エプソムカップ(G3) レース結果
先週の初めには日曜が雨の予報もありましたが、
当日は晴れて良馬場となりました。
レースはスローで完全に前残りの結果。
エムソプカップ以外を見ていても、
差し・追い込みは厳しいレースが多かったです。
この秋への出世レースを制したのは、
ダッシングブレイズ。
やっと実力通りの結果がついてきた感じがしました。
それでは、エプソムカップを振り返っていきます。
エプソムカップ(G3) レース回顧
スタートはほぼ揃ったスタートから、
まず抜け出したのはマイネルハニー。
続いてトーセンレーヴ、アストラエンブレム。
マイネルミラノも内から前に行きます。
タイセイサミット、デンコウアンジュは
中段の位置から。
ヒストリカルはいつも通り、
後ろからの競馬でした。
序盤のペースは1000Mが59.7秒と
スローな展開で後半はペースが早くなる、
持続力が必要となるレースでした。
ポジションが決まると序盤の隊列は
そこまで変わらず、先頭のマイネルハニーは
中盤で1~2馬身程のリード。
4コーナーで各馬共に徐々にペースを
上げていき、最後の直線へ。
先頭はマイネルハニーでマイネルミラノが
2番手で追走しますが、坂の途中で足が鈍ります。
内からはダッシングブレイズ、
外からはアストラエンブレムが
マイネルハニーを追い上げてきます。
その後ろにはデンコウアンジュがいますが、
伸びはイマイチ。
後ろから追い上げてくる気配がする馬はおらず、
完全に前で決まる流れ。
残り100Mでまずはダッシングブレイズが先頭に立ちます。
アストラエンブレムも懸命に追い上げますが、
なかなかダッシングブレイズとの差は埋まりません。
そのままダッシングブレイズが伸びて、
2着と半馬身開けて1着でゴール。
アストラエンブレムは最後の最後に
マイネルハニーをギリギリ捕えてハナ差で2着となりました。
それでは、各馬の回顧をしていきます。
エプソムカップ(G3) 各競走馬の回顧
■ダッシングブレイズ(1着)
スタートから楽に好位置を取り、
終始前目に控えて競馬をしていました。
最後の直線はなかなか伸びきれない感じでしたが、
ラスト100M付近からググッと伸びて
2着に半馬身程開けてゴール。
スムーズな立ち回りができた事が
今回の勝利に結びつきましたね。
久々の1800Mでしたが、
中距離でも活躍できると感じました。
■アストラエンブレム(2着)
こちらは3コーナーあたりからダッシングブレイズの
後ろに付けて仕掛けを我慢。
最後の直線ではダッシングブレイズを外から追い上げますが、
それほど伸びませんでした。
立ち回りは完璧に近い形だっただけに、
まだもう一成長欲しいと感じましたが、
前走のメイSとは全く違う展開で2着となったので、
幅は見せてくれた印象です。
■マイネルハニー(3着)
最後は甘くなってしましましたが、
逃げての3着ですので、強い競馬をしたと思います。
キレには優れていない分、
最も良い形で競馬ができた事も大きいですね。
ドスローになりそうなら今後も上位には喰い込めると思います。
■クラリティシチー(4着)
今回の展開に苦戦している馬が多い中、
この馬にはとっては持続力勝負と絶好の展開でした。
もう少し厳しい流れになっていたら違っていたかも
しれませんね。
今後も持続力が問われるレースなら、
好走があっても不思議ではありません。
12番人気ながら健闘したと思います。
■タイセイサミット(6着)
やや出負けしましたが、
すぐにリカバーして中団の位置で進めていきました。
最後は外から伸びてこようとしますが、
キレ味少なく6着と完敗。
最後の直線でもう少し前にいないと
厳しい馬なので、あの位置からは届かないでしょうね。
ポジション取りさえ上手くいけば、
馬券内には入れる実力はあるので、
今後も展開を見て狙っていきたいと思います。
■デンコウアンジュ(8着)
やはり今回のスローペースには合わなかったですね。
どんなペースでも好走できる馬ではないので、
その脆さが出てしまいました。
ただ、瞬発力勝負になれば今後も好走を
期待できると思います。
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ペースが合わなかった馬が多く、
馬場も前目が完全に有利と偏っていましたので、
今回のレースでは馬の強さが判断し辛いレースでしたね。
8着と完敗したデンコウアンジュも
悲観する内容ではなかったので、
他の下位の馬も決して評価を下げる必要はなさそうです。
それでは次回のレース予想は、
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6月18日(日)
函館スプリントステークス(G3)
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今週からは3開催場となり、
函館競馬場が加わります。
函館開催になると夏競馬がやって来た
感じがしますね。
荒れるレースとして有名なこのレース。
前走大敗からの巻き返しも多いレースですので、
人気薄のこれまでの走りをしっかりと確認して
予想をしていきたいと思います。
【エプソムカップ(G3)2017回顧】新しい一面、苦手な一面を見れたレースの口コミ
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