点数の決め方など、全て実践できるレベルでお伝えする。

読み終える頃には、競馬で回収率100%を超えることは夢ではなくなっているはずだ。

執筆者:川田 正和
競馬歴30年以上。大学在学中よりデータ分析を用いた競馬研究を開始し、卒業後はスポーツ紙や専門誌への寄稿を多数行う。過去に予想屋としても活動していて、重賞を含む数多くのレースで万馬券を当ててきた。これら経験と知識をもとに、競馬に関する有益な情報発信、そして競馬予想サイトの健全性を見極める専門家として活動を展開している。

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回収率は「利益額」ではなく「倍率」で決まる

競馬で回収率100%を超えるために必要な考え方は非常にシンプルだ。

「当たったときに何倍戻ってくるか」×「どれくらいの確率で当てられるか」。

これを式にすると。

【回収倍率 × 的中率 ≧ 1】

たとえば、当たったときに投資額の5倍が戻ってくるなら、5回に1回当てればいい。

5倍 × 20% = 1

これで回収率100%だ。

当たったときに購入額の何倍になるか。

それを何回に1回当てられるか。この2つが噛み合えば回収率は100%を超えるし、噛み合わなければ超えない。

ところが多くの人は、この2つではなく「いくら儲かるか」で馬券を組んでいる。

「1万円の利益」を狙うと、回収率は導き出せない

よくある考え方がこれだ。

単勝3倍の馬で1万円勝ちたいから、5,000円買う。

ワイド4倍の馬券で1万円勝ちたいから、2点に各5,000円で1万円を投じる。

どちらも当たれば1万円の利益になる。目標は達成できている。

だが、この2つを倍率で見ると、まったく違うものになるのだ。

  単勝3倍 ワイド2点4倍
購入額 5,000円 10,000円
払戻 15,000円 20,000円
利益 10,000円 10,000円
回収倍率 3倍 2倍
必要な的中率 約33% 約50%

同じ「利益1万円」でも、片方は3回に1回、もう片方は2回に1回当てないと成り立たない。

管理人

利益額を先に決めると、オッズが低いレースほど購入額が膨らむ。
回収率で見れば、これは逆だ。倍率が低い馬券ほど、投じる金額は小さくなければならない。

1レース単位で利益を狙うこと自体は間違っていないが、、それを積み重ねたときに回収率がどこへ着地するかまで見極めるのは困難だ。

回収率100%は「儲け」ではない

ここから読み進めてもらう前に、ひとつ正直に書いておきたい。

回収率100%は損益分岐点であって、儲けではない。

手元に残る額は、次の式で決まる。

【年間利益 = 年間購入額 × (回収率 − 100%)】

月2万円、年間24万円を馬券に使う人が回収率110%を達成したとする。

それでも残るのは、1年かけて2万4,000円だ。

管理人

だからこそ、回収率は「儲けの指標」ではなく、「自分の買い方が正しいか確認するための指標」として使うくらいが丁度いい。

体重計に毎日乗る人は、数字そのものが目的ではない。

食事や運動が正しい方向に向かっているかを確かめるために乗る。回収率もそれと同じだ。

先月120%だった、先週は60%だった、という短期の上下に意味はない。

「自分の買い方は、続ければプラスへ向かう買い方か」という問いだけだ。確認するだけだ。

なぜ競馬の回収率は100%を超えないのか

そもそも、競馬で回収率が100%を超えにくい原因は大きく2つしかない。

1つは、馬券を買った時点で売上の一部が差し引かれること。

もう1つは、的中しても払戻金が投資額を下回る「トリガミ」になる買い方をしていることだ。

まずは、この2つがどう回収率を下げているのかを見ていこう。

管理人

この段階で自分の回収率を具体的に把握できていない方は算出しておいてくれ。

回収率の計算式はこうだ。

【回収率(%)= 払戻金額 ÷ 購入金額 × 100】

競馬全体の平均は、おおむね75〜80%前後とされるているぞ。

理由①馬券を購入した時点で20〜27.5%が引かれている

馬券は、買った時点ですでに目減りしている。

売上の一部がJRAの取り分として差し引かれる仕組みになっており、これを控除率という。

その残りが払戻金の原資になる。

そして重要なのは、この控除率が券種によって違うという点だ。

券種・投票方法 控除率 手元に残る割合
単勝・複勝 最も低い 約80%
枠連・馬連・ワイド 中間 約77.5%
馬単・3連複 やや高い 約75%
3連単・WIN5 最も高い 約72.5%

※控除率は改定されることがある。最新の数値はJRA公式サイトで確認してほしい。

つまり、100人が1万円ずつ出し合っても、戻ってくる総額は72万〜80万円しかない。

全員が平均的に買えば、全員が負ける。これが競馬のリアルだ。

ここから読み取れることは2つある。

  1. 予想が上手いか下手か以前に、全員が2〜3割のハンデを背負っている
  2. 3連単は単勝より7%以上不利なところからスタートしている

「3連単ばかり買っているが勝てない」という相談を受けることは多い。

予想以前に、最も条件の悪い条件を選んでいないか確認してみよう。

理由②当たっても購入額を下回る買い目を混ぜている

もうひとつが、いわゆるトリガミだ。

3連複を24点、各100円で買ったとする。購入額2,400円。

的中して、配当は23.0倍。払戻2,300円。当たったのに、マイナス100円。

理屈は単純で、買い目の点数が、当たった組み合わせのオッズを上回っているからだ。

24点買って23倍が当たれば、計算するまでもなく負ける。

つまり、レースが始まる前から結果は決まっていた。

ここで見るべきは総点数ではない。

買い目の中で最も配当が安い組み合わせだ。

そこが点数を下回っているなら、その1点はレース前から負けている。

この2つは、どちらも予想の精度とは関係がない。

控除率は当てても引かれるし、点数の問題は当たってから表に出る。

そのため、予想を磨く前にやることがある。

それを次章でご説明しよう。

回収率100%を超える買い方は3ステップで可能

冒頭で、回収率100%を超える条件はひとつの掛け算だと書いた。

【回収倍率 × 的中率 ≧ 1】

ここからは、この2つを自分の馬券に落とし込む手順を示す。

簡単なので、初心者も気負わず付いてきて欲しい。

STEP1|回収倍率を考えよう

まず、言葉の定義から。回収倍率は、そのレースに使った金額に対して払戻が何倍だったかを指す。

【回収倍率 = 払戻金 ÷ そのレースの購入総額】

ここで一番間違えやすいのが、オッズと混同すること。

単勝1点ならオッズと回収倍率は同じになる。だが多点買いでは別物だ。

3連複を12点買って、オッズ30.0倍が当たったとする。

購入1,200円に対して払戻3,000円。

3000÷1200で回収倍率は2.5倍だ。

「30倍を当てた」のは凄い。だが手元では2.5倍にしかなっていない。

つまり見るべきはオッズではなく、そのレースで自分の金が何倍になったかのほうというわけだ。

STEP2|必要な的中率を、回収倍率を元に出す

回収倍率が分かれば、必要な的中率は割り算1回で出る。

【必要な的中率(%) = 100 ÷ 回収倍率】

狙う平均配当 必要な的中率 何回に1回 現実感
2倍 50% 2回に1回 1番人気の勝率は約3割
5倍 20% 5回に1回 最も現実的なライン
10倍 10% 10回に1回 連敗を織り込めば狙える
30倍 約3.3% 30回に1回 資金が続かない
100倍 1% 100回に1回 現実的ではない

平均が2.5倍だったなら、必要的中率は40%。

3連複を10回買って4回当てろ、という計算になる。届くわけがない。

腕の問題ではない。無理な設計で戦っていただけだ。

現実的に狙うべきは、5〜10倍のゾーン。必要的中率10〜20%なら、予想精度で届く範囲に入る。

多くの人は「もっと当てなければ」と考える。

だが必要なのは、当てる回数を増やすことではなく、当てなくていい範囲を選ぶことだ。

STEP3|買える点数を出す

狙う倍率が決まれば、点数は計算で出る。

【買える点数 = 想定オッズ ÷ 目標回収倍率】

想定オッズとは・・・ 買い目の中で最も配当が安い組み合わせのオッズ。

高いほうで計算すると、安い目が当たったときに目標を割る。

どれが当たっても下回らない点数を出すために、最低値を使う。

例として、以下に各目標倍率と想定オッズごとの購入可能点数をまとめた。

想定オッズ 3倍を狙う 5倍を狙う 10倍を狙う
5倍 1点 1点 買えない
10倍 3点 2点 1点
15倍 5点 3点 1点
20倍 6点 4点 2点
30倍 10点 6点 3点
50倍 16点 10点 5点
75倍 25点 15点 7点
100倍 33点 20点 10点
150倍 50点 30点 15点
200倍 66点 40点 20点

※ 端数は切り捨てる。表にない数字は「想定オッズ ÷ 目標回収倍率」で計算すれば出る。

自分がどのあたりの行を見ればいいか分からない場合は、券種ごとのおおまかな目安も参考にしてくれ。

券種 想定オッズの目安
単勝・ワイド 5〜20倍
馬連・馬単 10〜50倍
3連複 30〜200倍
3連単 100倍以上

ワイドで10倍を狙うなら、そもそも想定オッズが足りない。

券種の選択自体が合っていない、ということが表から分かる。

3連複で最低オッズ50倍の買い目を組み、10倍を狙うなら5点まで。

単勝で10倍を狙うなら1点。券種が違っても、同じ式で出る。

「何点まで絞るべきか」に一律の答えはない。

そのレースのオッズと、自分が決めた目標で毎回変わる。

そして、計算した点数に買い目が収まらないレースもある。

そのときは買わない。それも立派な判断だ。

なお、券種ごとにどう買い目を組むか、どのレースで勝負してどのレースを見送るかは、別記事で詳しくまとめている。

ただし、そこに載っている点数はあくまで組み方の型なので、実際に何点買うかは、この記事の式で自分のレースに合わせて出してほしい。

>>馬券の上手な買い方とは?初心者でも実践できる券種選びと買い方を解説!

競馬で回収率100%を狙う買い方の実践例

競馬初心者の中には先程ご紹介した3ステップがピンときていない方もいるだろう。

そこで、ここで実際のレースを通して3ステップを実践してみたいと思う。

使うのは、2026年9月6日の阪神11R・セントウルステークス。16頭立て、芝1200mのレースだ。

260906セントウルS_出走表

出典:netkeiba

まずは、よくある買い方をしてみよう。

1番人気は③フリッカージャブ。単勝2.8倍だった。

「この馬なら大きく崩れなさそう」と考えて、フリッカージャブを軸に3連複を買うとする。

相手には人気上位から5頭を選ぶ。

  • ⑨ピューロマジック
  • ⑧ファストネットワーク
  • ⑤ダイヤモンドノット
  • ①ママコチャ
  • ⑪ヨシノイースター

軸1頭・相手5頭の3連複なので、買い目は10点。

1点100円なら、投資額は合計1,000円になる。

結果は・・・

260906セントウルS_結果

着順 馬名 人気 単勝
1着 フリッカージャブ 1番人気 2.8倍
2着 ピューロマジック 2番人気 4.6倍
3着 ママコチャ 5番人気 10.8倍

3頭とも買い目に入っている。

3連複は的中だ。配当は1,560円。

  • 購入額:1,000円
  • 払戻額:1,560円
  • 利益:+560円

当たってはいるが、三連複でプラ560円はおいしくない。

そこで、この買い方を前章のSTEP1で紹介した式に入れてみよう。

【回収倍率 = 1,560円 ÷ 1,000円 = 1.56倍】

では、この1.56倍という回収を繰り返して、長期的に回収率100%を目指すには、どれくらい当てる必要があるのか。

【100 ÷ 1.56 = 約64%】

3連複を、3回に2回当てろという計算になる。こんなのできる人はいない。

つまりこの10点買いは、当たったこのレースも含めて、続ければ必ず負ける設計だった。

では、同じ組み合わせを1点だけ買っていたらどうか。

  10点で買う 1点で買う
購入額 1,000円 100円
払戻 1,560円 1,560円
回収倍率 1.56倍 15.6倍
必要な的中率 約64% 約6.4%

違うのは、当てるまでに何円使ったかだけだ。

当たり前だが、10点買えば1,000円必要だが、1点なら100円。

そのため、同じ1,560円の払戻でも、10点買いなら1.56倍、1点買いなら15.6倍になる。

必要な的中率も、約64%から約6.4%まで下がる。

このレースは何点まで買えたのか

では実際には、何点なら成立したのか。

前章のSTEP3で出せる。

【買える点数 = 想定オッズ ÷ 目標回収倍率】

的中した組み合わせは15.6倍。

本来は買い目の中で最も安い組み合わせを使うが、これは3連複の2番人気にあたる組み合わせなので、実質的に下限に近い。

ということで、ここでは15.6倍で計算する。

すると・・・

  • 3倍を狙う → 15.6 ÷ 3 = 5.2 → 5点まで
  • 5倍を狙う → 15.6 ÷ 5 = 3.12 → 3点まで
  • 10倍を狙う → 15.6 ÷ 10 = 1.56 → 1点 

※端数は切り捨てる。買い目を1点増やすと、購入総額が増えるぶん回収倍率が下がるため。

※目標回収倍率は例

目標回収倍率 買える点数 必要な的中率
3倍 5点まで 約33%
5倍 3点まで 20%
10倍 1点 10%

実際に買われたのは10点。

最も緩い3倍狙いの上限5点すら、倍もオーバーしている。

ただし、誤解しないでほしい。

このレース単体で見れば、10点買いは成功だ。1,000円が1,560円になっている。負けてはいない。

問題は、これを50回、100回と続けたときだ。

回収倍率1.56倍の買い方で収支をプラスに持っていくには、3回に2回当て続けなければならない。3連複でそれは無理だろ。

つまりこの+560円は「勝った」のではなく、「まだ負けていない」だけということだ。

管理人

1レースの結果と、買い方が正しいかどうかは別の話になる。

冒頭で回収率を「自分の買い方が正しいか確認するための指標」として使うと言ったのは、こういう場面のためだ。

広げて当てても、回収率は上がらない。このレースが、それをそのまま示している。

ただ、1点や3点に絞るということは、外れる回数が増えるということでもある。

次の章では、その連敗とどう向き合うかを突き詰めていこう。

競馬で回収率100%を狙うと3回に1回は10連敗する

前章の最後に書いた通り、点数を絞れば外れる回数は増える。

【回収率100%を超える買い方は3ステップ】のステップ2で見せた通り、10倍を狙うなら必要な的中率は10%。

ここで多くの人が脱落する。

当たらない期間に耐えられず、買い方を元に戻してしまうのだ。

だが、連敗する確率はある程度計算で出せる。

連敗する確率は計算できる

式はこれだ。

【連敗が続く確率 = (1 − 的中率) を 連敗数だけ掛ける】

的中率10%なら、1回外れる確率は90%。

それが10回続く確率は、0.9を10回掛けた数になる。

0.9 を10回掛ける = 約0.35 → 35%

狙う的中率 5連敗 10連敗 20連敗
20%(5回に1回) 約33% 約11% 約1%
10%(10回に1回) 約59% 約35% 約12%
5%(20回に1回) 約77% 約60% 約36%

ご覧のように、的中率10%を狙う買い方なら、次の10レースが全部外れる確率は約35%。

3回に1回以上の頻度で起きる。

高い倍率を狙うというのは、当たらない時間を長く受け入れなければいけないということを心得ておこう。

必要な軍資金は連敗数から逆算する

連敗する確率が分かれば、必要な資金も出る。

まず、どこまでの連敗を見込むか。

目安はこうだ。

【想定する連敗数 = (100 ÷ 的中率) × 2】

的中率10%なら、10 × 2 で20連敗。

先ほどの表の通り、起きる確率は約12%。

8回に1回は通る道なので、備えておく必要がある。

ということで用意すべき軍資金を導き出そう。

そのためには以下の式を使おう。

【必要な軍資金 = 1レースの金額 × 想定連敗数 × 1.5】

1レース1,000円で的中率10%を狙うなら、1,000 × 20 × 1.5 で30,000円。

最後の1.5は、連敗を抜けてもすぐ当たるとは限らないための余裕分だ。

これが用意できないなら、やることは2つしかない。

  1. 1レースの金額を下げる
  2. 狙う倍率を下げて的中率を上げる

どちらかだ。

足りない分をどこかから持ってくる、という選択肢はない。

軍資金は、なくなっても生活が変わらない範囲で決めるものだと覚えておこう。

金額を動かすと回収率が測れなくなる

もうひとつ、金額について。

1レースあたりの購入額は固定してほしい。

1,000円のレースと5,000円のレースが混ざった数字からは、買い方が正しいかどうかを読み取れないからだ。

当たったレースがたまたま高額だっただけ、ということが起きる。

自信があるレースだけ厚く張るというのは、自信の度合いを正しく測れる人だけができることだ。

そして、連敗中にやってはいけないことが3つある。

  1. 金額を上げる
  2. 点数を増やす
  3. 買い方のルールを途中で変える

どれも焦りから出てくる行動だが、長期的に回収率100%超えを目指すなら控えてほしい。

連敗を織り込んだうえで馬券を買い続けている人が、実際にどんな買い方をしているのかは、別記事でまとめている。

具体的にどのようなレースでどのような券種で勝負するべきかをまとめているので、参考にしてくれ。

>>競馬で勝ってる人はどう買う?回収率100%超えの方法を解説!

あなたの回収率は何レースで信用できるか

ここまでの内容から、

どれだけ数えれば「この買い方は正しい」と言えるのか。

と疑問に持っている方は多いだろう。

先に答えを言うと、先月の回収率が130%でも、それはまだ実力ではない。

判定に必要なレース数は、的中率で決まる

当たる頻度が低い買い方ほど、結果が落ち着くまでに時間がかかる。

目安はこうだ。

狙う的中率 主に使う券種 判定に必要なレース数
30%前後 複勝・ワイド 200〜300レース
10〜20% 馬連・3連複 300〜500レース
5%以下 3連単・大穴狙い 1,000レース以上

※ あくまで目安。的中率が低いほど1回の的中が全体に与える影響が大きく、必要な回数は増える。

週に10レース買う人なら、300レースはおよそ7ヶ月分になる。

半年から1年かけて、ようやく自分の買い方が正しいかどうかが分かる。

長いと感じるかもしれない。

ただ、この期間を知らずに1ヶ月ごとに買い方を変えていると、どの買い方も検証されないまま終わる。

何年やっても回収率100%を超える正解の買い方にはたどり着けない。

適切に記録しよう

数百レースを数えるには、記録が要る。

少なくとも以下7項目は記録しておこう。

  1. 日付
  2. レース
  3. 券種
  4. 点数
  5. 想定オッズ
  6. 購入額
  7. 払戻額

「想定オッズ」がある理由は、【回収率100%を超える買い方は3ステップ】で紹介した計算を後からステップ1から検算するためだ。

想定より安い馬券ばかり買っていないか、これがあれば一目で分かる。

競馬で回収率100%を超える買い方まとめ

長い記事になったので、要点だけ整理しておく。

  1. 見るべきは金額ではなく倍率

    1レースでいくら残るかを追っても、回収率は設計できない。回収倍率 × 的中率 が1を超えるかどうかだけが効く。

  2. 点数は計算で決まる

    買える点数は「想定オッズ ÷ 目標回収倍率」。券種ごとに一律の答えはなく、そのレースのオッズと自分の目標で毎回変わる。

  3. 判定には数百レースかかる

    先月の数字は実力ではない。記録を残して、50レース単位で数える。

いきなり買い方を全部変える必要はない。

まず削るべきなのは、「消し切れないから」と残している人気サイドの1点だ。その1点が、買い目全体の回収倍率を下げている。

そこを削るだけなら、残りの買い目は変えなくていい。

そして、それで1回外れたとしても何も分からない。

判断するのは1レース後ではなく、記録が十分にたまったあとだ。

半年後に成績を見返したとき、その1点を削った意味が数字に出る。

とはいえ、万が一あながここまで読んで

「手っ取り早く勝てる買い方を真似したい」

「自分で計算するのは面倒」

と考えているのなら、以下の記事もあわせて読んで見て欲しい。

券種ごとの買い目の組み方と、勝負するレースの選び方
>>馬券の上手な買い方

実際に回収率100%を超えている人の買い方と習慣
>>競馬で勝ってる人の買い方

競馬で回収率100%を超える買い方|見るべきは金額より倍率だ!の口コミ

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