【中京記念（Ｇ３）２０１６予想】逃げ馬と差し馬のメンバーが重要なレース

中京記念は今年で６４回目と、
中京競馬の中では最も長い歴史を持つレースですが、

２０１２年に中京競馬場が改装され、
距離も1600Mとなった事から過去のデータは通用しなくなりました。

ペースもバラバラで、まだ掴みどころが少なく、
毎年荒れた結果になっています。

改装されてからの４年間、
１～４番人気の成績は３着に２頭がきているのみで、
連対はありません。

人気馬がほぼ信頼できない状態です。

最も馬券に絡んでいるのが５、６番人気、
そして、２桁人気も毎年馬券に絡んでいます。

中京開催も後半戦となっているので、
内枠は馬場が悪く外枠が有利となっていますので、
その点も加味しながら馬を選んでいくのが良さそうです。

また、中京記念はハンデ戦となりますが、
ハンデ別でみると優勝馬は５７キロ以上、
その他の好走馬も５５キロと重めのハンデ馬が好走しているようです。

ただ、牝馬はハンデには左右されませんので、
ハンデを見るのは牡馬に限られます。

年齢別に見ると７歳以上の高齢馬が苦戦していますが、
これは出走頭数もそこまでないので、
気にしなくいいデータだと思います。

それでは、コースから、
中京記念の展望を見ていきましょう。

中京記念（Ｇ３）　コース解説

上記でお伝えしたとおり、
中京記念は新装してから４回しか開催されていませんので、
ペースがバラバラです。

中京1600Mが行われる中京記念のスタートは、
２コーナーカーブのポケットから。

少し変わった位置からのスタートです。

スタートして若干の上り坂で、
すぐに緩いカーブがあります。

このため、スタートはスピードがつきにくい感じになります。

先行するなら内枠の方が有利でしょう。

最初のカーブが終わった後の直線では、
急にペースが上がり、途中から下りとなりますので、
スピードをだしながら３コーナーカーブに突入します。

ここから下りが続きますが、
最後には急な坂がありますので、
その事を意識してか、そこまでペースは上がりません。

そして、急坂をスムーズにこなすためには、
ここで勢いをつけた方がいいので、
外から回って上る馬が有利になります。

差しがよく決まるレースで、
最後のコーナーで２桁順位の馬も届いています。

ただ、ペースが想像以上にスローな場合は、
逃げ切る事ができるコースですので、
今年の逃げ馬を見てペースを判断した方が良さそうです。

中京記念（Ｇ３）　注目馬予想

今回の出走馬は以下の１６頭

・アルマディヴァン
・カオスモス
・ガリバルディ
・カレンケカリーナ
・ケントオー
・スマートオリオン
・タガノエスプレッソ
・タガノエトワール
・ダッシングブレイズ
・ダノンリバティ
・ダローネガ
・ダンスアミーガ
・トウショウドラフタ
・ピークトラム
・マイネルアウラート
・ワキノブレイブ

では、この１６頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
中京記念の注目馬をあげていきましょう。

■タガノエトワール
このところ凡走が続いていますが、
今回は距離短縮で一変の可能性がありそうです。

高速馬場になった時も十分に対応できる能力は
ありますし、厳しい流れになればこのメンバーなら
勝てると思います。

軽ハンデなところもプラスですね。

■ピークトラム
まだ重賞は未勝利ですが、
この３戦は全てマイル戦で掲示板内と勢いがあります。

血統的にはスタミナがあり、
このコースにも合っていると思います。

ペースが速くても遅くても対応できる器用さもあるので、
ここでの走りも期待したいですね。

■ダローネガ
去年の同レースでは３着と検討したダローネガ。

そのレース以降は掲示板にも乗る事が出来ていませんが、
噛み合わない展開になる事が多かったりと
恵まれない事が多くありました。

ただ、それだけ不安定な馬という事ですが・・・

もちろん、好走の可能性は高くはないですが、
今回、決定的な差し馬もいませんので、
この馬の末脚が発揮できれば一発はあると思います。

■アルマディヴァン
昨年は同レースで１３番人気ながら
２着に好走したアルマディヴァン。

その後は凡走が続いているものの、
こちらもダローガロ同様、噛み合わない展開が続いている
ような雰囲気です。

中京競馬場では良い成績を残していますので、
今回は怖い雰囲気が漂っています。

■カオスモス
東京競馬場ではある程度の成績を残してきましたが、
その他では凡走続き。

とはいえ、中京で走った事があるのは、
昨年の中京記念のみです。

東京で好成績を残せているので、
中京の坂もこなせるでしょう。

ハイペースになりそうな今回も苦戦はすると思いますが、
カオスモスのキレを発揮できれば、勝機はありそうです。

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以上が現時点での注目馬です。

ダッシングブレイズは安定感に欠けますし、
トウショウドラフタは距離が合わなそうな感じなので、
切りたいと考えています。

日曜は晴れると思いますので、
高速馬場になる可能性が高そうですね。

逃げ馬にとっては辛い展開となると思います。

本当に難しいレースではありますが、
枠順と日曜午前中のレース傾向を見て最終判断をするのが
良さそうですね。