【新潟記念(G3) レース回顧】各馬の特徴が見えた、実りあるレース

今回の新潟記念は実力も均衡しており、
混戦の予感が漂うレースでした。

また、ハンデの幅もわずか5キロ以内となった事が、
余計に混戦を招いたのでしょう。

人気は大きく分かれ、
結果、上位人気が惨敗する結果となりましたね。

レースの明暗を分けたのはやはり、
午後から強まった雨脚でしょう。

予想以上にタフな馬場となった事が想像出来ます。

ただ、雨の影響を見越してか、
早目にポジションを取る馬が多かったので、
ペースは馬場状況のわりには早めとなりました。

そうなると、差し、追いこみの馬はキツくなり、
前に出てくる馬が有利な展開となります。

瞬発力がかき消される馬場の為、
ディープインパクト産駒には非常に厳しいレースとなったでしょう。

1着となったパッションダンスは、
新潟の馬場があっている馬ではありますが、
春の新潟大賞典では良い位置につけながら最後のキレがなく7着止まり。

今回の勝利要因は、新潟が大好物であるデムーロ騎手の
巧みなペース配分によるところが大きいでしょう。

最後は馬場の良い外に寄せてスパートをかけるあたりは、
さすがと言わざるを得ません。

2着に健闘したものの、最後の最後で差し切られた
マイネルミラノにとっては、悔しいレースとなりました。

雨の為、最後はスローに近い流れとなり、
前でしぶとく残る展開を望むマイネルミラノによっては、
絶好の機会でした。

なかなかこのような展開になる事は少なく、
初めての重賞制覇が見えていただけに、
柴田騎手もひとしお残念がっていましたね。

そして、今回が重賞の初出走である、
3着のファントムライトの走りには誰もが意外であったでしょう。

確かにオペラハウス産駒はこのような重めの馬場が
合っているのかもしれませんが、ブランクもあった為、
なかなか前向きに買える馬ではないと思います。

今回の新潟記念の中で、今後に期待したいと感じた馬は
ロンギングダンサー。

瞬発力が削がれる馬場の中、上り最速で後半に差を縮めています。

馬場が良ければ、もうひと伸びあり馬券に絡んでいた可能性が高かったでしょう。

また、今回は残念ながら、
スタート直後の位置取りが悪くロスがありました。

結局後方からの追う形となってしまいましたが、
そんな中、4着まで追い上げてきた点は十分に評価出来るでしょう。

目下は充実しており、次走に注目していきたいと思います。

最後に、予想を裏切る結果となった1番人気のミュゼスルタン。

馬場が合わなかったのかもしれませんが、
ハンデも軽く、状態も良かっただけに、
もう少し善戦して欲しかったと思います。

結果は16着で、最後の直線は初めからすでにいっぱいになってしまいました。

やはり、ミュゼスルタンにとっては、
2000Mという距離は長いのかもしれません。

また、新潟記念では過去30年間以上3歳馬が連に絡んだ事は一度もありません。

3歳馬の出走が少ないという事もありますが、
この点も今後注意しなければならないデータとなるのかもしれませんね。

5番人気に支持された馬が全て着外、
掲示板にすら載らなかった今回の新潟記念。

今回のような、展開勝負、馬場が重いレースは、
過去のデータや騎手の上手さが特に顕著に表れますね。

今年最後の新潟競馬場でのレースは、
荒れて面白いレースとなりました。

それぞれの馬の特徴も浮き彫りとなり、
データ的にも収穫があったのではないかと思います。

さて、今週からは、
「中山」「阪神」へと開催が変わり、
ようやく秋競馬となります。

秋のG1に向けての前哨戦が多くある、
この時期の競馬も見逃せませんね。

今週はスプリンターズステークス(G1)の前哨戦、
9月13日(日)セントウルステークス(G2)に注目です。

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