【中山記念（Ｇ２）２０１８予想】少頭数ながら今年もやや荒れ模様になりそうなレース

今週から開催場が変わり、
中山競馬場で一発目に行われるのは
Ｇ２競争の中山記念。

ここで勝って安田記念や大阪杯などＧ１レースでも
結果を残す馬が多く、実力馬が多く参戦するレースですね。

エアスピネルは回避しましたが、
今年も面白そうな馬が揃いましたので、
レースが楽しみです。

それでは、過去の傾向から中山記念を見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆上位人気は馬券に絡むものの１番人気は信頼度薄☆

過去１０年で１番人気の複勝率は４０％と
そこまで信頼度は高くありません。

ただ、２～４番人気は全て複勝率６０％と
こちらは高確率で馬券に絡んでいます。

余程馬場が悪くない限り、
少頭数ですし派手に荒れる事はないと思いますが、
オッズが割れやすいレースですので、
着順次第では中波乱くらいにはなりそうです。

年齢から見る過去傾向

☆穴馬を狙うなら高齢馬から☆

これまで６番人気以下の馬で馬券に絡んだのは
６歳以上の牡馬のみ。

年齢別の出走頭数にそこまでの偏りはないので、
これは参考にしたいですね。

今年もベテランから穴馬を探してみたいと思います。

脚質の成績から見る過去傾向

☆逃げ・先行が優勢、当日の馬場には注意☆

中山記念のコースはスタートが上り坂となり、
初めはダッシュが付きにくい構造です。

中盤からのペースは年によりバラバラで、
ここで緩むと完全に先行が有利になりますね。

ただ、基本的には瞬発力勝負にはなりづらく、
先行が有利と言ってもいいでしょう。

天候が悪くなると
重馬場適正がある馬が特に来やすくなりますので、
当日の馬場には注意ですね。

中山記念（Ｇ２）コース解説

中山記念が行われるのは
中山競馬場1800M（芝）のコース。

スタートは上りの途中からで、
スタートから２Ｆは上りが続きます。

そのため、最初はダッシュが付きにくく、
先行争いは激しくなりにくいです。

先行馬にとっては内枠が有利となりますが、
頭数は少ないので、枠順の有利不利は
そんな考えなくていいでしょう。

上りながら最初のカーブ１コーナーを
過ぎて２コーナーに入る手前で次は下りとなります。

そこから２Ｆは急な下り坂となり、
ここでのペースがカギとなってきますね。

ペースが緩めば先行馬が有利になり、
ハイになれば差し馬が届く事になるでしょう。

先行馬がどんなペースを作るかを予想するのは
難しいですが前走などでチェックしておいた方が
良さそうですね。

基本的には前優勢ですので、
先行の実力馬なら問題なくこなせると思います。

中山記念（Ｇ２）注目馬予想

今回の出走馬は以下の１０頭

・アエロリット
・ヴィブロス
・ウインブライト
・サクラアンプルール
・ショウナンバッハ
・ディサイファ
・ペルシアンナイト
・マイネルサージュ
・マイネルハニー
・マルターズアポジー

では、この１０頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
中山記念の注目馬をあげていきましょう。

■ペルシアンナイト
前走のマイルチャンピオンシップでは
後方からジワジワと伸びてきて
古馬相手に見事勝利を飾りました。

マイルの出走が多いですが、
皐月賞でも２着となっていますし、
この距離でも問題はないでしょう。

目標は大阪杯になると思うので、
今回はメイチで勝負する事はないと思いますが、
馬券内には問題なく食い込んで来ると思います。

■ウインブライト
昨年のＧ１では全く活躍できませんでしたが、
福島記念、中山金杯と連対を重ね、
調子を上げてきています。

最後が甘くなるところがあり、
伸びも一瞬で終わってしまいますので、
そこがマイナス点ではありますが中山は大得意な舞台。

ここでも好走を期待したいですね。

■ヴィブロス
秋華賞馬のヴィブロス。
前走のエリザベス女王杯では、
１番人気ながら５着と期待を裏切る結果となりましたが、
途中で掛かってしまった事もありますし、
2200Mはこの馬にとっては長かったと思います。

慣れた1800Mならこの馬のトップスピード持続力を活かして
上位に喰い込めるはずです。

■サクラアンプルール
昨年の２着馬サクラアンプルール。
中山は大得意な馬ですね。

今年は逃げ馬が多くペースが上がるかも
しれないので基礎スピードに弱いこの馬の
信頼度は高くないかもしれません。

ただ、段階的に加速できる器用さがあるので、
今回もしっかりと良さを活かせる展開になれば、
上位に喰い込めるでしょう。

できれば内枠を引いて欲しいですね。

■ディサイファ
穴として入れるならこの馬が
面白いかもしれませんね。

２年程全く馬券に絡んでいませんが、
前走のAJCCでは４着と健闘しました。

中山の舞台は得意だと思いますし、
距離的にも1800Mは合っているでしょう。

前のポジションで上手く立ち回れば
一発は十分にあると思います。

以上が現時点での注目馬です。

出走馬をみると、
やはりペルシアンナイトの信頼度は高いと思いますね。

それ以下のメンバーは結構横這いな感じがするので、
ペルシアンナイト軸に馬券を組み立てたいと思います。