【有馬記念(G1)2015予想】今年も迷うドリームレース

競馬ファンではなくともその存在を知っている
ドリームレース有馬記念。

今年は60回目となるメモリアルレースです。

ファン投票で出走馬が決まりますが、
近年は回避する馬も多くちょっと寂しい気もします。

有馬記念はその時期、その年に起こった出来事が馬券に
反映される「サイン馬券」の傾向が色濃く出ると言われています。

サイン馬券と言えば、
最近ではジャパンカップのプレゼンターが
五郎丸さんだったため五郎丸の名前から5,6。
また、Wカップの背番号が15番。

そして、勝ち馬は15、6番が1着2着となり、
サインだったと言われていますね。

このようなサインで馬券を
買った人も多いのではないでしょうか。

私の知人も新馬戦はサイン競馬で
良く予想しています。

それも競馬予想の1つの楽しみ方ですね。

今年も有馬記念の色々なサインが囁かれていますので、
サインで馬券を購入してもいいかもしれません。

サインではなくコースや血統などから、
有馬記念を紐解きたい方はこちらを参照くださいね。
有馬記念はご存知の通り中山2500Mで行われるレース。

このコースはコーナーがきつく直線が短い、
トリッキーなコースですので適正がかなり問われます。

有馬記念は極端な荒れ方はしませんが、
中山で適正を持つ馬が穴としてくる事があります。

中山の重賞で勝った事のある馬や、
中山のG1で3着以内の実績馬は要注意です。

そして、全体的なペースは毎回違います。

昨年はドスローと呼ばれるくらい遅いペースでした。

そして、今年も逃げ馬という逃げ馬は不在なので
スローペースとなりそうです。

年齢では、6歳以上はかなり苦戦を強いられています。

今回の有馬記念で引退となるゴールドシップは6歳。
データを参照にすると危険ではありますね。

それでは、コースや追い切りなどから、
有馬記念の展望を見ていきましょう。

有馬記念(G1) コース解説

中山2500Mはなんといっても外枠がかなり不利なコースで有名です。

スタートは3コーナーの手前からで、
スタート後すぐに3コーナーがあるので、
外の馬が大きくロスしてしまいます。

2012年~2014年で外枠から複勝圏内に入っているのは、
ゴールドシップだけです。

ただ、内枠有利といえど、
スタートからゴチャつく最内枠はマイナスです。

そして、スタミナもいるコースです。

4コーナーを回り直線に向くと急な坂があり、
そこから2コーナーまで上り坂となる為です。

逃げ馬や先行馬は、
このポイントでどこまでスタミナを温存できるかが
勝負です。

脚質的には、先行馬が有利とされていますが、
近年はスローペースのためかそうでもありません。

先行馬を狙うなら、ロスなく進める内枠の先行馬がいいでしょう。
たまに大穴を空けてくる事もあります。

では、これからの要素と調教具合や血統から
有馬記念の注目馬をあげていきましょう。

有馬記念(G1) 注目馬予想

■キタサンブラック
菊花賞(G1)を制覇し、有馬記念の大舞台に望むキタサンブラック。

今回のメンバーで勝ち切れるのは至難だと思いますが、
総合力では3歳馬の中でも高いレベルを持っています。

朝日セントライト記念(G2)や皐月賞(G1)でも好成績を
残しており、中山の馬場適性はあります。

中段からの競馬で好成績を残していますので、
ここは飛躍に期待したいところです。

■ゴールドアクター
ついにこのステージに上がってきたゴールドアクター。

近走を見ているとこのメンバーでも勝ってしまいそうな雰囲気はしています。
ただ、高い総合力はあるものの、ラブリーデイなどと比べると
まだまだ物足りない部分もあるのも正直なところです。

アルゼンチン共和国杯(G2)で湿った馬場でも
対応できているところはプラス材料です。

積極的な購入はできませんが、
今、絶好調のスクリーンヒーロー産駒なので、
更にパフォーマンスを上げてくる事に期待します。

■リアファル
菊花賞では負けてしまいましたが、
苦しい展開の中でしたし、レース内容としては一番良かったのではないでしょうか。

ほぼ確実に先行できる脚質ですし、トップスピードの持続力も高い位置にいます。
ルメール騎手がレースを支配すると思いますので、
このコンビは怖い存在である事は間違いありません。

追い切りでも良い仕上がりを見せていますし、
強気に狙いたい1馬でしょう。

■ラブリーデイ
今年最も活躍したと馬ラブリーデイ。

今年だけで重賞を6回制覇。好調を維持したまま有馬記念に臨みます。

この馬の適正は2000Mくらいが一番能力を発揮できると思いますので、
2500Mという距離は心配ではあります。
ですが、中山金杯でも勝っていますので相性は悪いわけではありません。

枠も2枠4番と最高の枠を引いており、
今年のラブリーデイは持ってる感じがしますので、
外せない馬ではあるでしょう。

■アドマイヤデウス
今年の初め頃は素晴らしいパフォーマンスを見せていましたが、
熱中症や骨折などのトラブルで秋には勢いが止まってしまいました。

ですが、これまで内回り、小回りで実績を作ってきましたし、
得意なコースである事には変わりありません。
近走は2桁着順ですが、展開に恵まなかったという点もあります。

中山で好走しているという穴馬の条件は満たしていますので、
ヒモとして入れても面白いと思います。

■ゴールドシップ
今回最も注目されているゴールドシップ。
6歳という事もあり、最近はやはり走りに衰えが見えますが、
中山2500Mはゴールドシップの庭。走る気さえあれば一発はあるでしょう。

枠が15番と外枠になってしまいましたので困難なレースになると思いますが、
この馬はデータが通用しない馬で有名ですので、
最後は鮮やかに勝利し伝説となってもらいたいと思います。

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以上が現時点での注目馬です。

今年も見所満載の有馬記念。

2013年のジャパンカップ以来のコンビとなる、
内田博幸とゴールドシップには、
同じ芦毛としてオグリキャップのような最後を迎えて欲しいと思います。

そして、北島三郎さんへ馬主として、
初めて菊花賞でG1の勝利をプレゼントしたキタサンブラック。

今回、勝利すればまた、
祭りの大熱唱が聞けるかもしれませんね。

ついに2015年最後の大一番です。

有馬記念は競馬ファンが夢を託して賭けるレース。

もう最後は何も気にせずに、
自分の好きな馬を賭けてもいいかもしれません。

人気馬を全て切り、大穴ばかりで超高配当を目指すもよし、
それぞれの楽しみ方で有馬記念を締めくくってくださいね。

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