【根岸ステークス(G3)2018回顧】上位馬は本番でも期待できそうなレース

根岸ステークス(G3)レース結果

今週はフェブラリーステークスの前哨戦、
根岸ステークスが行われました。

上位人気に支持されていたベストウォーリアが
急性の脚の病気により出走取消となり、
13頭で争われたこのレース。

馬場は重馬場となり、
前半も速い流れになりつつ、後半もラップを落とさない
高いレベルが問われるレースとなりました。

勝利したのは後方からジリジリと伸びてきたノンコノユメが
レースレコードで勝利。

去勢後、なかなか結果を残すことができませんでしたが、
ここに来て復活を果たしました。

それでは根岸ステークスを振り返ってみます。

根岸ステークス(G3)レース回顧

まずはスタート。

やや出負けしたのはカフジテイク。
これはいつも通りですね。

そして、まず前に行ったのはラブバレット。

直後にサイタスリーレッドがハナを奪って先頭に。

内からはブラゾンドゥリス。

1馬身程空いてブルドッグボス、
マッチレスヒーロー、アキトクレッセントが続きます。

中団にはノボバカラにキングズガード。
モンドクラッセがその後ろ。

後方集団には1番人気のサンライズノヴァ、
イーデンホール、ノンコノユメ。

最後方にはカフジテイク。

今回の上位3頭は全て後方からの競馬でしたね。

ハナを切っていたサイタスリーレッドが、
押して押して前半の600Mは33.9秒。

かなり速いラップを刻み、隊列は縦長に。

後半も緩まずに進んでいき、
4コーナー手前から後方の馬が外から追い上げてきます。

最後の直線。

先頭はハナを切っていたサイタスリーレッドから、
ラブバレットに変わります。

内からアキトクレッセント、他の先行馬も
追い上げてきますが伸びる気配がありません。

残り300M付近。

先行集団の伸びがいまいちな中、
伸びてきたのはブルドッグボス、マッチレスヒーロー。

先頭はブルドッグボスに変わりますが、
残り200M付近で後方集団も脚を伸ばしてきます。

まずはサンライズノヴァがブルドッグボスを交わして先頭に。
大外からはノンコノユメも伸びて番手になります。

カフジテイクも伸びてきていましたが、
前2頭には届かない距離にいましたね。

サンライズノヴァがしぶとく伸びてきましたが、
ノンコノユメも更に伸びてきて並びかけます。

最後はゴール直前でノンコノユメがハナ差交わして1着でゴール。

3着にはジワジワと伸びてきたマッチレスヒーローを
アフジテイクが捕らえてゴール。

全て差し馬で決まったレースとなりました。

それでは、各馬の回顧をしていきます。

根岸ステークス(G3)各競走馬の回顧

■ノンコノユメ(1着)
後方から進め、
最後の直線で外を回し序盤はそこまで伸びてきませんでしたが、
徐々に脚を伸ばしてきて最後はサンライズノヴァを
ハナ差で交わしてゴール。

約2年ぶりの勝利となりました。

このような前半が流れて前が潰れた時は
好走してきますね。

それにしても強い競馬をしたと思います。

本番でも楽しみな走りでした。

■サンライズノヴァ(2着)
こちらも後方から進め、
最後の直線は外に持ち出して伸びてきました。

直線で先頭に立ちしぶとく伸びていたので、
そのまま行くかと思いましたが、
惜しくもノンコノユメに差されて2着。

最後の直線序盤で若干のロスはあったものの、
器用に交わしていましたね。

サンライズノヴァの方が器用さはあると思うので、
本番でも良い走りをしてくれそうです。

■カフジテイク(3着)
最後方から進めて、
最後の直線で追い上げてきましたが、
キレ負けして3着となりました。

序盤が流れ過ぎた事が原因でしょう。

緩いペースだったら、
前との差はもう少し詰めれていたと思います。

ただ、上位2頭はこのペースで
カフジテイクと同じような脚で伸びていますので、
上位2頭はかなり強かったと思います。

■マッチレスヒーロー(4着)
中団から進め、
最後は伸びてきました物足らず、
カフジテイクにも3馬身以上離されて惨敗。

上位との差を感じる走りでした。

ただ、この馬は軽い馬場の方がキレ味を出せそうですので、
次走も馬場次第で好走の可能性は出てきそうです。

■キングズガード(6着)
やや後方から内を選んで進み、
ロスなく進めていましたが、
最後は伸びを欠いて6着と惨敗。

ロスは無かったですし、
本来ならもう少し伸びてきてもいいはずなので、
内を選んだ事でスムーズ差を欠いたのかも
しれませんね。

外伸びの馬場だった事も影響しているかもしれません。

本番での判断が難しい結果となりました。

■アキトクレッセント(12着)
前目の好位で進めて、
最後の直線に向かいましたが、
直線序盤ですでに甘くなって12着と大敗。

やはりここまで前半でスピードを問われると
厳しかったのでしょう。

ただ、崩れ過ぎだとは思いますので、
次走では評価を落とした方がいいかもしれません。

本番には繋がりにくい根岸ステークスですが、
今年は本番同様に前半が流れる展開になりましたので、
上位馬のフェブラリーステークスでの走りも期待したいですね。

それでは次回のレース予想は、
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2月4日(日)
東京新聞杯(G3)
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東京のマイル戦、東京新聞杯が今週は行われます。

毎年実力派のマイラーが多く出走し、
ここからG1を勝利する馬も多くいます。

今年も未来のマイル王が生まれるのでしょうか。

また、人気薄も好走しやすいレースですので、
穴馬を積極的に狙っていきたいですね。

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