【アルゼンチン共和国杯(G2)2016予想】実力均衡で中穴くらいが狙い目になりそう

秋の長距離ハンデ戦といえば、
アルゼンチン共和国杯でしょう。

G1ほどの豪華さはありませんが、
2500Mという距離からここで勝利する馬が、
後のジャパンカップ、有馬記念、天皇賞(春)で
活躍する事が多くあります。

ゴールドアクター、スクリーンヒーローも
このレースから飛躍していますね。

ただ、一級馬の出走が少ない事から、
伏兵馬の好走も十分にありえるレースですね。

まずは、過去の傾向から見ていきます。

人気順から見る過去傾向

☆上位人気の信頼度は高い☆

ハンデ戦ながら、上位人気の信頼度は高く、
1~4番人気の複勝率は40~60%

配当も3連単で1万円~5万円までが中心です。

このレースはキレより、スタミナがある方が、
好成績を残しやすい傾向にあるので、
穴を狙うならスタミナに重きをおきたいですね。

枠順から見る過去傾向

☆外枠の馬は見極め注意☆

特に枠順の有利不利は感じられなそうな
コースではありますが、外枠は明らかに不利な感じです。

恐らく、スタートしてしてすぐに坂があるので、
良いポジションを獲る為に消耗してしまうからでしょう。

特に外枠で先行馬の場合は切る事も考えるべきでしょう。

脚質、年齢から見る過去傾向

☆先行馬が有利も年齢を重視した方が◎☆

持久力がものをいうこのコース。

最後にキレ味を出すのはなかなか難しいので、
先行馬が有利な傾向にあります。

追い込み馬には厳しい展開になるでしょう。

ただ、それよりも年齢を気にした方がいいかもしれません。

7歳以上が過去10年で全く馬券に絡んでいません。

中心は4~6歳。

このコースをこなすには、
若くスタミナがある馬の方を優先した方が良さそうです。
それでは、コースから、
アルゼンチン共和国杯の展望を見ていきましょう。

アルゼンチン共和国杯(G2) コース解説

スタートはスタンド前のちょうど最後の直線に
入った直後辺りから。

2400Mより100M後ろに下がる事で、
スタート直後が上り坂になります。

スタートから加速はしにくいので、
枠順はあまり関係なさそうですが、
上でも書いたとおり、外枠の成績は悪いです。

その原因としてラップも関係してきます。

2500Mという比較的長い距離ながら、
ペースは締まった感じになりやすく、
初めに消耗すると後がもちません。

最後のカーブ直後もペースが上がり、
ロングスパートを強いられるケースが多々あります。

このような傾向から、
底力が問われるレースで上位馬の活躍が多いのでしょう。

アルゼンチン共和国杯(G2) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の15頭

・アルバート
・ヴォルシェーブ
・クリールカイザー
・コスモロビン
・シュヴァルグラン
・ショウナンバッハ
・トレジャーマップ
・フェイムゲーム
・フェスティヴイェル
・プレストウィック
・マイネルメダリスト
・ムスカテール
・モンドインテロ
・レコンダイト
・ワンアンドオンリー
では、この15頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
アルゼンチン共和国杯の注目馬をあげていきましょう。

■モンドインテロ
まだ重賞で馬券に絡んだ事はないものの、
これまで安定した走りはみせています。

今年の目黒記念でも不利があったものの、
5着と健闘していますし、
距離的にも問題は無いでしょう。

前走の走りは成長を示すような、
強い競馬を見せてくれましたので、
ここは期待したいところです。

■シュヴァルグラン
使える脚が長く、ステイヤー気質のシュヴァルグラン。

前走の宝塚記念では、
スムーズな競馬が出来なかったため、不完全燃焼に終わりましたが、
距離も合わなかったと思います。

今回の2500Mはプラスだと思いますし、
問題は東京のコースが合うかどうかでしょう。

実力は確実に上位ですので、
馬券内には入ってくれると思います。

■アルバート
こちらも生粋のステイヤー、アルバート。

近3走は未勝利ですが、
相手関係が悪かったと思います。

休み明けという事、
追い切りをみる限り本調子では無さそうと
懸念点はありますが、昨年のステイヤーズSでの
走りを見ると実力は本物でしょう。

■クリールカイザー
1年半ほど勝ちからは遠ざかっていますが、
2年前の同レースでは2着と、怪しい雰囲気が出ています。

東京コースとの相性は悪くなく、
展開次第では馬券内ならありえると思います。

前走で叩いているので、
パフォーマンスも上げてくるでしょう。

レースをコントロールできる力があるので、
できれば内枠を引いて欲しいですね。

■レコンダイト
アルゼンチン共和国杯と同条件で行われる、
目黒記念では今年4着、去年2着と
特殊なこの距離で安定した走りを見せています。

前2走は奮わない結果ですが、
前の位置での競馬でしたのが敗因だと考えられます。

中団で脚を溜める競馬をすれば、
最後まで伸びてこれるでしょう。

以上が現時点での注目馬です。

抜けている馬がいなく、
1桁人気の馬は実力が均衡している感じですね。

上位人気になるであろうヴォルシェーブは、
調子が戻ってきていますが、
使える脚が短くあまり合わなそうな感じもします。

枠順によっては入れるといった感じにしたいと思います。

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