【桜花賞(G1)2018予想】基本は順当。瞬発力自慢の馬から選ぶ

今週は牝馬クラシックの第1戦目となる
桜花賞が開催されます。

将来を有望視される実力馬が多く参戦し、
後に伝説となる数々の名馬がこのレースを勝利しています。

ただ、思わぬ伏兵馬が制覇する事も
珍しくないのが桜花賞。

昨年もレーヌミノルが8番人気ながら、
このレースを制覇しましたね。

それでは、過去の傾向から桜花賞を見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆基本は8番人気以内だが大穴も警戒☆

過去10年で30頭中26頭が、
8番人気以内で決着しています。

1番~3番人気の複勝率は40%~60%と
それほど高い数値ではありませんので、
8番人気以内であれば良いデータがあれば
積極的に買っていきたいですね。

そこまで派手な荒れ方はしませんが、
3着に人気薄が来るケースもありますので、
こちらもデータを参考にヒモに入れてもいいと思います。

枠順から見る過去傾向

☆明らかに内枠不利な傾向☆

1、2枠は過去10年で39頭中わずか
1頭しか馬券に絡んでいません。

上位人気に絞ってみると
5番人気以内の馬が1、2枠で馬券に絡んだのは
6頭中0と人気問わず1、2枠の成績は悪いです。

この枠に入った馬は大幅な割引をしてもいいかも
しれないですね。

脚質から見る過去傾向

☆差し・追い込み有利、速い上がりは必須☆

桜花賞では瞬発力勝負になる事が多く、
速い上がりは必須になります。

遅くても34秒台は欲しいところですね。

ただ、コースデータ的には
先行、好位の馬も好走していますので、
前である程度の脚も使えてる馬は
馬券から外す必要はないでしょう。

桜花賞(G1)コース解説

桜花賞は阪神競馬場1600M(芝)で行われる
マイル戦。

向正面の2コーナー過ぎたあたりからのスタートで、
スタートから最初のコーナーまでは、
400Mほどの長い直線。

枠順の有利不利はコースデータ的には
ありませんが、上記のとおり、
桜花賞は内枠がかなりの不利です。

差し馬は多少ロスがあっても
外を回して最後の直線に向かった方が伸びてこれますので
内で包まれてしまうと終いの脚を活かせない可能性が高くなります。

スタートから序盤はゆったりした感じで進み、
途中上り坂がありますが、ここもそこまでペースは落ちずに
淡々と進んでいきます。

4コーナー途中ラスト3Fから
最後の直線半ばまで高低差2Mの下り坂を
下っていきます。

ここから一気にペースが上がり、
各馬が前に出てきます。

先行馬も勢いをつけて走っていきますが、
ラスト1Fは高低差2Mの急な上り坂。

ここで余力のない先行馬は崩れていき、
後ろから脚を伸ばしてきた差し馬に捲くられる事が
多くあります。

ただ、極端な程スローになった2015年は
ハナを切ったレッツゴードンキが勝利、
2着も好位にいた馬と先行勢が台頭する結果となりましたので、
先行してそれなりの脚を使えるようなら
候補に入れてもいいかもしれません。

桜花賞(G1)注目馬予想

今回の出走馬は以下の18頭

・ラッキーライラック
・アマルフィコースト
・リバティハイツ
・アンコールプリュ
・レッドサクヤ
・スカーレットカラー
・トーセンブレス
・ハーレムライン
・リリーノーブル
・アンヴァル
・コーディエライト
・デルニエオール
・アーモンドアイ
・レッドレグナント
・プリモシーン
・フィニフティ
・マウレア
・ツヅミモン

では、この18頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
桜花賞の注目馬をあげていきましょう。

■ラッキーライラック
4戦4勝と無傷で桜花賞まで進んできました。

戦ってきた内容からやはり格が違う印象ですので、
馬券から外す事は難しいですね。

好位置から良い脚を使ってこれ、
阪神での適正も問題ないので、
この舞台でも好走できるでしょう。

1枠1番という難しい枠に入りましたので、
その点だけが割引点です。

■アーモンドアイ
デビュー戦では勝利となりませんでしたが、
その後の2戦は強い内容で快勝。

ラッキーライラックとは直接対決していないだけに、
今回の対決は楽しみです。

前残りになりそうな展開でも、
大外から一気に伸びて差し切る事ができる
鋭い脚の持ち主ですので、
この桜花賞の舞台にも合っていると思います。

シンザン記念からの直行と例がないローテですが
状態は良さそうなので、しっかりと走ってくれるでしょう。

■プリモシーン
未勝利戦ではクイーンカップを勝利した
テトラドラクマを差して1着。

その後のフェアリーステークスでも
最後の直線で伸びて見事勝利しました。

ジワジワと伸びてこれる力強さがありますので、
上位の馬に対してどこまで通用するかが楽しみですね。

■リリーノーブル
ラッキーライラックと良く似たタイプではありますので、
展開の恩恵がないとラッキーライラックには
勝てないでしょう。

重賞では勝ち切れておらず、
血統的にもマイルは少し短い感じはしますが、
能力は間違いなく上位でしょう。

前走からの上積みもありますし、
桜花賞に向けて準備もしていると思いますので
期待したいと思います。

■スカーレットカラー
穴馬で狙いたいのはこのスカーレットカラー。

前走のチューリップ賞では、
出足が遅く後方からになってしまい、
瞬発力勝負でしたので届きませんでした。

ただ、ここでラッキーライラックと変わらない、
33.4秒の良い脚を使っていますし、
ポジション次第では更に上位につけたと思います。

マイルを中心に使われており、
適正は問題ないですので、穴を開けて欲しいですね。

昨年ソウルスターリングが果たせなかった
無敗での桜花賞制覇。

ラッキーライラックがあっさりと
果たしてしまうのでしょうか。

【桜花賞(G1)2018予想】基本は順当。瞬発力自慢の馬から選ぶの口コミ

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