【菊花賞(G1)2016予想】ディープ産駒の2強で決まりそうなレース

皐月賞、日本ダービーに続く、
クラシック三冠最終レース菊花賞が今週は行われます。

ディーマジェスティ、マカヒキ、サトノダイヤモンドの
3頭で争われてきた今年のクラシック戦線ですが、
菊花賞はダービー馬のマカヒキが不在。

2強となるディーマジェスティ、サトノダイヤモンドですが、
3000Mという未知の距離をこなせるのでしょうか。

波乱も多いこのレースですので、
意外な伏兵馬が現れてもおかしくはないでしょう。

それではまず、過去の傾向から見ていきます。

人気順から見る過去傾向

☆安定してるのは1番人気のみ☆

1番人気は過去10年の複勝率が70%と安定

ですが、勝率でみると40%と頼りない数字です。
昨年も勝利したのは5番人気のキタサンブラックですからね。

また、2番人気~8番人気は複勝率20~40%
それほど大きな開きはありません。

やはり距離適性の問題もあるのでしょうか。

ただ、今年はディーマジェスティ、サトノダイヤモンドも
適正の壁を力でねじ伏せそうな感じはします。

前走のレース、着順から見る過去傾向

☆前走3着以内の馬が菊花賞でも好走☆

過去馬券に絡んだ30頭の内25頭が
前走で3着以内だった馬でした。

前走で馬券外だった馬が好走するパターンは、
長距離の適正が高い馬ばかりですので、
このデータは見ておいた方がよさそうです。

また、前走がG2に出走した馬が、
圧倒的に菊花賞で馬券に絡んでいます。

G2はセントライト記念と神戸新聞杯が
ありますが、特に神戸新聞杯に出走した馬の
好走が際立っています。

脚質レースから見る過去傾向

☆勝利するのは先行力のある馬か☆

逃げ、追い込みには厳しいコースですが、
先行と差しを比べるとそこまで変わりはありません。

ただ、勝利するのは先行が過去10年で5回
差しが3回と前にいける馬の方が勝率は高そうです。

それでは、コースから、
菊花賞の展望を見ていきましょう。

菊花賞(G1) コース解説

京都3000Mで行われる菊花賞。

スタートは向こう正面の半ばからスタート。

スタートしてわずか200Mで3コーナーのカーブに入りますが、
上りもあり、長距離を意識してか、
先行争いはそこまで激しくなりません。

長丁場のレースとなるので、
枠の有利不利はないと言っていいでしょう。

2週目まではペースも落ち着いた感じで、
直線も平坦のため、ジワジワと逃げ馬と差し馬の
差が離れていき、馬群は縦長になりやすいです。

大きな山場を迎えるのが2週目の3コーナーに
待ち受けている上り。

ここから各馬がペースアップしていき、
最後までペースが落ちる事はありません。

最後の直線も404Mと長いため、
瞬発力よりも持続力が問われるコースです。

長い脚を使える馬が菊花賞では有利ですね。

菊花賞(G1) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の18頭

・カフジプリンス
・ジョルジュサンク
・サトノダイヤモンド
・シュペルミエール
・ミライヘノツバサ
・ディーマジェスティ
・レッドエルディスト
・ミッキーロケット
・イモータル
・ウムブルフ
・レインボーライン
・コスモジャーベ
・エアスピネル
・アグネスフォルテ
・サトノエトワール
・プロディガルサン
・ジュンヴァルカン
・マウントロブソン

では、この18頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
菊花賞の注目馬をあげていきましょう。

■サトノダイヤモンド
間違いなく産まれた年が違えば、
3冠も夢ではないほどの強さですが、
不運にもいまだにG1無冠。

ディーマジェスティもディープ産駒で距離的には
大得意という訳ではないですが、
髙い能力で十分カバーできると思います。

叩き2走目なので、
前走の神戸新聞杯よりもパフォーマンスは上げてくるでしょう。

2枠3番と絶好の枠にも入りましたし、
今回はG1初勝利を見てみたいですね。

■ディーマジェスティ
日本ダービーではギアチェンジが遅くなり、
3着になってしまいましたが、
それでも強さは見せれていました。

前走のセントライト記念でも、
全力ではなかったもののすんなりと勝ち、
状態も良さそうです。

こちらもサトノダイヤモンドと同じく、
適正を力でねじ伏せてきそうです。

初の輸送ですので、そこがちょっと不安です。

■カフジプリンス
前走の神戸新聞杯でも鋭い走りを見せており、
馬券内までもう一歩というところでした。

このレースではスムーズな競馬をできなかったという事も
敗因の一つです。

今回は1枠という絶好枠を引いたので、
前々で競馬ができれば勝負はできるでしょう。

また、血統的は父ハーツクライ×母父シンボリクリスエスと
スタミナは申し分なさそうな配合。

■ウムブルフ
スローでロングスパートが得意なこの馬が
今回の菊花賞では活躍しそうです。

母型はスタミナがある血統ですし、
適正は問題ないでしょう。

ただ、能力的には他の馬と比べると
見劣りするのも確かですので、
積極的に責める事ができれば一発はあるかもしれません。

■ミライヘノツバサ
先行力のあるこの馬は、
前残りも考えられる菊花賞で穴馬として
面白いのではないでしょうか。

もちろん、かなり展開の恩恵を受けないと
厳しいかもしれませんが・・・

前半無理をすると後半が著しく失速しますので、
スローな展開で全体の仕掛けが遅くなればというところ。

しぶとく粘れる力はありますし、
ステイヤーの素質はありそうな気がします。

以上が現時点での注目馬です。

伏兵馬は全て距離適性がありそうな馬を選んでみました。

エアスピネルやミッキーロケットも
上位人気になりそうですが、こちらは距離が不安ですね。

また、レッドエルディストも
不器用な面がありますので、信頼しにくい存在だと思います。

ただ、適正うんぬんもありますが、
やはり2強は適正を補えるだけの能力はありそうです。

今年はディープ産駒のワンツーフィニッシュと
なりそうな予感がします。

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