【中山記念(G2)2016予想】素直な選馬が吉な予感のするレース

毎年、実力馬が始動するレース中山記念。

今年もドゥラメンテ、イスラボニータ、
リアルスティールなどG1級の馬が多く出走します。

実力馬が参戦するだけに、
比較的固い決着になる事が多く、
今年もそれほど荒れた決着にはならなそうです。

また、多頭数の出走はあまりなく、
今年も11頭と少ない出走。

揉まれる事も少なく、
アクシデントも少なそうですので、
大穴狙いは避けた方がいいかもしれません。

とはいえ、1番人気の信頼度は、
過去10年で複勝率が40%と低い傾向にあります。

対して、2~4番人気は複勝率80%と
安定しています。

他に、注目したい過去データはやはり中山での実績で、
注意したいのが、中山2000Mでの好走より、
中山2200Mで好走している馬の方が良いという点。

中山2200Mは2000Mよりペースが速くなる事が多く、
外回りと内回りという大きな違いがありますが、
データ的にはこの1800Mとの相性はいいのです。

血統的には2年連続でハーツクライ産駒が好走していますが、
基本的にはサンデーサイレンス系の馬には注目すべきでしょう。

最後の直線が短く、追い込めないコースですので、
脚質は先行が好走しています。

4コーナーで中団くらいにつけれる馬でないと
差し切る事はできないでしょう。

それでは、コースから、
中山記念の展望を見ていきましょう。

中山記念(G2) コース解説

中山1800Mで行われるこのレース。

スタートは正面スタンド前からのスタートで、
いきなりの上り坂とダッシュがしにくくなっています。

また、2F目では再び上りながらのカーブとなります。
カーブの終わりからは残り1000Mまで下り坂。

この事から前半は速いペースなりがちです。

ゴール手前のタイトなカーブを曲がり終わると
最後は310Mと短い上り坂の直線勝負。

最後の上り坂でスタミナが問われますが、
直線が短いので先行馬が残りやすくなっています。

前半のペースが遅くならない限り、
差し馬には厳しいレースとなるでしょう。

過去データでも前にいける馬が圧倒的に強く、
天候の崩れもなさそうな今回も素直に前にいる馬が勝つでしょう。

枠順は内枠の方が圧倒的に有利ですので、
人気薄の内枠の馬には警戒しておいた方がよさそうです。

中山記念(G2) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の11頭

・アンビシャス
・イスラボニータ
・カオスモス
・サトノギャラント
・ドゥラメンテ
・フルーキー
・マイネルラクリマ
・ラストインパクト
・リアルスティール
・レッドレイヴン
・ロゴタイプ

では、この11頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
中山記念の注目馬をあげていきましょう。

■イスラボニータ
前走のマイルチャンピオンシップでは、
出遅れてしまい、3着という結果に。

ですが、あの出遅れから追い込んで3着と
内容としては強い競馬でした。

先行脚質ですし、後は内枠を引いてくれれば、
上位に来る可能性は非常に高いでしょう。

仕上がりも上々なようですし、
3走連続の3着という不遇の結果を払拭してもらいたいところです。

■ロゴタイプ
2013年の皐月賞以来、
もう3年近く勝ちから離れてしまっていますが、
近走の走りをみても衰えているわけではないでしょう。

このコースとの相性もよく、
ロゴタイプにとって理想の舞台ともいえます。

特に中山記念は2年連続で複勝圏内に来ており、
このレースはリピーターも多い事から、
昨年と同じように積極的なレースができれば、
馬券内は十分にありえるでしょう。

■ドゥラメンテ
もはや能力の高さは説明不要のドゥラメンテ。

昨年のダービー直後に骨折が判明し、
長期休養を余儀なくされ、このレースで復帰します。

復帰後という事、そして同コースでの実績がない事は
割り引きとなりますが、それでも切れる馬ではありません。

■リアルスティール
能力は高いものの、
勝ちからは見放されているリアルスティール。

ただ、昨年は重賞5戦中4戦で2着と安定感はあります。

故障もなく、順調にきていますし、
今回の55キロという斤量もプラス材料です。

詰めが甘い面がありますので、
今回も1着を逃すかもしれませんが、
こちらも外せない馬という事は間違いありません。

■ラストインパクト
昨年で目立った好走はジャパンカップの2着。

このレースはムーア騎手の手腕もあったと思いますが、
それでも簡単に勝てるレースではないはず。

また、高い瞬発力もある馬なので、
適正などの不安材料はありますが、一発を狙うにはいいと思います。

あまり人気が出なければ入れてもいい馬だと思います。
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以上が現時点での注目馬です。

後は、4歳馬の中ではトップクラスの実力を誇る
アンビシャスも気にはなる存在ですね。

展開を作るのが上手いルメール騎手の出方次第で、
良い線まではいきそうですが、脚質的にも中山1800Mはあまり合いそうになく、
まだ一歩力が及ばない印象があります。

やはり、1番の注目は休養明けのドゥラメンテ。

中山記念の次はドバイに出走予定という事もあり、
この中山記念をどう走るのかが楽しみです。

実力馬や休養明けの馬などが多く、
1着固定では狙いにくいレースだと感じました。

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