【シンザン記念(G3)2016予想】今年は多頭数で激戦の予感!?

G3ながら、過去の出走馬には、
ジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ミッキーアイルなど、
後のG1馬が多く出現し、
クラシックの登竜門とも言われている注目のレースです。

この時期は3歳の頭数が揃いにくいので、
少頭数になる事もあるのですが、今年は18頭のフルゲート。

頭数が多い時は、枠順の影響も大きく、
荒れる事も多くあります。

とはいえ、基本的には実力がものをいうコースですので、
1着は純粋に3番人気以下の実力馬が来るケースが多くあります

コースのデータ以上に荒れる傾向が強く、
毎年のように二桁人気も馬券に絡んでいるので、
紐荒れを狙うのもいいでしょう。

そして、脚質に関しても1600M芝は逃げ切りが難しいコースですが、
その割りにはシンザン記念に関しては前残りが多く逃げ馬、先行勢が好走しています。

それでは、コースや追い切りなどから、
シンザン記念の展望を見ていきましょう。

シンザン記念(G3) コース解説

初めのコーナーまでの距離が約700Mと長く、
先行争いはあまり激しくなりません。

直線が長いので、このコースは枠順の有利不利はあまりないはずですが、
データ的には外枠が不利な傾向があります。

また、多頭数なら尚更その傾向が強く出てきます。

3コーナーと4コーナーは急なカーブと緩やかなカーブになっており、
下りながら直線へと向かいます。

3コーナーまでは上りがある為、
先行争いは激しくはならず、逃げ馬や先行馬がその後の下り坂を活かして
そのまま流れ込む事も多くあります。

基本的な狙い目は、内~中枠で前に行ける馬となり、
先行力がある内枠の馬には人気問わずに要注意です。

中団あたりで待機できる差し馬であれば、
直線で浮上してくる事もできますので、好走が期待できます。

その点は前走に注目すべきでしょう。

このコースは競馬ファンであれば、周知のとおり、
ディープインパクト産駒の庭ともいえるコースです。

では、これからの要素と調教具合や血統から
シンザン記念の注目馬をあげていきましょう。

シンザン記念(G3) 注目馬予想

■アストラエンブレム
サウジアラビアロイヤルカップでは3着に終わってしまいましたが、
強烈な末脚を披露してくれました。
もう少しパフォーマンスが上がらないと厳しいかもしれませんが、
しっかりと中団あたりを確保できれば十分に勝機はあるでしょう。
持続力も高いレベルのものはありますし、
差しの上手いルメール騎手の手腕にも期待がかかります。

■ラルク
まだ1戦1勝と実力を計る事は難しく、
その1勝も新馬戦ですので圧勝したとはいえ、参考にはし辛い面があります。
ただ、血統的にはこのコースで好走を見せるディープインパクト産駒であり、
まだまだ底を見せていない感じから、必ず入れておきたい1頭ではあります。
追い切りでも仕上がりは良く、
このレースである程度実力を見極める事ができるでしょう。

■レインボーライン
前走の千両賞は後方の出だしから、
しっかりと加速して先頭に出てきており、最後は粘っての勝利。
ギアチェンジが必要な場面でもしっかりと反応しており、
パフォーマンス的には十分に上位へ加わる事ができるレベルでしょう。
ただ、中一週での出走であり、使われすぎな点が気になります。

■ピースマインド
前半から前に行けるスピードがあり、
終わりもしっかりと伸びてこれる脚があります。
過去の2戦が2000Mでしたが、マイルでも対応できるでしょう。
調教での反応も鋭く、上積みが感じられます。

■ショウナンアヴィド
前走で圧巻の勝利を飾ったショウナンアヴィド。
ラップに関しても、高いレベルでの刻み方をしていました。
休み明けで成長している可能性も十分にあり、不気味さは持っています。
穴馬としては面白い1頭だと思います。
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以上が現時点での注目馬です。

潜在能力をまだ秘めていそうな馬が多くいますね。

1線1勝のラルクと共に注目されているのはジュエラーでしょう。
前走では出遅れてから外を回してでの完勝。

確かに内容的には新馬戦であったとしても強かったと思いますが、
ゲートのつたなさが今回はマイル戦という事で大きな懸念点に感じました。

明けの3歳馬なので、
過去のデータが少なくなかなか予想が難しいレースですが、

今年もこのシンザン記念から今年を代表する名馬が
生まれるのでしょうか。

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