【宝塚記念(G1)2018予想】牝馬、重馬場適正には要警戒

梅雨に入り、雨が降る事も多くなってきましたね。

今週行われる春のG1最終戦、
宝塚記念も雨の中の開催となりそうです。

出走回避する馬も多くグランプリレースとしては
年々メンバーが物足りない感じになっていますおり、
今年もスターホースが集結という感じではないですね。

ただ、実力馬が回避するため荒れた傾向にもなりやすくなり、
今年もヒモ荒れは十分に期待できそうなレースとなりそうです。

それでは、過去の傾向から宝塚記念を見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆1番人気以外は横一線☆

1番人気こそ複勝率は80%と
まずまずの結果を出していますが、
それ以外は万遍なく10~40%と
信頼度にそこまでの偏りはありません。

ただ、12番人気以下となると
過去10年で1頭も絡んでいませんので、
穴を狙うなら11番人気以下となりそうです。

年齢から見る過去傾向

☆牡馬・セン馬は4~6歳馬が中心、牝馬も要警戒☆

3歳馬は過去10年でわずか1頭しか出走しておらず、
基本的には4歳以上の戦いとなります。

7歳以上は26頭の出走で、
1頭も馬券に絡んでいませんので、
今回も軽視して問題なさそうです。

牡馬・セン馬は4~6歳が中心となるでしょう。

また、牝馬に関しては、
4歳馬で複勝率37.5%、5歳馬は55.6%と
かなりの好成績です。

穴も開けているので、
こちらは警戒しておく必要がありそうです。

枠順・脚質から見る過去傾向

☆8枠が好成績・脚質に偏りはなし☆

枠順でみると8枠の成績が良いですね。

複勝率こそ31.8%と
1枠と差の無い数値ですが、
勝率となると27.3%と異常に高い
成績を出しています。

しかも人気もバラけているので、
8枠に入った馬は年齢も考慮して、
選んだ方が良さそうです。

また、宝塚記念は脚質に偏りはないですが、
長く良い脚を使える馬が台頭しやすい傾向です。

宝塚記念(G1)コース解説

宝塚記念が行われるのは、
阪神2200M(芝)のコース。

スタートはホームストレッチ、
4コーナーの引き込んだ辺りから。

スタートから最初のコーナーまでは、
約500Mと長い直線になるので、
先行争いはそこまで激しくならないでしょう。

スタートから下り坂が300M程続きますので、
前半は速いペースとなりやすいです。

そこから直線の最後には高低差2Mの上り坂が
200Mほど続きますが、十分に加速してから突入しますので、
ここで急激に緩む事はありません。

上り坂を上ってから、
1、2コーナー、向正面の直線と
平坦な道が続き、3コーナーの途中から
最後の直線200Mまでは再び下り坂。

このような構造なので、緩むポイントがなく、
基本的に脚を溜める事は難しいと思います。

また、後方の馬は詰め寄るのが難しい構造ですので、
序盤の位置取りが大切になってきます。

後方の馬は不利になりやすそうなレースですが、
ゴール手前は上り坂という事もあり、
差しも届かないわけではありません。

基本的には長い脚を最後まで使える馬が
台頭しやすいレースと言えるでしょう。

宝塚記念(G1)注目馬予想

今回の出走馬は以下の16頭

・ステファノス
・ノーブルマーズ
・サトノダイヤモンド
・ミッキーロケット
・ストロングタイタン
・アルバート
・パフォーマプロミス
・ダンビュライト
・サトノクラウン
・ヴィブロス
・サイモンラムセス
・タツゴウゲキ
・ワーザー
・スマートレイアー
・ゼーヴィント
・キセキ

では、この16頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
宝塚記念の注目馬をあげていきましょう。

■サトノダイヤモンド
前走の大阪杯では7着と惨敗してしまい、
決して良い状態ではないで思いますが、
やはり能力は上位なので入れておきたいですね。

阪神の舞台も距離も全く問題はないので、
ここで勝ち負けにならないとなると
本当に衰えたという判断になりそうです。

■ミッキーロケット
このレースに合いそうな長く良い脚を使える
ミッキーロケット。

昨年の宝塚記念では伸びは乏しく6着となり、
その後もパッとした成績を残せずにいましたが、
大きく崩れているワケではありません。

前走の天皇賞でもスタミナは健在というところを
見せてくれましたし中距離では軽視できない存在です。

メンバーレベル的にもここは馬券内に入りたいところでしょう。

■サトノクラウン
昨年の宝塚記念の覇者サトノクラウン。

レースバイアスが強いレースですので、
入れては置きたいですが、
昨年後半に酷使したため状態面が不安ですね。

デキはそこまで良くはありませんが、
今週は不良馬場濃厚なので、
重馬場が大得意なこの馬によっては絶好の条件です。

ここでの巻き返しも十分に考えられるでしょう。

■ダンビュライト
G1でなかなか結果を出せていませんが、
それでも大きな崩れはありません。

昨年の皐月賞で、
基礎スピード力の高さは見せており、
この宝塚記念でも合いそうです。

上手く好位置で運んで欲しいですね。

不良馬場でも問題なくこなせそうなので、
ここは抑えておきたい1頭です。

■パフォーマプロミス
レースを重ねる毎に成長を感じるこの馬。

阪神はデビュー戦以来ですが、
東京などの軽い馬場より重い馬場の方が
ステイゴールド産駒的にも合うと思います。

6歳ですが、近走を見ていても
年齢の衰えは心配はないでしょう。

叩き2戦目でパフォーマンスも上げてくると思いますし、
ここは勝ち負けも期待できるかもしれません。

8枠のキセキやゼーヴィントも怖い存在ですが、
キセキは状態面が不安ですし、
ゼーヴィントは馬場状態や適正が未知数なので、
買いにくくはありますね。

この春最後のグランプリレース。

不安要素を抱えた馬が多いので、
面白い戦いとなりそうですね。

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