【ローズステークス(G2)2015予想】何より上がりが勝負!! 

先週、オルフェーヴルが31頭目の顕彰馬に選ばれましたね。

クラッシック三冠を含んだ、国内のGⅠで6勝
日本競馬界の悲願でもある凱旋門賞・フランスでのG1制覇に
最も近づいたオルフェーヴル。

その功績から、選ばれたのは打倒だったでしょう。

3歳の時、完璧な内容で三冠を獲った姿は印象的でしたね。

スターホースは圧倒的な強さを誇るあまり、
馬券的には美味しさが半減してしまいますが、
あの力強い走りを目の前でみると
やはり、次のスターホースの誕生に期待してしまうのも確かです。

さて、今週は秋華賞(G1)のトライアルレースの
ローズステークス。

「春の実績馬」と「夏の上がり馬」が入り混じったレースと
なりますが、基本的には春の実績馬が圧勝しています。

また、過去の傾向から見ると、

前走がオークスからの直行馬がほとんど勝利しており、
これも見逃せないデータでしょう。

ただ、オークスの勝ち馬は意外にも苦戦しています。
近年でオークスとこのローズステークスを連勝したのは
ジェンティルドンナとヌーヴォレコルトくらいです。

それ意外で見るべきデータは、
芝1800M以上のオープン戦での勝ち実績がある馬も、
良く複勝圏内に入りこんでいるという点ですね。

そして、サンデー系の馬はこのコースと抜群にマッチしています。

父がサンデー系種牡馬、または母父がサンデーサイレンス。
これに該当する馬は絶対に要チェックです。

春の実績馬が圧勝する事から、
堅く決まるレース結果が多く、今年もメンバー的に
そこまで荒れない事が予想されます。

ただ、10番人気くらいまでの中穴は、
毎年何かしら来ているので、伏兵馬を見つける事が
出来るかどうかが重要となりそうです。

それでは、まずローズステークス(G2)のコースとなる、
阪神1800Mの特徴から見ていきましょう。

ローズS(G2) レース解析

阪神1800Mは初めのコーナーまでの距離が644.4mと長く、
枠順の有利不利はほとんどありません。

ですが、馬群が固まって進んだ場合には、
外枠が大きく回される事があり、ロスが出てしまいます。

この事より、
「外枠で先行出来ない」、「速い上がりが使えない」馬は、
軽視してもいいかもしれません。

そして、このコースは何と言っても後半勝負。

前半はスローペース気味になり、
残り3Fの部分が下り坂なので、そこからスピードが乗って来ます。

ですので、3Fからの瞬発力が問われます。

瞬発力があるサンデー系の馬が良く馬券に絡む理由は、
その為ですね。

ただ、サンデー系では美味しい馬は狙いにくいのも事実。

最も儲かる血統でしたら、狙いはハーツクライ産駒です。

中穴ゾーンである4~9番人気であっても、
33%の複勝率と、美味しい馬券になる可能性は高いですので、
ハーツクライ産駒を探してみる事もオススメ致します。

では、調教具合を加味した
ローズステークス(G2)の注目馬をあげていきましょう。

ローズS(G2) 注目馬予想

■ミッキークイーン
高い能力が備わっているのは確かです。
前走で見せた上りの速さを見ていると、
このコースでは地の利を十分に活かせるでしょう。
ディープインパクトらしい強烈な末脚が見れる事を期待したいと思います。

■レッツゴードンキ
オークスからの直行組。
追い切りでの乗り込み量は多く、好時計をマークしています。
オークスの時は奮いませんでしたが、
クルミナルがしっかりとゲートに入っていなかった事も原因に考えられますので、
実力を考えるとこのメンバーなら上位にくい込んで欲しい。

■トーセンビクトリー
前走では上り最速の34.7秒。
3歳馬とは思えない勝ちっぷりには驚かされました。
夏の上がり馬であり、ここまで使われてきているという点が気にはなりますが、
休み明けである実力馬と比較すると、仕上がりではこちらの方が良いはずです。

■ディープジュエリー
勝負強さは感じる馬。鋭さはまだもの足りない気はしますが、
オークスを回避し、秋に備えてきている点を期待したいところです。
これまで負けなしの3連勝。
馬体も大きくなり、成長したディープジュエリーは強い相手にも
いいレースをしてくれるでしょう。

■プレミオテーラー
強い相手との対戦となると荷が重いと思いますが、
先行力があるので、粘り勝ちで残ってくれれば一発ある馬だと考えています。
穴狙いでこの馬を入れても面白いと思います。

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以上が現時点での注目馬ですが、
先週に引き続きこのレースでも馬体重はチェックです。

オークス組の中で過去10年、
470キロ以上で好走した馬は15頭中わずか3頭だけという
データもありますので、馬体重もしっかりとチェックしてみてください。

今回、ルージュバックは不在となりましたが、
メンバー構成的にはかなり骨太なメンバーです。

秋華賞の前哨戦としては相応しいレースではないでしょうか。

夏の上がり馬が実績馬相手に、
どれ程張り合えるのかが見ものですね。

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