【新潟２歳ステークス（Ｇ３）２０１７予想】逃げよりも差し・追込を狙うべきレース

今週、来週は２歳の重賞が続き、
まず最初のレースはこの新潟２歳ステークス。

翌年のダービーやオークスの候補馬が
多く出てきますので、注目している方も多いと思います。

そして、２歳戦らしく波乱となる事が多く、
馬券的にも面白そうなレースとなりそうですね。

予想は難解となりそうですが、
積極的に穴馬を狙っていってもいいと思います。

それでは、過去の傾向から新潟２歳ステークスを見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆アタマは人気馬、ヒモ荒れに期待☆

過去１０年で見ると、
１０頭中９頭が４番人気以内と
１着については上位人気で決まる模様。

相手に穴馬が入る事が多く、
８番人気以降の馬は過去１０年で、
１１頭とかなりの数が馬券に絡んでいます。

前走から見る過去傾向

☆距離延長or距離短縮組が穴馬を開けやすい☆

ヒモ荒れが狙える今回のレース。

穴を開けてくる確率が高い馬は、
６番人気以下で見ると過去１０年で、
１４頭中１０頭が距離延長or距離短縮組です。

マイル以外の条件から出走してきた馬を中心に、
穴馬を見つけてみるのもいいかもしれません。

脚質から見る過去傾向

☆逃げは不振傾向、差し・追込が台頭☆

脚質データを見ると逃げ馬で
馬券に絡んだ馬は過去１０年で１頭もいません。

他の脚質はというと
先行→４頭、差し→１５頭、追込→１１頭と
差し、追込が有利な傾向があります。

特に追い込みは勝ち馬が６頭と
勝利する傾向が強いですね。

新潟２歳ステークス（Ｇ３）コース解説

新潟マイル1600Mで行われる新潟２歳ステークス。

スタートは向こう正面真ん中からのスタート。

初めのコーナーまでは500Mと長い直線。

序盤のペースは
途中に上り坂があるので速くなりにくいです。

３コーナーからは下り坂に入り、
そこからは後半に向けてペースアップしていきます。
若干のアップダウンはあるものの、
ペースにそれほど影響はないでしょう。

最後のコーナー、４コーナーはタイトですので、
ここで内にいる馬はスムーズに回れない事があります。

外の馬の方が加速がつきやすいですので、
枠順も外の方が好走確率が高いですね。

最後のコーナーを回ると、
国内では最も長い659Mの直線。

この長い直線でラップが速くなりますので、
逃げ馬からすると厳しい展開になるのでしょう。

瞬発力も重要ですが、持続力も必要ですので、
一瞬のキレ味しかない差し馬は届かない可能性があります。

新潟２歳ステークス（Ｇ３）注目馬予想

今回の出走馬は以下の１５頭

・エングローサー
・オーデットエール
・キボウノダイチ
・グランデウィーク
・コーディエライト
・シンデレラメイク
・ダンツセイケイ
・テンクウ
・トッカータ
・フィルハーモニー
・プレトリア
・フロンティア
・マイネルサイルーン
・ムスコローソ
・ラインギャラント

では、この１５頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
新潟２歳ステークスの注目馬をあげていきましょう。

■テンクウ
前走の新馬戦では先行しながら３３．７秒の
末脚を使い快勝しました。

前目でもしっかりと終いの脚を引き出せるのは
このレースでも大きな武器になるのではないでしょうか。

東京の新馬戦組はデータ的にも馬券に絡みやすい
傾向にあるので、期待したいところです。

■オーデットエール
前走は新潟1600Mで上がり最速で勝利。

同条件での出走ですので、適正は問題ないでしょう。

今回のメンバーは上がり最速の
馬が少ないので有利に働きそうです。

相手強化となる今回は楽に勝てるとは思いませんが、
余裕はありそうな感じでしたので、
入れておきたい存在です。

■グランデウィーク
前走はスタートで大きく出遅れて、

最後の直線では外を回らされるという
圧倒的な不利の中、捲って１着。

とんでもない競馬をしたと思います。

スピードは足り無さそうですが、
その分スタミナでカバーできる力があるので、
十分に好走の可能性は秘めています。

■トッカータ
グランデウィークが１着になった福島新馬戦で
２着となったトッカータ。

スピードもスタミナも持ち合わせているので、
距離短縮は問題なくこなせるでしょう。

穴馬で狙ってみたい存在ですね。

■プレトリア
前走は出遅れて最後の直線だけで突き抜けました。

そのレースの２着、３着馬も結果を残していますので、
結果的に強いレースをしたのではないのでしょうか。

まだ１戦しかしていないので、
未知な面は多いですが、
このメンバーでどこまでやれるのかが楽しみです。

以上が現時点での注目馬です。

抜けたメンバーがいないので、
特に予想が難しくなった今回。

フロンティア、ムスコローソの上位人気も
気になりますが、狙うなら逃げ馬のフロンティアより、
ムスコローソを狙いたいですね。