【セントウルステークス(G2)2016予想】今年は先行馬か差し馬か

早いもので、約3週間後には秋のG1が開幕されますね。

G1初戦は中山競馬場で行われるスプリンターズS。
今週はそんなスプリンターズSのステップレースとなる、
セントウルSが開催されます。

G1へのステップレースではありますが、
同時に夏競馬の最終戦でもありますので、
この時期ならではのメンバーによる激突が面白いレースです。

まず、過去の傾向から見ていきます。

人気順から見る過去傾向

様々な馬が混在するレースですので、
荒れたり荒れなかったりと極端なレースとなっています。

1番人気は複勝率80%と安定した成績ですが、
過去10年で勝利はわずか1回と、勝ちには見放されている感じです。

昨年も1番人気は2着に入ってましたが、
1着は10番人気で3連単40馬券となりました。

枠順、脚質で見る過去傾向

枠順で顕著に現れているのは、
外枠が毎年馬券に絡んでいるという事。
そして、最内枠の成績が著しく悪いという事です。

コース的には内枠の方が有利なコース形状ではあるので、
こちらは恐らく先行力の差だと思います。

内枠で先行力のない馬は揉まれる可能性が高いので、
枠順よりは初めのダッシュ力、先行力がある馬を選ぶ方がいいと思います。

年齢別で見る過去傾向

牡馬・セン馬でいえば、
3、4歳が良く馬券に絡んでいます。

昨年波乱を演出した10番人気のアクティブミノルも
3歳馬でしたね。

全ての年齢で出走頭数にそこまで差はないので、
今年も3、4歳の馬は注視すべきでしょう。

牝馬に関しては万遍なく馬券に絡んでいる感じです。
それでは、コースから、
セントウルSの展望を見ていきましょう。

セントウルステークス(G2) コース解説

セントウルSは開幕週の
阪神競馬場1200Mで行われます。

スタートは向こう正面の直線の半ばから。

スタートして約300Mですぐにカーブがありますので、
内枠で先行できる馬は有利になります。

逆に内枠で先行できない馬は外から被せられますので、
相当走りにくくなるでしょう。

下りながらカーブを曲がり、
そのままラスト1Fまで下りが続きます。

そして、直線の最後は高低差2Mの急坂が待ち構えています。

このようなコースから前半~中盤は緩む事はなく、
後半は急坂と、かなりの消耗が予想されます。

先行馬は力がないと逃げ切る事はできませんが、
差し馬も馬群に揉まれスムーズさを欠く事が多くあります。

やはりスムーズにレースを運べる先行馬の方が
有利な面は多そうですね。

セントウルステークス(G2) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の13頭

・アットウィル
・アースソニック
・ウリウリ
・エイシンブルズアイ
・スノードラゴン
・ダンスディレクター
・ティーハーフ
・ネロ
・ビッグアーサー
・マイネルエテルネル
・メイショウライナー
・ラヴァーズポイント
・レッドアリオン

では、この13頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
セントウルSの注目馬をあげていきましょう。

■ビッグアーサー
高松宮記念の覇者ビッグアーサー。
前走からみても強い馬ではある事に間違いないありません。

ただ、今回はトップハンデで休み明けという事で、
1着を獲ってくるかというと疑問ではあります。

勝ちきれない恐れはありますが、
メンバー的には馬券内は濃厚と思いますので、
軸にしても問題はないでしょう。

■エイシンブルズアイ
前走では1番人気ながら9着に惨敗してしまいましたが、
不利があった事は明らかでスムーズな競馬ができれば、
結果はだせる馬です。

急坂にも十分に対応できる馬ですので、
今回のコースにも合っていると思います。

できれば外枠をひいて欲しいところです。

■ネロ
先行力は問題ないと思いますので、
初コースとなる阪神に対応できるかどうかというところ。

自力は他の馬と比べて弱い面があるので、
積極的に前に行って欲しいところです。

前に出れば開幕週ですので、
前が伸びる馬場を活かせるでしょう。

■アットウィル
前にいく競馬ができるアットウィル。

前走のアイビスSDでは、
4着に検討と、そのスピードは今回のレースでも武器になりそうです。

これまで9走連続で掲示板内と大きく崩れておらず、
今回も好走してもおかしくはないでしょう。

■ラヴァーズポイント
CBC賞ではベルカントを
負かした成績を持つラヴァーズポイント。

高速馬場でも、スローでも対応でき、
安定感もあります。

ペース次第で着順が変わる馬ですので、
今回もペースがカギではありますが、
この馬は噛み合えば怖い存在です。

穴馬としては面白いのではないでしょうか。
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以上が現時点での注目馬です。

人気上位になるであろうダンスディレクターは
スローな展開なら合うと思いますが、
今回は良さを発揮できなさそうな気がします。

ミッキーアイル・アルビアーノといった
実力馬が不在ですので、意外な好走を見せる馬がいても
おかしくはないレース。

夏の上がり馬か、G1へ向かう実力馬か。

過去にはどちらも好走しているので、
今年の展開が見物です。

【セントウルステークス(G2)2016予想】今年は先行馬か差し馬かの口コミ

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