【エリザベス女王杯(G1)2016回顧】力より調子と展開に左右されたレース

エリザベス女王杯(G1) レース回顧

15頭立てとなり、若干メンバーが弱いかなと
感じた今回のエリザベス女王杯。

なかなか面白そうなメンバーの集まりではありましたが、
その分予想は難しいものとなりました。

このレースを直行してきた実力馬か、一叩きあった馬か。

そんなところが見物なレースでもありました。

エリザベス女王杯(G1) レース結果

スタートはほぼ揃った感じで、
クイーンズリング、タッチングスピーチ、パールコードが
若干遅れ気味でしょうか。

ミッキークイーンは今回は良いスタートを切っていましたね。

まずスルスルと抜け出したのは13番のプリメラアスール。

2番手にはメイショウマンボがきて、
パールコード、シングウィズジョイがその後ろを走ります。

ミッキークイーンとマリアライトは並んで中団内側を走ります。

そして、1コーナー。

積極的に行っていたマリアライトですが、
外を回していたシャルールがカーブを曲がりながら
内のマキシマムドパリに寄せていったため、
直後のマリアライトの進路が狭くなりました。

これによりマリアライトは2馬身程後退し、
減速を余儀なくされます。

プロレタリアトも不利を受けていましたね。

外側は膨れないように最短を走りたいでしょうし、
仕方ない感じではありますけど、マリアライトは不運でしたね。

2コーナー付近、
先頭、2番手は変わらずプリメラアスール、メイショウマンボ。

その後ろにパールコード、シングウィズジョイ、シャルール、マキシマムドパリの
順番に続いていきます。

その後ろにミッキークイーン、マリアライトがいました。

マリアライトはすぐに盛り返してきましたね。

そしてその後ろ、
内からクイーンズリングがスッと上がってきました。

前半のペースは61.8とかなりのスローペース。
菊花賞よりも遅いペースでしたね。

下りに入り、まず動いたのはミッキークイーン。

ですが、前にシャルールがいたので、
一気に加速とはいきませんでした。

最後の直線に入り、先頭のプリメラアスールは
2番手と1馬身程のリードでしたが、
シングウィズジョイが追い込み、あっさりと先頭が変わりました。

パールコードも2番手に上がってきましたが、
そこまで伸びが良くありません。

上位人気のマリアライト、タッチングスピーチは
反応が悪くなかなか前に出す事ができません。

ミッキークイーンも直線前半はイマイチの反応。

そんな中、力強く伸びてきたのはクイーンズリング。

先頭のシングウィズジョイも良く伸びていましたが、
最後はクイーンズリングが差し切ってクビ差でゴール。

ミッキークイーンも意地を見せ、
パールコードを差しての3着。

クイーンズリングが念願の牝馬女王に輝きました。

それでは、
上位人気馬、注目馬の走りを見ていきましょう。

エリザベス女王杯(G1) 各競走馬の回顧

■クイーンズリング(1着)
初のG1制覇を成し遂げたクイーンズリング。

スタートは良くなかったものの、
その後リカバーして内を上手く立ち回りました。

最後は33.2の驚異的な上がりでゴール。
想定外の末脚でしたね。

他の馬がスムーズに行ってても勝てたのではないかと思う程
この馬の成長が感じられたレースでした。

揉まれれば力を発揮できないと思いましたが、
さすがはデムーロ騎手です。誘導が素晴らしかったです。

■シングウィズジョイ(2着)
このレースで波乱を演出してくれたシングウィズジョイ。

重賞を勝利しているとはいえ、
想定外の走りを見せてくれました。

スローな展開に上手く噛み合った点と、
それを誘導したルメール騎手。

内が伸びている馬場だったので、
条件が揃って力を出し切れましたね。

馬自体も反応が良かったです。

これは予想できませんでした。

■ミッキークイーン(3着)
最後のカーブで動きづらい感じはあったものの、
終始、好位置で進めていました。

ですが、最後はもの足りないキレ味で結果は3着。

スタートは良かったのですが、
休み明けで反応が悪い感じでしたね。

そんな中良く走ったと思いますので、
次走も期待できるでしょう。

■パールコード(4着)
積極的に前にいきましたが、
最後は力尽きてしまいましたね。

スムーズに走っていたので、
これが今のこの馬の限界かもしれません。

まだ勝てるという印象はありませんが、
3歳ですので、これからの成長に期待したいと思います。

■マリアライト(6着)
1コーナーで不利を受けて、
道中で立て直しましたが最後はキレ味悪く6着。

不利の影響もありますが、
スムーズにいっていたとしても昨年とは、
違う展開でしたので、苦しかったかもしれませんね。

瞬発力勝負になると厳しいので、
厳しい流れになりそうなレースならまたチャンスはあると思います。

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ムーア騎手騎乗で注目されていたタッチングスピーチも
今年のレース展開では厳しかったのでしょう。

波乱の決着は薄いと思っていましたが、
結果は中波乱の3連単15万馬券。

力というよりは、調子が良く展開が向いた
馬が勝ったという印象ですね。

それでは次回のレース予想は、
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11月20日(日)
マイルチャンピオンシップ(G1)
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昨年はマイル王のモーリスが制覇したこのレース。

今回はモーリスが不在で、
マイルの絶対的王者といえる存在がいません。

中波乱くらいはありそうな雰囲気が漂いますが、
今年はどの馬がマイル王者に輝くのでしょうか。

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