【天皇賞(春)(G1)2018予想】抜けた馬がいない今年は大荒れの可能性もあり

今週は古馬の頂上決戦、天皇賞(春)が開催されます。

京都3200Mという距離ですが、
スタミナだけが問われるというワケではない特殊なレースですので、
コースバイアスが顕著に現れるレースですね。

そのため、昨年こそガチガチの結果になりましたが、
荒れる事が多いレースです。

適正や過去傾向で偏った傾向が出ていますので、
その辺りを注視して予想を組み立てていきたいですね。

それでは、過去の傾向から天皇賞(春)を見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆1番人気は大不振、人気薄も好走の可能性有り☆

昨年は1番人気のキタサンブラックが勝利し、
上位人気が上位を固めましたが、
過去10年の1番人気の複勝率は20%と大不振。

ただ、2番人気は70%、3番人気60%と
上位人気が全て不振なわけではありません。

また、二桁人気も過去10年で5頭が絡んでいますので、
ここは適正をしっかりと見極める必要がありそうです。

枠順から見る過去傾向

☆コースデータ以上に内枠が優勢☆

コースデータでも内枠は優勢ですが、
データ以上に天皇賞(春)では内枠が優勢です。

特に単勝回収率は内枠と外枠を比較すると倍程あります。

外枠も来ない事はないですが、
大外の8枠は不振傾向が強いので人気薄なら、
切ってしまってもいいでしょう。

逆に内枠なら人気薄でも検討した方がよさそうです。

脚質から見る過去傾向

☆最終コーナーで前目を取れる馬を中心に☆

先行馬の複勝率は過去10年で41.2%と
逃げ差しが16%と比較すると圧倒的に優勢ですね。

差し馬も届きますが、
追い込みには厳しいレースとなりそうです。

勝馬、穴馬を選ぶ時は内枠でスムーズに行ける
先行馬が良さそうです。

逃げ馬の成績は良くはありませんが、
ふいに好走する事もありますので、
余裕があるなら馬券に入れるのもありですね。

天皇賞(春)(G1)コース解説

春の天皇賞が行われるのは、
京都3200M(芝)のコース。

スタートは向正面のやや2コーナー寄りから。

スタートしてすぐに上り坂になるので、
序盤は比較ゆっくりになります。

先行争いも激しくならず、
枠順の有利不利はありませんが、
先行馬に関しては内枠の方がスムーズに行けるでしょう。

初めのコーナー、3コーナーを回ると
急な下り坂になり、4コーナーから
向正面までは平坦な道が続きます。

下り坂にはなりますが、
長距離レースですので、それほどペースは上がりません。

ポイントとなるのは2週目の向正面。

最後のコーナー、4コーナーは下り坂となり、
詰めにくい構造ですので、
向正面である程度前に詰めていかないと
最後は最後の直線で差し切れなくなります。

4コーナーの下りから一気にペースが上がり、
そこから約800Mは息を入れる事ができない展開になります。

先行が有利というよりは、
4コーナーあたりで前にいる馬が有利ですね。

このレースで33秒台の末脚を使える馬はほとんどいませんので、
瞬発力より、長い脚を使える馬の方が断然いいでしょう。

天皇賞(春)(G1)注目馬予想

今回の出走馬は以下の17頭

・ミッキーロケット
・チェスナットコート
・シホウ
・カレンミロティック
・ヤマカツライデン
・ガンコ
・ピンポン
・クリンチャー
・ソールインパクト
・サトノクロニクル
・シュヴァルグラン
・レインボーライン
・トウシンモンステラ
・アルバート
・トーセンバジル
・スマートレイアー
・トミケンスラーヴァ

では、この17頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
天皇賞(春)の注目馬をあげていきましょう。

■シュヴァルグラン
1番人気になるであろうシュヴァルグラン。

1番人気の成績は悪いですが、
今回この馬を切る事は得策ではないと思います。

また、前走の大敗は悲観する事はないでしょう。

京都での愛称も良く、得意な長距離、
天皇賞(春)では2年連続馬券に絡んでいますので、
今回も十分に期待できます。

ただ、積極的な競馬をしなければ上位に食い込むことは
難しそうですので、信頼しきれない点はあります。

■レインボーライン
前走では約2年ぶりに重賞制覇を果たしました。

長距離適正は問題なく、
G1で好走してくる馬ですので、
今回も入れておきたいですね。

道悪でタフな馬場の方が良いと思いますので、
その点はマイナス点ですが、
早めに動いてそこから伸びてくる事ができますし、
噛み合えば十分に通用すると思います。

■ガンコ
初G1出走のガンコ。

ダートから転向して4戦連続で馬券内と
勢いに乗っていますね。

3000M以上の距離は初めてですが、
ダートを使ってきましたし、
血統的にもスタミナは問題ないでしょう。

ロングスパートも持続力にも長けていますので、
勝ち負けになってもおかしくはありません。

■チェスナットコート
前走は重賞に初挑戦して2着、
近4走は4連続連対とこちらも勢いに乗っていますね。

まだまだ未知数なところはありますが、
高い能力は持っていると感じます。

優れたトップスピード持続力を持っていますので、
この舞台には合っていると思います。

蛯名旗手というのもポイントは高いですね。

■ミッキーロケット
距離的には中距離がベストだと思いますが、
天皇賞(春)はスタミナ比べというわけでもないので、
チャンスはあると思います。

1枠1番とこの馬にとって良い枠ですので、
前目の位置で積極的にポジションを取って
上手く誘導すれば面白そうですね。

穴馬としては狙い目だと思います。

出走メンバーを見ても今年はパッとしないメンバーですね。

キタサンブラックがいない今年はまた
違った流れになりそうですので、
大荒れしてもおかしくはないでしょう。

カレンミロティック、ヤマカツライデンなどの
人気薄も入れて広く買ってもいいと思います。

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