【セントウルステークス(G2)2017予想】開幕週らしく、逃げ・先行で穴馬を狙うレース

今週からは中山・阪神に開催場が変更となり、
阪神開幕週を飾るのはG2スプリントレースのセントウルS。

スプリンターズSのステップレースですので、
秋のG1を目標とした馬も多く出走しますが、
サマースプリントシリーズの最終戦にも指定されているため、
夏の上がり馬とも激突が繰り広げられます。

それでは、過去の傾向からセントウルステークスを見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆上位人気が堅実なものの、大穴も注意☆

1番人気は過去10年で複勝率80%と
堅実なものの勝率は10%とふるいませんので、
1着軸で買うのは得策では無さそうです。

基本的には過去10年で見ても
ほとんどが6番人気以内で決まっていますので、
上位人気を中心にすべきでしょう。

ただ、一昨年、5年前と約40万馬券が出ていますので、
突然の大穴には警戒が必要です。

枠順から見る過去傾向

☆勝率は内枠がいいものの外が優勢☆

勝率に関して言えば、
1、2枠が14.3%、16.7%と
他の枠の10%以下と比較すると抜けています。

ただ、複勝率で見てみると、
8枠の大外枠が40%と圧倒的に馬券に絡んでいます。

ワンターンの短距離なので、
外枠でもそこまで不利はないですから、
内で揉まれる可能性があるなら外の穴馬を狙うのもアリですね。

脚質から見る過去傾向

☆断然、逃げ・先行が有利☆

スプリント戦なので当然なのですが、
特に阪神内回りのコースは差しが届きにくいです。

その証拠に、
上がり最速の馬は1度も勝利をしていません。

開幕週で前が止まらない可能性が高いので、
スタートが不得意な馬にとっても厳しいレースとなるでしょう。

アイビスサマーダッシュや中山1200Mで好走している馬は、
ここでも好走しやすいですね。

セントウルステークス(G2)コース解説

セントウルSが行われるのは阪神1200Mの舞台。

スタートは向こう正面直線の半ばからとなります。

スタートして300Mですぐにカーブに入りますので、
先行する場合は内枠が有利となりますね。

ただ、このコースはスタートから1000Mはずっと下りになり、
残り200Mで高低差2Mの急な上り坂となりますので、
初めから飛ばしてしまうと後がもたなくなります。

消耗が激しいレースとなり、
力の無い先行馬はあっさりと力尽きる事も。

とはいえ、差しが有利かというとそうでもなく、
開幕週で前が止まらない馬場ですので、
後ろから差しにも相当な能力が必要となります。

全体のペース的には途中で急カーブもあるため、
1200Mにしては緩い流れとなりやすいので、
基本的には好位についた馬が好走しやすくなります。

セントウルステークス(G2)注目馬予想

今回の出走馬は以下の14頭

・アドマイヤゴッド
・アルティマブラッド
・スノードラゴン
・ダンスディレクター
・ツィンクルソード
・ファインニードル
・フィドゥーシア
・プレイズエターナル
・ミッキーラブソング
・メラグラーナ
・ラインミーティア
・ラヴァーズポイント
・ワキノヒビキ
・ワキノブレイブ

では、この14頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
セントウルステークスの注目馬をあげていきましょう。

■フィドゥーシア
まだ重賞未勝利ですが、
アイビスサマーDでも2着の実績がありますし、
今年は1200Mで走ったレース全てで馬券に絡んでいるので、
ここでも好走できるでしょう。

問題なく前に行ける馬ですし、
開幕週という事で更に有利に働くと思います。

初めてのG2ではありますが、
メンバー的にもそこまで強くないので、
初重賞勝利に期待が持てます。

■ファインニードル
前走の北九州記念では1番人気を裏切り、
5着となってしまいました。

ただ、阪神1200M、中山1200Mでは好走を果たしていますし、
今年に入ってから1200Mの成績も安定していますので、
ここでの巻き返しは十分にありえると思います。

先行もできる馬なので、
前走のように揉まれない事を祈ります。

■アルティマブラッド
前走の北九州記念でファインニードルとクビ差。

ほぼ差の無い結果を残しました。

この馬も先行できるので、開幕週の馬場なら
更にパフォーマンスを上げてくるのではないでしょうか。

牝馬の成績も良いレースですし、
入れておきたい1頭ですね。

■ダンスディレクター
昨年のセントウルS、スプリンターズSでは
調子を崩してしまいましたが、それ以降は立て直してきている印象です。

今年1月に行われたシルクロードSでは
高松宮記念の覇者セイウンコウセイを破ってますし、
能力的には上位でしょう。

今回は骨折明けという事でそこまでの好走は期待できませんが、
状態が良ければ馬券内には入ってきてもおかしくはありません。

■ラヴァーズポイント
昨年の同レース3着のラヴァーズポイント。

近走は優れず、
今年はまだ掲示板にも載れていませんが、
着差を見てもそこまでの差ではありませんし、
ここでポンッと好走してもおかしくはないと思います。

前に行ければ馬券内の可能性もありますので、
穴馬としては面白いのではないでしょうか。

以上が現時点での注目馬です。

メラグラーナ、ダンスディレクターあたりも
人気になりそうですが、後ろからの競馬となりそうですので、
今回は消してもいいのかなと思います。

フィドゥーシアを軸にマルチか連複で勝負したいですね。

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