【安田記念(G1)2018予想】絶対的な馬はおらず、今年も波乱の予感

今週は春のマイル王決定戦、安田記念が開催されます。

数多くの実力派マイラーが出走するレースですが、
マイル初挑戦の馬でも台頭できるレースです。

レースバイアスが強いレースですので、
リピーターにも注意が必要ですね。

中波乱が期待できるレースなので、
穴馬も積極的に狙っていきたいと思います。

それでは、過去の傾向から安田記念を見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆近年は1番人気安定も二桁人気の好走も多数あり☆

過去10年でみると1番人気の複勝率は50%と
それほど良い成績ではありませんが、
過去5年でみると5頭中、4頭が馬券に絡んでいます。

荒れやすいですが、
1番人気は入れておいた方がいいかもしれません。

また、過去10年で二桁人気の馬は勝利こそないものの、
7頭も馬券に絡んでいますね。

上位人気+二桁人気の組み合わせになる事が多く、
今年もそのような形になる可能性が高いでしょう。

年齢・性別から見る過去傾向

☆近年は3、4歳馬の不調が目立つ☆

過去5年でみると3、4歳の出走頭数9頭中、
馬券に絡んだのは4歳馬がわずか1頭。

その4歳馬もモーリスなので、
今回も3、4歳は上位人気以外は
軽視してもいいかもしれません。

また性別で見ると牝馬はウオッカの
2連覇を除くと1頭も馬券に絡んでいませんので、
こちらも評価を下げてもいいと思います。

脚質から見る過去傾向

☆瞬発力勝負になりやすく、先行は難しい☆

上がり1、2位の馬の好走が目立ち、
差しが有利ですね。

後方からの追い込みでも十分に届いています。

先行した馬も馬券に絡んでいますが、
こちらは力がないと残るのは難しいので、
先行馬の力には注目しておくべきでしょう。

安田記念(G1)コース解説

安田記念が行われるのは東京1600M(芝)のコース。

スタートは向正面、2コーナーの付近から。

スタートから緩やかな下り坂が300M続き、
加速がしやすいコースです。

枠の有利不利はほとんどありません。

最初の直線は長く、
向正面途中に急な上り坂がありますが、
ここでもペースが落ちる事は少ないですね。

向正面の100M程の上りを終えると、
再び下り坂となり3コーナー途中まで下り坂となります。

このような形状から序盤から中盤までは
緩まずにハイペースになりやすいです。

3コーナー途中からは緩やかな上りが
最後の直線序盤まで続きます。

そこから高低差2Mの急坂を上がり、
最後は平坦な直線を進んでゴール。

最後がタフなコースですので、
序盤から飛ばすと前の馬は崩れてしまいます。

瞬発力も大切ですが、底力も必要となりますので、
安田記念では中距離で好走している馬も台頭する可能性が高いです。

安田記念(G1)注目馬予想

今回の出走馬は以下の16頭

・アエロリット
・ウインガニオン
・ウエスタンエクスプレス
・キャンベルジュニア
・サトノアレス
・サングレーザー
・スワーヴリチャード
・ダッシングブレイズ
・ヒーズインラブ
・ブラックムーン
・ペルシアンナイト
・モズアスコット
・リアルスティール
・リスグラシュー
・レッドファルクス
・レーヌミノル

では、この16頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
安田記念の注目馬をあげていきましょう。

■スワーヴリチャード
大阪杯の覇者スワーヴリチャード。

中距離路線で使われてきてマイルは未経験なので、
どんな走りをするのかは未知数ですが
確実に能力は抜けています。

安田記念では中距離を走ってきた馬も多く馬券に
絡んでいますので馬券からは外しにくいですね。

左回りなのでスムーズに走れると思いますし、
状態面も問題なさそうですので、
好走はしてくると思います。

■ペルシアンナイト
大阪杯ではスワーヴリチャードに
僅かに屈しましたが、こちらの方がマイル適性は
髙いので入れておくべきだと思います。

東京で結果を出せていないのが気がかりですが、
前走は成長を感じる走りでしたし、
自己条件の合うマイル戦なら好走をしたいところでしょう。

■リスグラシュー
前走のヴィクトリアマイルでは、
ハナ差で惜しくもG1初制覇を逃したリスグラシュー。

負けてはしまいましたが、
流石の上がりを見せてくれました。

今回も勝ち切れない可能性の方が高いと思いますが、
東京のマイルは抜群の適正を見せています。

牝馬はほぼ馬券に絡んでいない事が気がかりですが、
好走を期待したいですね。

■キャンベルジュニア
G1初参戦のキャンベルジュニア。

昨年の後半は惨敗続きでしたが、
今年に入り石橋騎手に変わってから、
一変して2連続2着。

高速馬場の適正も高く、
今の馬場には合っていると思いますし、
適正は問題はないでしょう。

穴馬としては面白い存在だと思います。

■サトノアレス
前走ではかなりの後方から素晴らしい末脚で伸びてきて、
3着を確保する強い競馬をしていました。

後方からも十分に届くレースですし、
前走の1400Mからの距離延長は歓迎だと思います。

血統も厩舎も得意なこのコース。

前走で叩いてパフォーマンスは更に上げてくると思うので、
狙っていきたいですね。

メンバーを見てみても絶対的なマイラーは存在せず、
一桁人気の馬ならどの馬でもチャンスはある感じがします。

馬券は広めに連複で狙いたいと思います。

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