【函館スプリントステークス（Ｇ３）２０１７予想】先行馬を軸に穴馬を狙うレース

春競馬も終盤に入り、
今週からはローカルの函館競馬場開催が追加されます。

そして、初週に行われる重賞が、
函館スプリントステークス。

あまり注目度は高くないレースですが、
夏、秋のスプリント戦を占う意味でも、
重要なレースかもしれません。

ただ、このレースはとにかく荒れる傾向が強いので、
フラットな目ではなく穴馬を探した方が良さそうですね。

洋芝の適正が重要ですので、
その点も注視すべきでしょう。

それでは、過去の傾向から函館スプリントステークスを見ていきます。

人気順から見る過去傾向

☆中穴～大穴の好走は珍しくない☆

複勝率に関して、
最も高成績な１番人気でも５０％と
上位人気の信頼度は低め。

２～８番人気は２０％～４０％と
どんぐりの背比べ状態です。

函館記念は２０１２年に７月から６月の
開催になりましたが、
そこからはほぼ全てレースで波乱の結果になっています。

枠順から見る過去傾向

☆内外の差は少なく中枠が不利か☆

データ的には１～３枠の成績が好調ですが、
近年は外枠も馬券に良く絡んでいます。

内と外の枠順の差はほとんどありませんが、
中枠は成績が悪いですね。

４～６枠の人気薄は切ってしまってもいいかも
しれません。

枠順・脚質から見る過去傾向

☆穴を狙うなら差し追い込み☆

圧倒的に前が有利な事はありますが、
2014年、2015年は差し、追い込みが
穴を開けてきています。

上がり最速で差してきた馬がいれば、
狙ってみても面白いと思います。

函館スプリントステークス（Ｇ３）　コース解説

函館競馬場1200Mのコースで函館ＳＳは行われます。

まずスタートは向こう正面２コーナーのポケットから。

スタートからは長い直線が続きますので、
枠順の有利、不利はほとんどありませんが、
中枠は揉まれる事がありますので、
割り引きが必要かなと思います。

スタートしてから初めのコーナーにさし掛かるまでは、
緩やかな上りになっており、そこまで加速はつきません。

ただ、1200Mという距離から、
ペースは緩まないのでスタミナが必要になってきますね。

４コーナーからは緩やかな下りとなり、
最後の直線は平坦になります。

短距離なので、先行馬が有利になりますが、
上りが長く、下りは短いので、
力のある先行馬でないと最後は失速してしまうでしょう。

先行馬・好位置につける馬を基本的に、
穴は差し馬+函館が得意な騎手の組み合わせで
馬券を組み立てるのがいいと思います。

函館スプリントステークス（Ｇ３）　注目馬予想

今回の出走馬は以下の１３頭

・イッテツ
・エイシンブルズアイ
・エポワス
・キングハート
・クリスマス
・シュウジ
・ジューヌエコール
・セイウンコウセイ
・ノボバカラ
・ブランボヌール
・ホッコーサラスター
・ラインハート
・レヴァンテライオン

では、この１３頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
函館スプリントステークスの注目馬をあげていきましょう。

■セイウンコウセイ
高松宮記念の覇者セイウンコウセイ。

短距離路線に変更してからは一気に開花しました。

1200Mでの成績は全て連対しており、
このメンバーでの実力は抜けているでしょう。

先行して結果を出せる馬なので、
ここでも安定した走りを見せてくれると思います。

馬券には必ず入れておきたい存在です。

■シュウジ
昨年の同レースの２着馬ですので、
適正は問題ないでしょう。

１着ともハナ差と差の無い競馬をしているので、
強い競馬をしたと思います。

近走ではなかなか結果を残せていませんが、
成績を見ていても明らかに洋芝が合っている雰囲気ですし、
夏に好走している馬ですので、今回も期待はできます。

■クリスマス
１１走連続で1200Mを走っているクリスマス。

昨年と今年の２回は凡走していますが、
どちらとも輸送の影響が大きかった模様。

その他のレースでは好成績で、
特に函館・札幌では素晴らしい成績を残しています。

ハイペースで逃げても残れるしぶとさがあるので、
入れておいた方がいい１頭でしょう。

■エイシンブルズアイ
近走の成績を見ていると、
６戦連続で馬券内を外しているので、
買い辛い存在かもしれません。

ただ、近２走はダートでの敗戦ですし、
そこまで負けている印象はないです。

ハクサンムーンも負かしている馬ですので、
芝が変わりここで一変する可能性もあると思います。

■イッテツ
こちらも洋芝巧者のイッテツ。

近走はダート、1600Mと今回とは全く別条件での
凡走ですので、参考外でいいのはないでしょうか。

重賞成績がなく、メンバーレベルは上がりますので、
展開や運が必要になってくると思いますが、
穴馬としては面白い存在だと思います。

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以上が現時点での注目馬です。

枠順次第ではホッコーサラスターも
穴馬の候補としては入れておきたい感じです。

今年も荒れる事を期待して、
広く買いたいですね。