【函館スプリントステークス(G3)2018予想】実力拮抗で今年も荒れそうな予感がするレース

今週から函館開催が加わり、
同時にサマーシリーズの幕開けとなります。

第1戦目はスプリント戦の、函館スプリントステークス。

サマーシリーズのチャンピオンになるために、
ここで良いスタート切りたいところでしょう。

近年は荒れ模様ですが、
今年、開幕戦を制するのはどの馬なのでしょうか。

それでは、過去の傾向から函館スプリントステークスを見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆6月開催になってからは荒れた傾向に☆

過去10年でみると1番~4番人気の複勝率は
30~50%とまずまずの成績ですが、
近年は上位人気の信頼度が低い成績となっています。

特に1番人気は過去5年全て馬券外、
2番人気も1頭しか絡んでいません。

6月開催になってから荒れ模様になっているので、
今年も下位人気の好走には注意していた方が良さそうです。

年齢から見る過去傾向

☆牝馬の3、4歳馬は穴馬も注意☆

夏らしく牝馬の成績が良い傾向にあります。

特に3、4歳馬は過去10年で、
3歳の複勝率が40%、4歳馬は62.5%と
好成績を収めています。

牝馬の5歳以上となるとガクッと成績が落ちますので、
この点は注意が必要ですね。

脚質から見る過去傾向

☆穴を狙うなら差し・追い込み☆

年によって馬券に絡む馬の脚質はバラバラです。

先行勢が独占する年、差しが独占する年と
極端な脚質になりやすい傾向ですね。

人気馬は先行に集中していますので、
穴馬を狙うなら差しか追い込みが狙い目だと思います。

函館スプリントステークス(G3)コース解説

函館スプリントステークスが行われるのは、
函館1200M(芝)のコース。

スタートは向正面2コーナーのポケットから。

スタートから長い直線となりますので、
枠の有利不利はほぼないでしょう。

スタートから約800M、ダラダラと長い上り坂が続き、
この坂は4コーナーの途中まで続きます。

加速がつきにくいコースではありますが、
ペースのゆるみはなく、スタミナは必要になりますね。

最後の4コーナーからは下りとなり、
そのまま勢いで流れこんでゴールとなります。

力のある先行馬なら前で残れる可能性はありますが、
厳しい流れとなった場合は前の消耗が激しくなり、
差し馬が届く展開になります。

ただし外を回した場合は差し馬有利な展開になっても
届かない可能性があるので、差しで内を回す馬が好走しています。

この点は騎手の腕もあるので、
騎手の函館適正も要注意ですね。

函館スプリントステークス(G3)注目馬予想

今回の出走馬は以下の16頭

・アドマイヤゴッド
・エポワス
・キングハート
・ジューヌエコール
・セイウンコウセイ
・ダイアナヘイロー
・タマモブリリアン
・ティーハーフ
・ナックビーナス
・ノットフォーマル
・ノボバカラ
・ヒルノデイバロー
・ユキノアイオロス
・ライトフェアリー
・ラインスピリット
・ワンスインナムーン

では、この16頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
函館スプリントステークスの注目馬をあげていきましょう。

■ナックビーナス
前走の高松宮記念では10番人気ながら、
3着と大健闘。

これまでの成績を見ても
大崩れはしない安定感がありますね。

重賞での勝利こそないものの、
堅実に走ってこれ、洋芝適正も高いので、
ここでも好走は十分に期待できるでしょう。

軸でも問題はないくらいの信頼度はあると思います。

■ワンスインナムーン
国内の1200Mでは馬券を外した事はなく、
スプリント能力は相当高いと思います。

ハナを切ってペースを上げても
最後までしっかり粘れる力はあるので、
ペースを握ってしまえば強いでしょう。

今回はメンバー的に十分勝ち負けできるチャンスはあります。

■エポワス
昨年の同レースの3着馬。

成績にはムラがありますが、
洋芝に限っていれば15戦中10戦で馬券に絡んでおり、
そこまで大きくも崩れていません。

ここ2戦は大敗していますが、
反応は悪くなってはいないので、
洋芝に戻れば一変は期待できるでしょう。

■ジューヌエコール
昨年のこのレースの覇者。

ここ1年は全て二桁着順と大敗しており、
状態も正直十分ではないと思いますが、
昨年のレースはかなり強い競馬をしていましたし、
体調次第では巻き返しは期待できます。

牝馬の4歳馬とデータ的にも買いたくなる1頭ですね。

■ノットフォーマル
成績的にはほとんど結果を出していませんが、
前走の韋駄天ステークスでは1000Mに初挑戦で
2着と結果を出してきました。

これまで1400M~2000Mを使われてきたのが
敗因だった可能性も十分に考えられます。

前走の後方からの伸びは素晴らしく、
1200Mになっても十分に通用するでしょう。

穴馬としては面白い1頭だと思います。

強い馬でも不安な要素が多いので、
穴馬の好走は十分に期待できるでしょう。

脚質が極端な傾向ですので、
先行なら先行のみ、差しなら差しのみと
決め打ちをしてもいいかもしれませんね。

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