【フェブラリーステークス(G1)2018回顧】ノンコノユメの末脚がやっと輝いたレース

フェブラリーステークス(G1)レース結果

今週は今年初めてのG1競争、
フェブラリーステークスが開催されました。

レースは予想以上にハイペースになり、
前は総崩れ。

そして後ろから差してきたのは、
前走の根岸ステークスで復活を果たしたノンコノユメ。

シブとく脚を伸ばして見事初G1制覇を果たしました。

それではフェブラリーステークスを振り返ってみます。

フェブラリーステークス(G1)レース回顧

まずはスタート。

外枠のサンライズノヴァ、ベストウォーリア、
テイエムジンソクが良いスタート決めました。

すぐに内枠のニシケンモノノフ、
ケイティブレイブ、ノボバカラが押し上げて、
ハナを切ったのはニシケンモノノフ。

番手にケイティブレイブ、
そしてノボバカラ、その外にはテイエムジンソクが来て、
ララベルがいます。

この5頭が後続を離して進んでいきます。

中団には、ベストウォーリア、
インカンテーション、ロンドンタウン。

1馬身程離れて後続組には、
ノンコノユメ、そして1番人気のゴールドドリーム。

先頭集団が飛ばして前半の800Mは45.8秒と
かなりハイペースでレースが進んでいきました。

タフな馬場になっていましたので、
先行集団が心配になるタイムでしたね。

テイエムジンソクはちょっと追いかけすぎでしたね。

隊列は縦長のまま進んでいき、
4コーナーで後ろからの馬が外を回して最後の直線に向かいます。

ニシケンモノノフ、ケイティブレイブが並走して先頭で走り、
進んでいきました。

後ろからテイエムジンソクが粘っていましたが、
なかなか前にいける気配がありません。

後方の馬がジワジワ伸びてきて、
まず抜け出してきたのはゴールドドリーム。

一気に先頭に変わります。

そして、内側からレッツゴードンキ、
間からインカンテーションも伸びてきます。

この時点で先行勢は全馬脚がなく後退していきます。

残り200M付近。

ゴールドドリーム、インカンテーション、レッツゴードンキ
そしてもう一伸びしてきたノンコノユメの
4頭が抜け出して進んでいきます。

残り100M、
まずレッツゴードンキが脱落して3頭が並走する接戦に。

お互い譲らない展開でしたが、
最後わずかにノンコノユメが差しきって1着でゴール。

セン馬となってから結果が出ませんでしたが、
ここでようやく悲願のG1初制覇。

全盛期以上の走りをしてくれましたね。

2着にはクビ差でゴールドドリーム。
そして、3着にはこちらもクビ差でインカンテーションとなりました。

それでは、各馬の回顧をしていきます。

フェブラリーステークス(G1)各競走馬の回顧

■ノンコノユメ(1着)
いつも通り後方からの競馬で最後は後方から、
ズトンと差してきて見事前を交わして1着でゴール。

前走で強い競馬をしていたので、
狙わなければいけなかったのですが、
なかなか信じきれなかったですね。

展開には助けられたとはいえ、
今回も強い競馬だったと思います。

今後も前崩れの展開になりそうなら、
安定して来るでしょうね。

■ゴールドドリーム(2着)
ノンコノユメと同じく後方からの競馬で
最後の直線では早めに仕掛け、
一気に前に出ましたが甘くなって2着となりました。

負けてはしまいましたが、
こちらもしっかり強い競馬をしていました。

地方での適正は高くなさそうですが、
中央でしたら、1600~1800Mの距離で、
今後も活躍ができるでしょう。

昨年よりも力をつけていると思いますので、
今年の活躍が楽しみですね。

■インカンテーション(3着)
無理せず中団で競馬を進め、
最後はジリジリと脚を伸ばして
前に行きますが最後はわずかに届かず3着。

ゴールドドリームにクビ差でしたので、
惜しかったですね。

道中で無理すると最後が伸びない馬なので、
ポジションも良かったと思います。

まだまだ走れそうですので、
来年も出走すれば期待したいです。

■サンライズノヴァ(4着)
道中は良い感じの位置にいましたが、
最後は伸びきれませんでしたね。

最後の直線で前のゴールドドリームに
蓋をされていた事が響いたとは思いますが、
それでも着順を上げる事は難しかったでしょう。

上位3頭とはマイルではまだ差があると感じました。

■レッツゴードンキ(5着)
後方から最後は内を突いて
一瞬伸びてきたましたが、最後は一気に甘くなって5着。

負けてはしまいましたが、
ダート2戦目としては良く走ったと思います。

ある程度ダートでもこなせる事は証明でしたので、
今後はもう少し短い距離でも見てみたいですね。

■テイエムジンソク(12着)
2番人気ながら12着と惨敗に終わった
テイエムジンソク。

前半は先行集団に合わせて前に行きましたが、
最後の直線では序盤ですでに脚は無く失速。

もう少し後ろで競馬をしていればというのは
ありますが、それでも今回のハイペースだと
難しかったかもしれません。

次はバランスを取った走りを見せて欲しいですね。

約1年半苦戦して、
初タイトルを手にいれたノンコノユメ。

セン馬はなりたての時は一定の期間結果が出ないと
言いますが、今回で完全復活と言っていいでしょう。

まだかまだかと思われていた馬なので、
今回の結果は本当に嬉しく思います。

それでは次回のレース予想は、
________
2月25日(日)
中山記念(G2)
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東京開催は今週で終わり、
来週からは中山・阪神に開催場が変わります。

初週に行われるのは中山記念。

大阪杯や宝塚記念などの中距離G1を目指す
実力馬が多く出走し、今年も面白そうな
戦いとなりそうです。

少頭数ながら稀に荒れる事があるので、
その辺りを注意して予想していきたいと思います。

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