【日経新春杯(G2)2016予想】ハンデ戦でも人気サイドの信頼は高め

年明け初めに行われるG2レース日経新春杯。

中距離~長距離路線の古馬同士で争う
ハンデ戦のレースです。

2桁人気でもつっこんでくる事はありますが、
人気が割れる事が多く、
例えば昨年では6番→10番→7番人気での決着となりましたが、
3連単で20万馬券止まりでした。

極端に高配当になる事はあまりないといえるレースでしょう。

ハンデ戦なので、当然ハンデには注目しなければいけません。

54キロ~56キロ台、特にハンデ55キロ、56キロは
好成績を残しています。

それ以上のハンデでは58キロ以上の馬も好走していますが、
57キロ台の好走はほとんどないので、軽視してしまってもいいかもしれません。

58キロ以上で前走G1出走馬は、
過去データから特に好走が期待できます。

年齢的には4~5歳馬が安定しており、
4歳馬は6年連続で連対しています。

そして、圧倒的に関西馬が強いのですが、
関東馬は出走自体あまりありません。
特に京都巧者には注意が必要です。

また、リピーターが多い点も注目すべきポイントです。
それでは、コースや追い切りなどから、
日経新春杯の展望を見ていきましょう。

日経新春杯(G2) コース解説

スタートから平坦な長い直線が続き、
しかも今回は少頭数ですので、枠順の有利・不利はほとんどないでしょう。

ペースは、2400Mという長距離を意識して、
そこまで初めの先行争いが起こる事もありません。

また、今年はこれといった逃げ馬もいませんので、
落ち着いたペースになる可能性が大きいです。

3コーナーあたりからゆったりと坂を駆け上がり、
そこから下り坂に入って急加速しますので、
高速決着になりやすいです。

その為、追い込みの脚質は厳しい傾向にあり、
信頼できるのは先行、差しになります。

中団あたりでレースをすすめる事ができないと
勝ち負けには持ち込む事が難しいでしょう。

スタミナ、キレ味が必要なコースなので、
やはりディープインパクト産駒が台頭しています。

日経新春杯(G2) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の13頭

・アドマイヤフライト
・コスモロビン
・サトノノブレス
・シャドウダンサー
・シュヴァルグラン
・ダコール
・ダービーフィズ
・プロモントーリオ
・ベルーフ
・メイショウウズシオ
・メイショウカンパク
・レーヴミストラル

では、この13頭の中から要素と調教具合や血統を加味して、
日経新春杯の注目馬をあげていきましょう。

■プロモントーリオ
安定した成績を誇るプロモントーリオ。
中団あたりでレースを進め、そこから差す競馬ができる馬なので、
京都のコースは合っているといえるでしょう。

前走では、馬場の状態も悪かった為、
自分の競馬ができず7着に終わってしまいましたが、
本来の実力を出せば馬券内に十分入れる実力は持っています。

■レーヴミストラル
前走の金鯱賞では伸び悩んでしまい、
8着に終わってしまいましたが、アルゼンチン共和国杯でのメンバー最速の
上がりを見ていても実力を出し切れなかったのでしょう。

キングカメハメハ産駒の複勝率が良いという点でも、
相手としては入れておきたい馬ではあります。

■サトノノブレス
2013年の日経新春杯の覇者ですが、
昨年は11着と惨敗してしまいました。

昨年は惨敗が続くレースが多くありましたが、
年末頃から状態を取り戻しつつあると思います。

今回は少頭数という事もあり、
好位置での競馬ができると思いますし、関西では安定していると
いう点から期待したいところです。

■シュヴァルグラン
スローからの末脚勝負に関しては、大得意のシュヴァルグラン。

前3走では全て上がり最速であり、
昨年前半では精神的にも不安定な面はありましたが、
最近では安定しており、末脚の鋭さも増してきています。

上位馬との対戦経験があまりありませんが、
今回のメンバーなら、十分に通用するでしょう。

■ダコール
昨年前半は小倉大賞典、新潟大賞典での活躍をみせましたが、
後半は苦戦を強いられていました。

ただ、秋は大幅に馬体重の増減がありましたので、
その事も影響していると思います。

8歳という事、トップハンデという事で、
過剰な期待は出来ませんが、ここで通用してもいい実力馬ですので、
入れておいてもいいのではないでしょうか。
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以上が現時点での注目馬です。

今回はハンデのつけかたが全体的に疑問に思う、
印象を受けました。

昨年ようやく重賞を制覇したダコールが
トップハンデというのは驚きました。

例年そこまで強力なメンバーは揃いませんが、
今年のメンバーは特に揃っていないですね。

シュヴァルグランは上位馬の相手とはなりますが、
今後の為にもここを余裕で勝利してもらいたいと思います。

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