【京都記念(G2)2017予想】マカヒキの1着を疑ってもいい

天皇賞のステップレースとして、
同じ京都競馬場で開催される京都記念。

このレースに出る馬が天皇賞、宝塚記念などで
好走する事が多く、注目度も高いレースです。

今年は10頭と寂しい頭数となっていますが、
サトノクラウン、マカヒキ、ミッキーロケットなど
面白そうな実力馬が出走します。

それでは、過去の傾向から京都記念を見ていきます。

人気順から見る過去傾向

☆1~6番人気で決まる割りと順当なレース☆

過去10年で、
1~3番人気の複勝率は60%以上と信頼度は高め。

7番人気以降は複勝率3%、
3連単の配当も過去10年で81,540円が最高と
荒れる感じは少なそうです。

淀の坂があるため地力のある馬が好走するコースですので、
強い馬を単純に買う方が良さそうです。

枠順から見る過去傾向

☆コースデータ以上に外枠の強さが際立つ☆

頭数が少ない事が多いわりに
6~8枠が強いですね。

特に連対率。
1~5枠が13%に対し6~8枠が
合計頭数が少ないにも関わらず19%もあります。

コース的には枠順の有利不利はないとは思いますが、
差し馬が好走するコースですので、
内で窮屈になるより外にいた方がいいとは思います。

過去出走レースから見る過去傾向

☆G2から出走した馬は不振な結果に☆

前走がG1を走った馬は過去10年で、
複勝率44.7%と好成績を収めています。

そして、前走G2組はというと
AJCC、日経新春杯2つ併せても
3着が2頭しかおらずかなり不振な成績。

このデータからするとミッキーロケットは
危うい感じもします。

京都記念(G2) コース解説

京都記念が行われるのは京都2200Mの舞台。

スタートはホームストレッチ側の直線から。

スタートして最初のカーブまでは、
400Mと比較的長い距離があり、
平坦なコースですので先行争いは激しくならなそうです。

このため、枠順はそこまで関係がないと思いますが、
上記でのお伝えしたとおりこのレースは外枠が
良く馬券に絡んでいます。

そのまま1、2コーナーを曲がり、
向正面の途中まではひたすら平坦な道が続きます。

そこから淀の坂がありますので、
ここでペースが落ちる事が多く、
後続の馬が詰め寄る事ができ、後ろからでも届く展開になります。

ペースが止まらない場合は少ないですが、
その場合は前が更に厳しくなるでしょう。

そして、3コーナー途中から下り坂が続き、
ゴールまで息をいれられなくなりますので、
後半特化型になる事が多いです。

長い脚が必要、そして末脚も必要となるので、
やはり実力馬が台頭しやすいレースなのでしょう。

この淀の坂でレースが決まると言っても過言ではなく、
特殊なコースである事からリピーターが多いコースでもあります。

京都記念(G2) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の10頭

・アクションスター
・アングライフェン
・ウインインスパイア
・ガリバルディ
・サトノクラウン
・ショウナンバッハ
・スマートレイアー
・マカヒキ
・ミッキーロケット
・ヤマカツライデン
では、この10頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
京都記念の注目馬をあげていきましょう。

■サトノクラウン
昨年の同レースを制覇したサトノクラウン。

適正は問題ないですし、
何より香港ヴァーズの1戦は本当に強い競馬を
したと思います。

差しがいまいちな馬でしたけど、
そんな事なかったのかと思わせるような走りでした。

昨年の京都記念から不振な成績に終わっていましたが、
今年は一変している可能性もありますね。

今回のレースならマカヒキに勝つ事も十分に考えられます。

■マカヒキ
文句無しの実力を持つダービー馬マカヒキ。

恐らくグリグリの1番人気になるのではないでしょうか。

凱旋門賞では14着と惨敗してしまい、
タフなレースになると脆いという事が露呈して
しまったかもしれませんね。

ダービーも皐月賞も末脚勝負になりましたから、
今回は本領発揮という訳にはいかなそうです。

ただそれでも力はミッキークイーンなどと
比べても1枚上だという事を考えると
ここでも好走はしてくるでしょう。

■ミッキーロケット
G1以外では安定した走りを続けているミッキーロケット。

サトノダイヤモンドにも迫る力があるので、
能力は間違いないでしょう。

前走、日経新春杯組は不振ですが、
日経新春杯は厳し流れで粘り差しで見事1着。

あの流れで力を見せてきたので、
消耗戦になりやすい今回のレースでも合うと思います。

■アングライフェン
重賞実績はありませんが、
マレーシアカップでは速い流れで最後まで粘り、
ヴォルシェーブを撃破とその粘り強さが今回のレースでも
活きてきそうです。

近走での活躍はありませんが、
ドスローな展開や距離が合わなかったり出遅れなど
恵まれなかった事が多々ありました。

今回は結果を出せる舞台だと思いますので、
ここで期待したいと思います。

■ヤマカツライデン
楽な逃げ切りができれば一発ある馬だと思います。

前走も逃げたのですが、
+14キロの体重増が影響してかそこまで
逃げ切る事はできませんでしたね。

ただ、良く粘っていたとは思いますので、
今回は更にパフォーマンスを上げてくるでしょう。

この馬は展開が向かないと一切ダメだと思いますので、
無理に馬券に入れなくても問題はなさそうです。
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以上が現時点での注目馬です。

配当が美味しくなさそうな感じなので、
マカヒキは2、3着付けの方がいいかもしれませんね。

マカヒキがダービー馬の意地を見せるのか、
サトノクラウンが開花させた末脚で撃破するのか。

この2頭の戦いが楽しみです。

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