年明け１発目のＧ２レース、
日経新春杯が今週は行われます。
2400Mという中距離レースですので、
勝ち馬もこれまで中・長距離を走ってきた馬が馬券に絡みやすい傾向があります。
昨年の同レースで２着のシュヴァルグランが
ジャパンカップ３着と健闘し、
この年の中距離Ｇ１を占う意味でも注目のレースといえます。
それでは、過去の傾向から日経新春杯を見ていきます。
人気順から見る過去傾向
☆ハンデ戦らしく傾向はバラバラ☆
１～３番人気の複勝率は４０～６０％とそこそこの成績なものの、
１番人気の勝率はわずか１０％とかなり低い勝率。
時計のかかる馬場傾向である事から、
その点も各馬の適正に影響してくるのでしょう。
ハンデから見る過去傾向
☆５７キロ台の馬は連対無し☆
今年も４９キロ～５８キロまで、
幅広いハンデがかせられていますが、
どの斤量もまんべんなく馬券に絡んでいます。
ただ、５７キロ台の馬は過去１０年で、
１０頭中馬券になった馬は０と不振傾向。
時計のかかる馬場は余程の実力がない限り、
重ハンデは重荷になるのかもしれません。
脚質から見る過去傾向
☆決まった傾向がないが追い込みは厳しい☆
時計の掛かるレースとなりやすいため、
ダラダラと最後まで伸びるような馬が台頭しやすく、
追い込み馬は厳しいレースなるでしょう。
先週のシンザン記念ではキレ味の勝負となりましたが、
雨の影響もあったと思いますので、
脚質は先行でも問題はなさそうです。
良馬場であれば、ロングスパートがものをいう
レースとなるでしょう。
日経新春杯（Ｇ２） コース解説
日経新春杯は京都2400Mで行われます。
スタートはスタンド前、
４コーナーの奥にあるポケットから。
スタートから初めのコーナーまでは600Mと非常に長い
直線が続きます。
中距離ですので、スタート直後はそこまで先行争いは
激しくならず序盤はゆったりとしたレースが続きます。
前半を過ぎたあたりから上りに差し掛かり、
３コーナー直後まで続きます。
そこからは先週のシンザン記念と同じく、
残り800Mからは下りながら最後の直線へ。
かなりの消耗戦となりますので、
先行する馬はスタミナがないと残る事は難しいですが、
スローペースになればなるほど先行有利になりますので、
下手に切る事はできないでしょう。
また、ドスローになる事もありますので、
単騎逃げの馬にも注意ですね。
日経新春杯（Ｇ２） 注目馬予想
今回の出走馬は以下の１４頭
・ウインインスパイア
・ダコール
・アドマイヤフライト
・シャケトラ
・アクションスター
・レッドエルディスト
・マドリードカフェ
・ミッキーロケット
・カフジプリンス
・モンドインテロ
・ヤマカツライデン
・テイエムナナヒカリ
・トルークマクト
・レーヴミストラル
では、この１４頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
日経新春杯の注目馬をあげていきましょう。
■ミッキーロケット
昨年後半から良い成長が見られ、
神戸新聞杯ではサトノダイヤモンドとクビ差で２着と実力は十分。
ハンデも割と優遇されている今回は狙いめだと思います。
３ヶ月開いてしまいましたので、
出来が気になるところではありますが、
休み明けでも好走しているので問題はないでしょう。
■カフジプリンス
中距離適正は問題無く能力もこのメンバーの中では、
上位だと思います。
エンジンのかかりが遅いのが難点ですが、
京都のコースは下りで加速がつきやすいので、
この馬には合っているのではないでしょうか。
血統的にもハーツクライ産駒のスタミナ力は、
本レースで大きな武器になると思います。
■レッドエルディスト
ダービークラスの勝負になると、
まだまだ力不足は否めませんが、
このメンバーだと良い勝負ができると思います。
得意な2400Mですので、一変する可能性もあるでしょう。
持ち味のキレを活かしてくれれば、１着もありえると思います。
■ヤマカツライデン
上手く逃げた時の強さは本物でしょう。
なかなか失速する事が無く、
しぶとく最後まで粘ってくれます。
このコースは逃げ切りも可能だと思いますので、
展開を作る事がさえできれば、メンバーレベル的にも
馬券内に入る事はできそうです。
■アドマイヤフライト
近走では厳しい成績が続いているので、
そこまで好走は期待できないですが、
過去３回の出走で２回は馬券に絡んでいるので、
コース適正は間違いなく高いでしょう。
穴馬としては面白い存在だと思います。
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以上が現時点での注目馬です。
土日の京都は雨または雪模様ですので、
重馬場になりそうです。
余計にスタミナがある馬が活躍できそうですね。
【日経新春杯（Ｇ２）２０１７予想】重馬場適正の馬に絞ってもいいレースの口コミ
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