【安田記念(G1)2017予想】リピーターと適正で勝負したいレース

春のG1も終盤に差し掛かり、
今週はマイル王決定戦の安田記念が行われます。

マイル戦とはいえ、近年は中距離で活躍している馬が
安田記念を好走している印象ですね。

適正に左右されやすいマイル戦らしく、
リピーターも多いこのレース。

昨年の覇者ロゴタイプは今回どのような走りと
なるでしょうか。

それでは、過去の傾向から安田記念を見ていきます。

人気順から見る過去傾向

☆とにかく紐に穴馬が絡みやすいレース☆

昨年、ロゴタイプが8番人気で1着になった事も
そうですがとにかく穴馬が絡みやすいレースです。

二桁人気の穴馬も平気で突っ込んでくるレースです。

合う合わないが顕著に出ますので、
力よりも適正を重視して選んだ方が良さそうです。

前走から見る過去傾向

☆優勝馬は前走4着以内☆

過去10年の優勝馬の前走着順を見てみると、
全て4着以内に入っています。

1着固定でいくなら、
前走の着順に注目した方がいいでしょう。

脚質から見る過去傾向

☆逃げには辛い傾向に☆

東京マイルらしく前も後ろも成績は
互角という感じです。

追い込みも十分に届きますが、
唯一、逃げ馬には厳しいレースですね。

ただ、昨年はペースがスローな中で、
ロゴタイプが逃げて1着になり、
今年も逃げ馬は不在な印象なので、
ロゴタイプだけは注意が必要かもしれません。

安田記念(G1) コース解説

東京マイルで行われる安田記念。

スタートは向正面2コーナーの奥からとなります。

スタートから長い直線が始まりますが、
最初は緩やかな下りから入り、
直線の中間あたりで若干の上り。

そこから4コーナー手前まで再び下りとなり、
スタートから中盤までは下りが続きます。

途中で上り坂はあるものの、
序盤はペースが速くなりがちです。

このため、逃げ馬は最後にバテててしまう
ケースが多くあります。

そして緩やかに上りながら、最後の直線へ。

最後は東京競馬場特有の上りを含んだ長くタフな直線です。

レースレベルが上がるにつれて前傾ラップになりますので、
東京のコースとはいえ、瞬発力より持続力の方が
重視すべきポイントになります。

人気薄の馬であっても、
近走で走れている馬、ハイペースでも粘れる馬が良いでしょう。

安田記念(G1) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の18頭

・アンビシャス
・イスラボニータ
・エアスピネル
・クラレント
・グレーターロンドン
・コンテントメント
・サトノアラジン
・サンライズメジャー
・ステファノス
・ディサイファ
・トーキングドラム
・ビューティーオンリー
・ブラックスピネル
・ヤングマンパワー
・レッドファルクス
・ロゴタイプ
・ロジチャリス
・ロンギングダンサー

では、この18頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
安田記念の注目馬をあげていきましょう。
■イスラボニータ

勝ち切れないレースが続いていますが、
それでもマイルのレースは常に上位に喰い込んできています。

コース適正も問題なく、
このメンバーなら能力は確実に上位です。

今年のG1絶好調のルメール騎手が騎乗するのも
プラスのポイントですね。
■ロゴタイプ

昨年の覇者ロゴタイプ。

得意不得意が露骨に出るタイプですが、
東京のマイルは馬券内を外しておらず、
抜群の相性を誇っています。

昨年のような展開にはならないかもしれませんが、
それでもスロー寄りにはなりそうな予感がしますので、
チャンスはあるでしょう。

休み明けというのが気になりますが、
デキが良ければ十分に馬券内には入れると思います。
■ステファノス

能力はあるものの、
常に2着、3着止まりのレースが続いています。

ただ、負けた馬がキタサンブラックやモーリスなので、
このメンバーレベルなら上位に喰い込めるでしょう。

マイル戦は2年半ぶりですが、
器用な馬なので、その点はあまり心配は無さそうです。
■エアスピネル

同世代の馬のレベルが髙すぎて、
今だに勝ち星に恵まれていません。

能力は間違いなく、この馬の力を出し切れば
勝ち負けには持っていけるはずです。

キレ味に乏しい事が勝ち切れない要因でもあるでしょうが、
今回のレースは瞬発力勝負にはならなそうですので、
期待できそうです。
■グレーターロンドン

重賞自体が初挑戦になりますが、
これまで7戦中1着が6回、2着が1回と
安定した成績を誇っています。

メンバーレベルが上がるので、
まだ未知数なところはありますが、
前走みせた圧巻の末脚は期待したくなります。

近走で調子の良い馬が勝つレースでもあるので、
穴馬としては面白い存在なのではないでしょうか。
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以上が現時点での注目馬です。

今回、イスラボニータに騎乗するルメール騎手は
ここで勝利すれば、4週連続でG1制覇と
前代未聞の記録になりますね。

近走の競馬を見ていても冷静にレースの展開を
読んでいますので、好走しそうな気配はします。

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