今週は2月に行われる今年初のG1レース、
フェブラリーステークスの前哨戦、
根岸ステークスが行われます。
前哨戦なだけあって、
昨年も活躍をみせたダートの実力馬が
多く集まっていますね。
昨年は3連単1万円以下の固い決着になりましたが、
例年伏兵馬が1頭は絡んでいる傾向です。
昨年の上位6頭中5頭は今年も出走していますので、
今年も大荒れになりそうな気配ではないですね。
それでは、過去の傾向から根岸ステークスを見ていきましょう。
人気順から見る過去傾向
☆基本は上位人気で大丈夫☆
1番人気の過去10年の複勝率は
60%とまずまずの成績。
また、2~5番人気の成績も
複勝率20~50%とそれなりの成績で、
基本は5番人気以内の馬で決着しそうです。
ただ、6番人気以下も毎年1頭は絡んできていますので、
捨てがたいですね。
速い上がりが使える馬など決め打ちで選んでいきたいと思います。
脚質から見る過去傾向
☆上がり上位の馬が圧倒的に優勢☆
1400Mの距離とはいえ、
このレースは差し・追込の成績が圧倒的に高いです。
昨年も差し・追込で決まっていますね。
先行から選ぶなら余程実力上位でないと厳しいでしょう。
穴馬も速い上がりが使える馬か同コースのリピーターから
選んだ方が良さそうです。
斤量・騎手の成績から見る過去傾向
☆59キロの馬は大幅割引か☆
斤量で見ると58キロ以上を背負わされた馬は
勝利しておらず59キロはこれまで3頭しかいませんが、
全て馬券外となっています。
58、59キロ台の馬は割り引きが必要ですね。
また、騎手でいえば岩田騎手が5戦中5戦馬券に
絡んでいます。
今回もブルドックボスに騎乗予定ですので、
こちらは気になるデータです。
根岸ステークス(G3)コース解説
東京1400M(ダ)で行われる根岸ステークス。
スタートは向正面の2コーナーを回ったところから。
スタートからすぐに1F程の緩やかな下りとなり、
その後上り坂に変わります。
スタートは下りなのですが、
テンはゆっくりとした感じになりやすいですね。
最初のコーナーの3コーナーからは再び1F程の下り。
このあたりからペースは速くなってきますが、
それでも1400Mにしては緩いペースとなっています。
4コーナー付近は平坦な道となり、
最後の直線手前から高低差2Mの急な上り坂。
そして、ラスト1Fは平坦な直線と
起伏の激しいコースですね。
ペースが緩くなったとしても最後に上りがあるので、
基本的には先行・逃げが有利なのですが、
クラスが上がる程、差しが決まるようになり、
このレースでは圧倒的に差し・追込が有利です。
根岸ステークス(G3)注目馬予想
今回の出走馬は以下の14頭
・アキトクレッセント
・イーデンホール
・カフジテイク
・キングズガード
・サイタスリーレッド
・サンライズノヴァ
・ノボバカラ
・ノンコノユメ
・ブラゾンドゥリス
・ブルドッグボス
・ベストウォーリア
・マッチレスヒーロー
・モンドクラッセ
・ラブバレット
では、この14頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
根岸ステークスの注目馬をあげていきましょう。
■カフジテイク
昨年の同レースの覇者カフジテイク。
昨年の勝ち星はこのレースのみでしたが、
その他のレースでも大きく崩れているわけではないので、
今回も上位に台頭する事は十分可能でしょう。
1400Mはベストな舞台だと思いますし、
軸にしても問題はないと思います。
■サンライズノヴァ
1400Mの距離はこれまで1戦しかしていませんが、
1着となり内容も良かったので、
適正はむしろこの距離の方がいいと感じています。
追込ではありますが、
トップスピードの持続力には優れていますので、
展開次第ではなんなく上位に喰い込める実力は
あるでしょう。
■キングズガード
1400Mダートのコースでは22戦中20戦で
馬券に絡んでいる抜群の安定感を誇ります。
前走のチャンピオンズカップでは8着となりましたが、
距離的にもメンバーレベル的にも参考外でいいでしょう。
ベストウォーリアを選ぶなら近走の成績が良い
こちらを選びたいと思います。
■ノンコノユメ
昨年1年は一度も馬券に絡めませんでしたが、
大きく崩れている訳ではなく、
いつ馬券内に入ってもおかしくはないと思います。
昨年はG1の出走が多かったので、
メンバーレベルが楽になる今回は一発を期待したいです。
■ブルドッグボス
これまで安定した走りをしているブルドッグボス。
ニシケンモノノフなどとも良い勝負をしているので、
髙い能力を持っている事は間違いありません。
1400Mの経験が浅いのですが、
これまでのレースを見ても
好位から伸びてこれるので問題はないと思います。
このレースで抜群の成績を誇る
岩田騎手が騎乗するというのも不気味ですね。
以上が現時点での注目馬です。
フェブラリーステークスの前哨戦ではありますが、
フェブラリーステークスはスタートが芝なので、
テンが速くなりやすく問われる質が違ってきます。
本番に繋がりにくいレースとしても有名ですが、
昨年はそれなりにこのレースの上位馬が本番でも好走していたので、
上位着順の走りには注目ですね。
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