【優駿牝馬(オークス)(G1)2016予想】伏兵馬大混戦のレース

今週は3歳牝馬クラシック第2弾のオークスが、
東京競馬場で行われます。

第1弾の桜花賞を制したジュエラーが骨折となり、
最有力候補はシンハライトとなりそうですが、
その他にも思わぬ伏兵馬が突っ込んできそうな予感がします。

桜花賞から800Mも伸びますし、
2400M初挑戦の競争馬は多いはずですからね。

ただ、桜花賞からオークスへと舞台が変わったとしても、
桜花賞で上位人気馬が勝利した場合は、オークスでも好走する傾向があります。

過去には、アパパネやジェンティルドンナなども桜花賞、オークス共に好走しています。

また、穴馬は複勝圏内に来る事は珍しくありませんが、
2桁人気の馬は過去10年で1頭しか好走した例はありません。

1番人気の複勝率は60%、2番人気と3番人気は40%
まずまず好走しています。

枠順別では5枠が複勝率35%と好走していますが、
これは5枠に実力が集まったためで、枠順の有利不利はそこまで関係しないでしょう。

前走からみるとやはり桜花賞組が多く、
その中でも桜花賞4着以内の馬の好走が目立ちます。

また、前走が桜花賞ではなくオークスで勝利している馬も、
前走は3着以内の馬が好走しています。

桜花賞に出走はしていなくても、
連対が続いている馬には気をつけた方がいいでしょう。

それでは、コースから、
オークスの展望を見ていきましょう。

優駿牝馬(オークス)(G1) コース解説

東京2400Mで争われるオークス。

スタートはスタンドの前からで、
スタートから400Mは真っ直ぐな直線が続きます。

そのため、先行争いに枠順はあまり関係無さそうです。

そして、最初のカーブの中頃から下り坂になります。

ここで、ペースが上がる事が多く、
時には一気に逃げる馬も出てきます。

ただ、全体のラップ次第はハイペースになる事は稀。

基本的にはペースは上がらず、後続の馬が徐々に上がってくる印象です。

差し、追い込みの馬が良い位置につけやすいので、
有利になる事が多いです。

先行で残る事はほとんどできませんが、
当日の重馬場であったり、先行馬が内枠で内が伸びる馬場であれば、
残る可能性は出てきます。

この辺りは、土曜日や当日前半の展開などを見て決めたいですね。

優駿牝馬(オークス)(G1) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の18頭

・フロムマイハート
・アウェイク
・シンハライト
・アットザシーサイド
・ペプチドサプル
・アドマイヤリード
・ゲッカコウ
・デンコウアンジュ
・ウインファビラス
・ダンツペンダント
・エンジェルフェイス
・フロンテアクイーン
・チェッキーノ
・ビッシュ
・レッドアヴァンセ
・ジェラシー
・ロッテンマイヤー
・ダイワドレッサー

では、この18頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
オークスの注目馬をあげていきましょう。

■シンハライト
この馬はやはり外せないと思います。

桜花賞でもジュエラーにハナ差で2着でしたので、
実力的には全く問題はありません。

キレ味抜群の脚もありますし、
差しが有利なこのコースでも実力は発揮できるでしょう。

不安点と言えばマイルまでの経験しかない事ですが、
ディープインパクト×シングスピールの血統面からみても、
2400Mの距離はこなせると考えています。

■チェッキーノ
未勝利戦から3連勝中のチェッキーノ。

前走のフローラステークスでは、
大外枠と条件は良くなかったものの、
結果は2着に3馬身差を空けての圧勝。

これを見ると2400Mは問題ないように思います。

今年はシンハライト以外で抜きんでた馬はいませんので、
十分に通用する力はあると思います。

■アットザシーサイド
これまで掲示板を外した事がなく抜群の安定感を誇っています。

前走の桜花賞では最後の直線で伸びてきたものの、
ジュエラー、シンハライトには及ばず3着。

この差なら、今回馬券内に入ってもおかしくはありません。

桜花賞出走前に福永騎手が、
距離が伸びた方が楽しみとコメントしていましたので、
今回は桜花賞以上のパフォーマンスを期待できそうです。

■ビッシュ
前走のフローラステークスでは、
出負けしてしまい、最後方での競馬となってしまったため、
伸びてこれず5着となってしまいました。

ですが、チェッキーノと同じく上がり最速を出しています。

決定的なトップスピードがある訳ではありませんし、
チェッキーノと比較すると道中での基礎スピードも足りないと思いますので、
勝てるかというと微妙ではありますが、

デムーロ騎手が覚醒させてくれる事を楽しみにしています。

■アドマイヤリード
桜花賞は最後方からの競馬で、
最後はジュエラーに次ぎ2番目の上がりで5着。

もう少し中団で競馬が出来ていれば、
馬券内もあったのではないかという内容でした。

良血で能力は高いのでまだまだ底は見せてないと思いますし、
距離延長もプラスに働く可能性があります。

不安定な面はありますが、穴馬候補としては面白いと思います。
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以上が現時点での注目馬です。

シンハライト以下がなかなか混戦しており、
予想が難しいレースとなりました。

立ち回りとかよりも、
最後までシブとく伸びる事ができる馬が、
勝利するレース。

ここ5年1番人気が勝っていないだけに、
シンハライトがどのような力を見せるのか、
楽しみな一戦です。

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