今週は阪神競馬場で開催されるG1レース大阪杯。
G2競走から昇格となって2回目。
天皇賞、宝塚記念、安田記念、海外G1を目指す
有力馬が多く出走します。
今年もG1馬が5頭も出走する豪華な顔ぶれ。
この中から見事制覇するのはどの馬なのでしょうか。
それでは、過去の傾向から大阪杯を見ていきましょう。
人気順から見る過去傾向
☆1番人気安定も1桁人気は注意が必要か☆
G2含めた過去10年で見てみると
1番人気は連対率70%、複勝率90%と
信頼度の高い成績を収めています。
一方で2~9番人気は
割と万遍なく馬券に絡んでいます。
現実的には7番人気以内の方がいいと思いますが、
オッズが割れれば8、9番人気も入れてもいいでしょう。
二桁人気の好走歴はありませんので、
こちらは切っても良さそうです。
前走から見る過去傾向
☆二桁着順は厳しいが、巻き返しは十分にあり☆
基本は前走掲示板以内の馬が馬券には絡みやすいでしょう。
ただ、6~9着は26頭中4頭とまずまず。
前走で勝ち馬との着差が1.0秒以内の馬なら、
6~9着であっても視野には入れたいですね。
前走の着順が二桁人気の馬は、
過去10年で1頭も馬券に絡んでいませんので、
こちらは消しても問題ないでしょう。
枠順から見る過去傾向
☆コースデータ以上に内枠不利外枠有利☆
過去10年でみると1枠は1頭も馬券に絡んでおらず、
2枠も2頭が3着になっているものの、連対はしていません。
3枠は5頭が馬券に絡んでいますが、
人気馬が集中しておりますので、
内枠の人気薄は割り引きしてもいいかもしれません。
穴馬を見つけるなら中~外枠を注視ですね。
大阪杯(G1)コース解説
大阪杯が行われるのは、
阪神2000M(芝)のコース。
スタートして100Mは緩やかな下りになりますが、
そこから100M程、高低差2Mの急坂となります。
序盤は加速がつきにくい構造ですね。
坂を上った後は1コーナーのカーブに差し掛かり、
そこから3コーナーまでは平坦な道のり。
ペースも淡々と進んでいくでしょう。
先行馬の質によってはスローになる事もあります。
3コーナーを曲がるとそこからは緩やかな下りが
最後の直線半ばまで続きます。
前の馬はこの坂を利用して加速していくので、
後方から詰めにくい展開になります。
最後のカーブはタイトですので、
後方からの馬が外を回されるとかなりのロスが発生します。
後方からはの馬は早めに動きたいところですね。
基本的には先行馬、
好位の馬が有利な展開となるでしょう。
差しも届くケースもありますが、
位置取りが重要ですので騎手の腕にかかっていますね。
大阪杯(G1)注目馬予想
今回の出走馬は以下の16頭
・アルアイン
・ウインブライト
・ゴールドアクター
・サトノダイヤモンド
・サトノノブレス
・シュヴァルグラン
・スマートレイアー
・スワーヴリチャード
・ダンビュライト
・トリオンフ
・ペルシアンナイト
・マサハヤドリーム
・ミッキースワロー
・メートルダール
・ヤマカツエース
・ヤマカツライデン
では、この16頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
大阪杯の注目馬をあげていきましょう。
■アルアイン
昨年の皐月賞以来勝ってはいませんが、
距離延長が響いている可能性が高く、
ベストな距離になる今回は皐月賞と同距離なので、
返り咲きは十分にありえるでしょう。
高速馬場気味になっていると思うので、
その点もこの馬にとっては追い風です。
この馬自身はスローになり過ぎず、
積極的に前に行って欲しいですね。
■シュヴァルグラン
昨年のジャパンカップ馬シュヴァルグラン。
近走では流れた中でも伸びてこれているので、
このレースでも高い能力を見せてくれそうです。
トップスピード持続力も高く、
ここは馬券から外せない存在でしょう。
■サトノダイヤモンド
1年くらい勝ちから遠ざかっており、
前走でも3着となってしまいましたが、
上がり最速で伸びてきました。
海外明けという事を考えると上出来だと思いますし、
今回は叩いて良化していると思います。
また、このレースは器用さも重要ですので、
この馬の操作性の高さも大きな武器になるはずです。
■ペルシアンナイト
中山記念では1番人気ながら5着に
敗れてしまいましたが、
敗因ははっきりしており評価を落とす事はないと思います。
マイルがベストだと思いますが、
皐月賞もこなしていますので、
中距離でもやれる力はあるでしょう。
積極的に前目の良いポジションを獲って欲しいですね。
■トリオンフ
穴馬で狙ってみたいのがトリンオフ。
前々走でも前目の位置から
落とす事なく最後まで駆け抜けていました。
噛み合えばこのレースでも通用すると思いますし、
好位置から伸びてくる事もできますので、
警戒しておきたいですね。
1番人気になりそうなスワーヴリチャードは
今回はどうでしょうか。
ペースが上がりそうですし、
右回りという事で決して良い条件ではありません。
飛ぶ可能性も十分ありそうです。
意外と1、2番人気の両方が
馬券に絡む事は少ないレースですので、
切ってみてもいいかもしれません。
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