【桜花賞(G1)2016予想】3強は切れないレース

ついに今週、牝馬クラシック第1弾桜花賞が開幕されます。

阪神外回りが新コースになり、10年目となる今回、
過去10年でダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナなどの
歴史的名馬がこのレースを駆け抜けていきました。

3連単700万馬券が出た事もあり、荒れやすいイメージもあるかもしれませんが、
圧倒的な実力馬がいる場合は、固く決まる傾向にあります。

基本的には7番人気以内で決着し、
1番人気の連帯率は60%、2番人気は50%と人気馬は好調です。

ただ、紐荒れの可能性は十分に考えられるレースですので、
今年も実力馬はいるものの紐荒れにも警戒した方がいいでしょう。

過去データからみると内枠は圧倒不利とでており、
過去9年で1~3枠の馬の複勝率はわずか5.6%
とはいえ、これまで実力馬が内枠にいたケースは少なく、
実力馬ならこの枠にいても切るべきではないでしょう。

また、過去実績で注目すべきは、やはり桜花賞のトライアルレース。

フィリーズレビュー、アネモネステークス、チューリップ賞の
3レースがありますが、好成績を残しているのはチューリップ賞組のみです。

そして、ディープインパクト産駒が大得意のコースで、
穴も開けてきていますので、人気がなくともディープ産駒を
狙うのもいいと思います。

それでは、コースから、
桜花賞の展望を見ていきましょう。

桜花賞(G1) コース解説

桜花賞の舞台は阪神外回り1600M。

スタートは向こう正面の途中からで、
最初の直線は444Mと長く、枠順の有利不利は
あまりないでしょう。

スタートから2ハロン目に上り坂があり、
そこからカーブに入ります。

そして、カーブ途中から最後の直線までは下り坂。
大きく減速する事はなく、流れる感じで進んでいきます。

そして、最後の直線では再び上り坂となりますので、
ここで余力のない先行馬が力尽きてしまうケースが多くあります。

スピードもさながら、高いレベルのスタミナも問われるコースですので、
実力がそのまま顕著に反映されるコースといえるでしょう。

差しが決まりやすく、穴馬も変わらず、
差しに強い馬が来ています。

人気がなくてもトップスピードが持続できる馬は、
相手として入れていた方がいいと思います。

桜花賞(G1) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の18頭

・キャンディバローズ
・ブランボヌール
・メイショウスイヅキ
・ソルヴェイグ
・メジャーエンブレム
・ビービーバーレル
・デンコウアンジュ
・アッラサルーテ
・ジープルメリア
・アットザシーサイド
・レッドアヴァンセ
・シンハライト
・ジュエラー
・カトルラポール
・ラベンダーヴァレイ
・ウインファビラス
・アドマイヤリード
・メイショウバーズ

では、この18頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
桜花賞の注目馬をあげていきましょう。

■メジャーエンブレム
昨年は逃げたレッツゴードンキが勝利したものの、
基本的に先行馬は見事に崩れているこの桜花賞。

メジャーエンブレムも先行馬ではありますが、
過去の走りを見ていてもただの先行馬とは基礎スピードの質が、
一味も二味も違うような気がしています。

ただ、瞬発力勝負になるとシンハライト、ジュエラーの方が
分があると思いますので、今回も速い流れで勝負して欲しいと思います。

クイーンカップなどの走りを見ていると、
すんなり勝ってしまうような気もしますね。

■シンハライト
デビューしてから3連勝、まだG1での実績はありませんが、
チューリップ賞でのキレを見ているとこの舞台でも問題はないでしょう。

メジャーエンブレムを捕える事は十分にできると思います。

チューリップ賞から好走している馬が多い点、
ディープ産駒という点も評価できるポイントです。

今年、覚醒を果たした1頭がどんな走りを見せてくれるのかが楽しみです。

■ジュエラー
チューリップ賞でシンハライトにハナ差で屈したジュエラー。

こちらもシンハライトと変わらない33.0の上がり見せているので、
実力的にはシンハライトと差はないと考えられます。

シンザン記念、チューリップ賞とレベルの高いレースをしてきていますし、
特徴の違うコースで好走している事から器用さも持ち合わせている事が
伺われます。

大きな崩れはなく走ってくれそうです。

■ラベンダーヴァレイ
チューリップ賞3着のラベンダーヴァレイも
今回、馬券に加えておきたい1頭だと思います。

基礎スピードもあり、最後の一伸びもできるタイプですので、
展開が合えば馬券内には来る可能性は大いに期待できます。

このレースに向けて仕上げてきていると思いますので、
パフォーマンスを上げてくる今回は期待したいところです。

■デンコウアンジュ
メジャーエンブレムに唯一勝利したデンコンアンジュ。

もちろん、これだけで評価できるものではありませんが、
アルテミスステークスの上がりを見ていても、
良い素材を持っている事は間違いありません。

まだまだ底を見せておらず、上積みもありますので、
怖い存在ではあるでしょう。

やや後方でレースを進めていければ、
勝機はあるかもしれません。
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以上が現時点での注目馬です。

まだ、精神も安定していない3歳ゆえに、
メジャーエンブレム、シンハライト、ジュエラー3頭で
決まらないとは思いますが、

メンバーを見ると、この3強は切る理由がなかなか見つかりません。

ここ最近の桜花賞は、牝馬とはいえかなりハイレベルな戦いが
繰り広げられていますね。

今年はどの馬に桜が咲くのでしょうか。

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