【優駿牝馬(オークス)（Ｇ１）２０１７予想】穴馬を選ぶならキレ味を重視

今週は牝馬クラシック第２弾、
2400Mの中距離で争われるオークスが開催されます。

桜花賞から800Mの距離延長となりますが、
桜花賞の好走馬がこのレースでも
上位に喰い込む事が多いですね。

桜花賞で１着になったのは、
８番人気で波乱を演出したレーヌミノルですが、
オークスではどのような走りを見せてくれるのでしょうか。

それでは、過去の傾向からオークスを見ていきます。

人気順から見る過去傾向

☆人気馬堅実、狙っても中穴程度か☆

上位人気の複勝率は過去１０年で、
１番人気７０％、２番人気５０％と
まずまず安定した成績を誇っています。

二桁人気はというと過去１０年で、
１頭しか馬券に絡んでいませんので、
人気馬を軸に抑えつつ、中穴を狙うのが
よさそうです。

枠順から見る過去傾向

☆中穴狙いなら内枠か外枠☆

内も外もそこまで有利不利はなく、
全体的にも万遍なく好走しています。

ただ、４番人気以降の中穴を見てみると
１、２枠と７、８枠の成績が良い傾向にあります。

３～６枠が過去１０年で３頭しか
馬券に絡んでいないのに対し、
１、２、７、８枠は１２頭。

今回も内、外枠の穴馬には注目すべきでしょう。

前走・脚質から見る過去傾向

☆速い上がりを使える馬は要注意☆

前走から見ると桜花賞組、フローラステークスで
上位に入った馬はここでも好走する可能性は髙いです。

桜花賞組からは巻き返しも多く、
巻き返した馬のほとんどは速い上がりを使える馬。

逆にフローラステークスの下位着順の馬は信用できませんが、
桜花賞組で速い上がりを使って負けた馬なら、
ここで好走する可能性も大いにあります。

優駿牝馬(オークス)（Ｇ１）　コース解説

オークスが行われるのは東京競馬場(芝)2400Mのコース。

スタートはスタンド前の上り坂を上りきったところから。

スタートして平坦な直線が400M程続くので、
先行争いに枠順はあまり関係ありません。

最初のコーナーを回ると緩やかな下りが向正面まで続きますが、
まだ先が長い事もあり、ここでペースが上がる事は
ほとんどありません。

下り坂が終わると急な上り坂が出現し、
ここでペースが落ちやすくなります。

短い上り坂の後は、３コーナー途中まで再び下り坂、
その後、３コーナー途中から緩やかな上り坂となります。

起伏にとんだコースですが、
基本的に４コーナーの手前までは
ペースが極端に上がる事はないでしょう。

そして、４コーナー終わりから、
一気にペースが上がり最後の直線になります。

スローペースの後半特化型のレースになりやすく、
差し馬が良く好走しています。

追い込みも十分に届くレースですね。

優駿牝馬(オークス)（Ｇ１）　注目馬予想

今回の出走馬は以下の１８頭

・モズカッチャン
・ソウルスターリング
・フローレスマジック
・ミスパンテール
・モーヴサファイア
・ハローユニコーン
・ディアドラ
・ホウオウパフューム
・ディーパワンサ
・ブラックスビーチ
・レッドコルディス
・ブラックオニキス
・レーヌミノル
・リスグラシュー
・ヤマカツグレース
・アドマイヤミヤビ
・カリビアンゴールド
・マナローラ
では、この１８頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
オークスの注目馬をあげていきましょう。

■リスグラシュー
前走の桜花賞では２着とレーヌミノルを
差し切る事はできませんでしたが、
もう少し距離が長ければ差し切っていたでしょう。

その点からも距離延長はプラスに働くはずです。

安定感もあり、今回もマイナスポイントは
見当たりませんので、軸でもいいと思います。

■ソウルスターリング
桜花賞では稍重・ハイペースと
これまでとは違う展開に苦しんだ印象です。

ただ、それでも３着に入ってきているのですから、
今回は条件が合えばすんなり突き抜ける
可能性は大いにあります。

実力が上位な事は明白なので、
馬券に外すのは危険でしょう。

■レーヌミノル
桜花賞を制覇して２冠を目指すレーヌミノル。

前の位置で最後も伸びてきて、
相当強い競馬をしたと思います。

2400Mは長いとは思いますし、
差しが有利なレースではありますが、
前走の強い内容から紐には入れておきたいです。

■ミスパンテール
桜花賞では４番人気ながら、
１６着と惨敗してしまいました。

負け過ぎな印象で、評価は落ちると思いますが、
前走は重馬場・締まった流れでしたので、
今回は再考の余地はあると思います。

状態次第と思いますが、
素晴らしいキレ味は持っているので、
ここで好走できれば面白いですね。

■ディアドラ
デビューからすでにキャリア１０戦。

これまで掲示板を外したのは、
桜花賞の６着のみと安定した走りを
しています。

後半に特化したレースで、
速い上がりを使い結果を残しており、
オークスの展開的にも合っていそうです。

穴馬として狙ってみたくなる１頭です。

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以上が現時点での注目馬です。

中穴程度の馬が横一戦なので、
紐で狙う馬を選ぶのが難しいですね。

素直に上位だけで決まりそうな予感がするので、
配当的には美味しくなりにくいかもしれません。

穴馬は広げず少点数で狙いたいですね。