日経新春杯(G2) レース結果
京都競馬場は日曜が雪となり日曜開催は中止。
今週火曜日に代替開催として行われました。
日曜はかなりの大雪でしたが、
京都では馬券を販売してしまったがために、
再投票となり火曜日という特殊な開催日になってしまいましたね。
中京も雪で延期となりましたがこちらは月曜日開催。
競馬に携わっている人はかなりドタバタな週となったでしょう。
そんな日経新春杯を制したのは、1番人気のミッキーロケット。
全体的に荒れ模様でしたが、
日経新春杯は1、2、4番人気の決着となり、
今年は比較的堅いレースとなりました。
それでは、レースを回顧していきましょう。
日経新春杯(G2) レース回顧
まずはスタート。
勢いよくダッシュしたのはヤマカツライデン。
レーヴミストラル、テイエムナナヒカリが
出負けしていました。
ハナを切ったヤマカツライデンの後ろには、
マドリードカフェが続いていき、
外からアドマイヤフライトが前に出てきました。
その後ろには、トルークマクトとミッキーロケットが
並走している感じで走っています。
今回のミッキーロケットは前目の競馬でしたね。
シャケトラ、モンドインテロ、カフジプリンスの
上位人気陣もその後ろ。
前半5Fの時計は60.2秒。
ヤマカツライデンがペースが作り、
稍重の馬場の割りには速いペースとなりました。
3コーナー手前付近でヤマカツライデンとアドマイヤフライトの
2頭が後続を離して4~5馬身程のリードを取っていました。
そこからミッキーロケットが追いだして2頭との差を詰めていきます。
アドマイヤフライトはすんなりと抜かされ、
ミッキーロケットが2番手に。
後続もミッキーロケットの後を追ってペースアップしてきました。
ヤマカツライデンは更にもう一段階ペースを上げて粘り、
先頭をキープしたまま最後の直線へ。
直線を向いてミッキーロケット、ヤマカツライデンを
シャケトラが追い越して先頭に。
その束の間、ミッキーロケットがもう一度伸びて、
先頭を奪い返します。
外からは、モンドインテロ、レッドエルディストが
伸びてきますが残り100M程で先頭と3馬身程空いていたので、
ちょっと苦しそう。
最後はシャケトラが必死に食らいつきますが、
ミッキーロケットがそのまま押し切ってゴール。
勝ち時計は2分25秒7と、
かなりスタミナを問われるレースを制しました。
それでは、各馬の回顧をしていきます。
日経新春杯(G2) 各競走馬の回顧
■ミッキーロケット(1着)
今回は先行策をとったミッキーロケット。
最後はシャケトラに差されるかもしれないと思いましたが、
意地を見せてハナ差で交わしました。
シャケトラより2キロ重い斤量の中、
良く粘ったと思います。
休み明けが若干の不安点ではありましたが、
上出来の走りではないでしょうか。
トップスピード勝負になると厳しい感じがするので、
もう一成長が欲しいところではありますが、
今後も期待したいと思います。
■シャケトラ(2着)
終始ミッキーロケットをマークするように
走っていたシャケトラ。
2着とはなってしまいましたが、
軽ハンデという事を考慮しても、
強さは見せてきたのではないかと思います。
後半型ではないので、
もう少し前目で競馬しても面白かったという感じです。
■モンドインテロ(3着)
器用さはありますが、
なかなか重賞では勝ち切る事ができません。
得意な距離であるはずなのですが最後は甘くなり、
レッドエルディストにも差されそうになっていました。
複勝圏内に入る安定感はありますが、
今回は流れもよかっただけに、
今後も入れても相手止まりになりそうです。
■レッドエルディスト(4着)
後方からの競馬となり、
道中もなかなか位置を前に上げる事ができませんでした。
結果、その事が響いて最後は良い脚を見せていましたが
4着となってしまいました。
こちらも得意な距離だったと思いますので、
勝ち切るには相当噛み合わないと難しいでしょう。
■カフジプリンス(5着)
こちらもレッドエルディストと似たような感じで、
前半押し上げる事ができなかった事が最後に響きました。
ポテンシャルがあるタイプなので、
もう少し長い距離の方が良さは出てきそうです。
今回はペースの淀みが少なかったので、
この馬に合わなかったと思います。
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コース傾向通り、スタミナがある馬が
上位を占めた結果となりました。
そんな中、意外性を見せたシャケトラは
今年は注目していきたいですね。
成長を見せたミッキーロケットも今後が楽しみです。
それでは次回のレース予想は、
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1月22日(日)
アメリカジョッキークラブカップ(G2)
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今週は有馬記念と同コースのアメリカJCCが開催されます。
有馬記念からローテーションしやすい感覚ですので、
実力馬が出走する事も多いですね。
上位クラスの馬が出てくるレースではありますが、
1番人気が不振な傾向がありますので、
その点を注意して予想していきたいと思います。
【日経新春杯(G2)2017回顧】各馬スタミナを試されたレースの口コミ
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