【小倉記念(G3)2017予想】リピーター、巧者を狙うレース

夏の小倉競馬場を代表する重賞レース、
小倉記念が今週は開催されます。

夏のハンデ戦らしく、
荒れる事も珍しくありません。

昨年も11番人気が1着と荒れて、
3連単の配当は32万円となりました。

近年は上位人気馬で決まっていたのですが、
やはり荒れやすいレースである事は変わっていないようです。

それでは、過去の傾向から小倉記念を見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆1番人気は大不振☆

過去10年間の1番人気の成績は、
複勝率は50%とそこそこなものの、
勝利した事はありません。

人気薄はというと、
2桁人気は過去10年で5頭と
割りと高確率で絡んでいます。

オッズに極端な差が出るメンバーではないと思うので、
今年も人気薄を狙ってもいいと思います。

年齢から見る過去傾向

☆ベテランの人気薄が狙い目か☆

年齢による成績は幅広く台頭しており、
そこまでの偏りはありません。

ただ、7歳以上となると人気薄が
絡んでいるケースが多いので、
人気薄のベテランがいれば、
穴馬候補としては面白そうです。

牝馬に関しては5歳以外は馬券に絡んでいないので、
その点も注目ですね。

脚質から見る過去傾向

☆開幕週はやはり先行有利☆

開幕週で馬場は絶好の状態ですので、
やはり先行の馬が来やすい傾向ですね。

過去10年で30頭中14頭が先行馬です。

ただ、差しも割と好成績を収めていますので、
軽視する必要はないでしょう。

逃げ・追込は3着止まりとなりそうです。

小倉記念(G3)コース解説

小倉競馬場2000Mで開催される小倉記念。

スタートは4コーナー奥のポケット地点から。

初めのコーナーまでは470Mと長い直線となりますので、
先行争いはそこまで激化しません。

1コーナー手前から上り坂になり、
ここでペースが落ち着きます。

1コーナー終わりが上り坂の頂点になり、
そこからゴールまでは平坦または下り坂。

前の馬は息のつけない展開になりやすく、
後半に失速しがちです。

かなりの消耗戦になる事が予想されます。

向正面は平坦ですが、
3コーナーの途中から再び下り坂になり、
勢いよく4コーナーを回って最後の直線に入ります。

外に膨らみながら回る事が多く、
ここで差し馬がウチをついてショートカットすれば、
最後に待ち受けているのは短い直線ですので、
差し切る事が容易になるでしょう。

このあたりの騎手の腕にも注目ですね。

形状的には差し馬が決まりやすいコースですが、
開幕週ですので、このレースは先行にも注目です。

小倉記念(G3)注目馬予想

今回の出走馬は以下の13頭

・ヴォージュ
・カフジプリンス
・クランモンタナ
・ケイティープライド
・サンマルティン
・シャドウパーティー
・ストロングタイタン
・スピリッツミノル
・タツゴウゲキ
・バンドワゴン
・フェイマスエンド
・フェルメッツァ
・ベルーフ

では、この13頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
小倉記念の注目馬をあげていきましょう。

■ストロングタイタン
小倉大賞典では5着に敗退したものの、
小倉では3勝と適正は間違いありません。

叩き2戦目という事で、
パフォーマンスも上がっていると思います。

今年初めの2戦は9着、5着と敗退してしましたが、
相手関係は楽ではなかったはずですので、
強い相手に揉まれて良い影響を受けてそうです。

それを証明するように、
マレーシアCでは休み明けにも関わらず、
1着でしたので十分に期待はできるでしょう。

小倉が得意な和田騎手というのもプラス材料です。

■ベルーフ
今年は大きな負けが続いていますが、
この小倉記念は2年連続で2着と相性は良いです。

流れる展開になると強い馬ですので、
今回も同じような展開になると好走はすると思います。

スタートに不安があったり、
近走は不調であったりと不安要素はありますが、
リピートが好走するレースだけに切りづらい存在です。

■ケイティープライド
スタートが良く、流れても対応できるセンスも高い馬です。

瞬発力勝負になると甘くなるので厳しくなりますが、
今回は開幕週で前の馬が粘れそうですので、
ここはチャンスだと思います。

しぶとく粘ってくれれば馬券内も十分にありえるでしょう。

斤量も52キロと優遇されていますので、
面白い存在となりそうです。

■カフジプリンス
菊花賞では3番人気に支持された程の
実力の持ち主。

芝では2200M以上で使われてきましたので、
2000Mは初挑戦です。

反応の悪さや伸びの悪さが懸念されますが、
陣営もここに合わせてきているので、
不気味な存在といえるでしょう。

ステイアーからの転向が良い結果になるか、
この馬の走りが楽しみです。

■サンマルティン
1着か馬券外という極端な成績の持ち主。

安定はしていませんが、
持っている能力は重賞でも十分に通用する
キレ味を持っていると思います。

操縦や折り合いに難がありますが、
噛み合った時の爆発力に期待したいですね。

以上が現時点での注目馬です。

上位人気になるであろうバンドワゴンは、
スローでも基礎スピードを問われた時でも、
相手関係を見ると不安な要素がありますね。

固く決めたいならサンマルティンより、
高速馬場の適正があるヴォージュで攻めた方が
良さそうです。

昨年のような高速馬場になるかどうかが、
今回の小倉記念の鍵となりそうです。

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