今週は中央競馬で2レースしか行われない、
ダートG1チャンピオンズカップが行われます。
2008年~2013年までは阪神1800Mで行われており、
2013年からは中京1800Mで行われています。
まだ3年しか行われておらず、
展開などはまだ掴みづらいレースです。
予想はコース傾向から探った方がいいと思いますが、
過去傾向も一応は見ておきます。
人気順から見る過去傾向
☆穴馬の台頭も積極的に考慮か☆
阪神や東京で行われていた時の事も考えると、
このレースは荒れやすい傾向です。
もちろん、中京でも2015年は
3連単が31万円馬券と波乱の決着になっています。
このレースの特徴として、
内で脚を溜めていた穴馬が突っ込んでくる事が多いので、
そこを穴馬で狙うのもいいかもしれません。
馬を選ぶ時はその点を意識したいですね。
枠順から見る過去傾向
☆枠順の有利不利はそこまで無し☆
枠順に有利不利はありませんが、
外枠の人気馬が少し不振です。
また、内枠から穴馬が多く出現していますので、
脚を溜めて良さが活かせる穴馬は狙い目だと思います。
脚質から見る過去傾向
☆ダートらしくはない傾向☆
ダートといえば、先行勢が強い感じですが、
このレースは脚を溜めた馬が差す場面も多くありますので、
どちらかといえば芝のような展開になりやすいです。
ただ、差しが伸びるのは内側ですので、
大外からのまくりはかなり難しいコースです。
追い込みの馬は実力があっても期待は禁物かもしれません。
チャンピオンズカップ(G1) コース解説
中京1800Mで行われるチャンピオンズカップ。
スタートはホームストレッチの半ばから始まります。
スタート地点が坂の途中のため、
いきなり急な上り坂に入りますので、極端に早くなる事は少ないでしょう。
1コーナー手前で坂を上りきるとそこからは、
平坦になるものの急カーブが待ち受けています。
向正面に差し掛かると再び若干の上り坂があり、
丁度中間地点からは、次は急な下り坂が4コーナー終わりまで続きます。
ただ、ここではそこまでペースは上がらず、
脚を溜めて最後の直線に向かうケースが多いです。
最後の直線に入ると再び急な上り坂を超え、
最後は残り200Mの平坦な直線になります。
道中でかなりのスタミナを消耗するコースとなりますので、
最後はバテ差しか前残りの馬が入り乱れる感じになります。
最後の直線で前の位置にいないと、
差す事は難しいので、最後のコーナーでは好位置にいたいですね。
チャンピオンズカップ(G1) 注目馬予想
今回の出走馬は以下の15頭
・カフジテイク
・アウォーディー
・ブライトライン
・アスカノロマン
・ロワジャルダン
・モンドクラッセ
・ラニ
・サウンドトゥルー
・ノンコノユメ
・メイショウスミトモ
・コパノリッキー
・ゴールドドリーム
・ブライトアイディア
・アポロケンタッキー
・モーニン
では、この15頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
チャンピオンズカップの注目馬をあげていきましょう。
■アウォーディー
昨年の秋にダートに転向してから、
6戦無敗の完璧な成績。
先行もできる上に最後も伸びる事ができるので、
ここでも活躍できるでしょう。
この馬は差しも可能な馬なので、
どんな展開になっても強さを発揮できそうです。
軸にしても全く問題無いレベルの馬でしょう。
■サウンドトゥルー
パッとした成績は残せていませんが、
抜群の安定感は誇っています。
好位置から差す競馬は、
今回のレース展開にも合っているでしょう。
昨年の同レースでも上がり最速で追い上げてきましたし、
コース適正は問題ありません。
実力上位というわけではありませんが、
馬券内の可能性は高いのではないでしょうか。
■コパノリッキー
最近は中央で結果を残せておらず、
メンバーレベルが髙い今回は不安ではありますが、
やはり実力的には外しがたい存在です。
陣営的にも体制を整えて来ているでしょうし、
枠的にもスムーズな競馬ができそうです。
ここは復活の可能性もありえるでしょう。
■アポロケンタッキー
ダートでは安定して走っており、
最近では力もつけてきています。
バテずに走れる長い脚を持っていますので、
スタミナが要されるこのレースは合っているでしょう。
まだ重賞での経験が少ないですが、
前走では強い競馬を見せてくれますので、
期待したいところです。
ただ、外枠となってしまいましたので、
その点はちょっと不安ではあります。
■ロワジャルダン
昨年の同レースでは4着と惜しくも馬券内を
逃してしまいましたが、位置取りがうまくいかなかった模様。
それでも、しっかりと力強く追い上げていました。
今回は内枠ですし、スムーズな競馬ができれば、
一発は十分にありえると思います。
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以上が現時点での注目馬です。
結構どの馬が馬券に絡んでも
おかしくはなさそうな今回のレース。
そんな中、アウォーディーがやはり抜けている気がします。
前走でコパノリッキー、ホッコータルマエを
出し抜いた圧巻の走りをみせてもらい、
中央G1を勝利する姿を見てみたいですね。
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