【第66回 毎日王冠(G2)2015 回顧】武騎手の逃げの上手さが光ったレース

毎日王冠(G2)) 先週のレース傾向

トライアル線ながら、豪華なメンバーが揃った
今回の毎日王冠。

どの馬も勝つ可能性があり、
選定するのは難しかったのではないでしょうか。

ほとんどの馬が休み明けでひと叩きとなった、
レースですので、その点も加味した予想も必要でした。

1番人気のエイシンヒカリがどれだけの
パフォーマンスをしてくれるのかという点にも
注目が集まっていましたね。

結果は、エイシンヒカリが逃げ切って1着。

最後の直線は後続が迫ってきましたが、
全くスピードが衰える事はなく押し切って勝利となりました。

武騎手の絶妙なペース配分も素晴らしかったです。

逃げ馬ながら34.0の上がりを出されると
後続の出番も無くなってしまいますね。

休み明けの馬の調子が浮き彫りになった
今回の毎日王冠。

それでは、
上位人気馬、注目馬の走りを見ていきましょう。

毎日王冠(G2) 各競走馬のレース回顧

■エイシンヒカリ(1着)
課題であった直線でのヨレもなく、
素晴らしい上がりで逃げ切りました。

天皇賞では楽に逃げ切れる展開とはならないと思いますが、
武騎手とのコンビも文句の無い出来ですので、
本番にも期待が出来ます。

■ディサイファ(2着)
スタートは少し前よりの好位置でレースを進めていき、
最後で自慢の脚を使って追い詰めてきましたが、
差しきる事は出来ず、2着に終わってしまいました。

中盤では内に塞がれていましたので、
スムーズな展開になっていれば、差しきる事が出来たかも
しれません。

確実に手応えはあった走りとなったでしょう。
この馬も本番では見逃せません。

■イスラボニータ(3着)
3着と好走しましたが、
この馬は東京コースで走るとラスト1Fで力が鈍ってしまいます。

今回も伸びきれず、ディサイファに交わされてしまいました。

七ヶ月のブランクがあったので、
仕方ないかもしれませんが、
天皇賞では調教具合などを見て慎重に選ぶ必要がありそうです。

■ダノンシャーク(4着)
距離延長が不安視されていたダノンシャークですが、
4着と維持を見せたのではないでしょうか。

元々、このメンバーでは格上の実力を持っています。

7歳という年齢を感じさせない走りを見せてくれ、
今後のG1戦にも期待できそうです。

■アンビシャス(6着)
スタートの出遅れが響いてしまい結果は6着。

33.0の上がりで良く差を縮めたと思いますが、
このようなつまづきは致命傷となりますので、
しっかりと克服していって欲しいと思います。
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ヴァンセンヌはやはり調子が万全ではなかったのか、
レース内容も単純であり、緩さも見られました。
本調子ではなかった雰囲気でした。
こちらも次走は調教具合に要注目です。

スピルバーグは体が絞れていなかったせいか、
後半もこの馬らしい持続力のある伸びは見られませんでした。

それぞれの馬が休み明けで、
様々な顔を見せてくれた毎日王冠。

その中でもやはり、エイシンヒカリの
成長っぷりが著しいですね。

これまで9戦8勝。

逃げ馬という面白い存在であるこの馬が、
天皇賞ではどんな走りとなるのか楽しみです。
次のレース予想は、
10月18日(日)秋華賞(G1)
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ペース配分が難しい京都2000M(芝)のコース。

しかも3歳馬という事で、
荒れるかと思えば勝ち馬は堅いレースが多いです。

2008年には三連単1098万円の
超高額配当がついた事もありますので、
荒れるという印象を持つ方も多いかもしれませんね。

ルージュバックが秋華賞を回避し、
ミッキークイーンが1番人気となりそうですが、
このクセのある京都内回りでは何が起こるかわかりません。

京都ならではの馬場やコース形状に注目しながら、
今週は秋華賞の予想していきます。

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