9月21日(月)中山1Rで、
歴代2位の払戻しである超特大馬券2792万馬券が出ましたね。
5月のヴィクトリアマイルでも2000万円を超える
馬券が出たのはまだ記憶に新しいと思いますが、
確かにヴィクトリアマイルはまだ馬券圏内に入った馬が来る理由はわかります。
それでも、他にも強い馬はいましたので、
入れるのは難しいのですが。。。
ですが、月曜日の中山1Rの三連単を買った人は、
どんな予想を組んで選んだのでしょうかね。
いつかは超特大馬券を獲りたいと思っている身としては、
とても興味深いものがあります。
そして、キズナが屈腱炎により引退というニュースが報じられました。
タイトルは日本ダービー(G1)の1つだけではありますが、
故障がなければ、あの化物じみた凄みある末脚で
G1を何勝もしていたでしょう。
特に東京競馬場には合っていたと思うので、
もう一度走る姿を見てみたかったと思うと引退は残念でなりません。
そして、そんなキズナが唯一G1で勝利を飾った日本ダービーは
今週の神戸新聞杯(G2)と繋がりがあります。
神戸新聞杯の連対馬を前走のレース成績から見ると、
20頭中16頭も前走で「日本ダービー」に出走しているデータがあります。
阪神と東京というコースの違いはあれど、
2400Mというなかなか行われない距離は適正が合わないと
実力を発揮出来ません。
その為、同じ2400Mの日本ダービーと神戸新聞杯は関連性が
高くなるのでしょう。
その他のポイントとしては、この夏で成長してきた馬も
追い切りなどを見て入れておく必要があります。
それでは、今回も神戸新聞杯のコースとなる、
阪神2400Mの特徴から見ていきましょう。
神戸新聞杯(G2) レース解析
このコースは、ゴール前に急坂がありますが、直線が長いコース設計ですので、
ラストの3ハロンで急激にペースが上がりやすいです。
ラストで脚を使える馬が有利となりますので、差し馬が断然有利となります。
全体的に直線が長い事により、前半はスローペースとなりやすく、
スタミナはそれほど求められる事はありません。
ただ、最後まで力を溜めて瞬発力を出せる馬、
つまり、能力が純粋に高い馬でなければ勝ちきる事は難しいです。
京都や中山の瞬発力とは質が少し違いますので、
同じような距離のレースで好走していたとしても
あまりプラスには働きません。
ちなみに、阪神競馬場2400Mで行われる重賞は
神戸新聞杯のみとなっております。
では、調教具合を加味した
神戸新聞杯の注目馬をあげていきましょう。
神戸新聞杯(G2) 注目馬予想
■アルバートドック
3ヶ月半ぶりの出走となりますが、乗り込み量は多く好時計も出ています。
クラスは違いますが、同じ阪神芝2400Mで勝った経験もあり、
春の重賞は残念ながら勝てませんでしたが、産駒的にもこの夏での成長が期待出来る馬ですので、
面白い競馬をしてくれそうな気がします。
■マッサビエル
東京の2300M、2400Mに出走した際は、
上がり最速で勝利しており、関西まで遠征して、
このトライアル出走をしているところを見ると陣営も力を入れているはず。
周りの適正を見ても長距離に抜群の適正を持つ馬は
不在ですので、適正は抜群に合っているでしょう。
■リアルスティール
デビュー2戦目ではドゥラメンテをねじ伏せたリアルスティール。
この2400Mは得意な距離とは言えませんが、
ダービーでの時計(走破時計2分23秒8)を見る限り、
このメンバーなら勝てる相手です。
ただ、怪我から復帰する初レースですので、過信は禁物です。
春と変わらず時計は凄い結果が出ておりますが、
今回はそつなく乗る事が予想されますので1着軸にするには少し不安要素はあります。
■キロハナ
前走、つばき賞からの出走から7ヶ月と、
少し間隔が空きすぎている気もしますが、
つばき賞で見せたスローペースからの差し切りを見ていると
能力は高く、まだ底は見せていない感じもします。
また、キロハナの「ディープインパクト×キングカメハメハ」という組み合わせは、
このレースでの連対率は40%前後と適正の良さも伺えます。
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以上が現時点での注目馬です。
この神戸新聞杯は3歳馬の戦いですので経由するレースは限られておりますが、
最も多くの好走馬を輩出しているのは日本ダービー経由の馬となっている事から、
順当な実力馬で決まりやすいレースです。
その点はあまり逆らわず、ヒモ荒れを狙う方がいいと思います。
月曜日に行われた同じ菊花賞のトライアルレース、
セントライト記念は、そこまでレベルの高いレースではありませんでした。
ですので例年通り、
この神戸新聞杯のメンバーが菊花賞の中心となるのしょう。
格がモノをいうレースではありますが、
夏で成長を遂げた馬の走りにも期待したいところではあります。
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