【読売マイラーズカップ(G2)2016予想】京都巧者を探すべきレース

今週から京都競馬場が開催となり、
その開催初週に行われる読売マイラーズカップ。

古馬のトップマイラーが集まり、
毎年レベルの高いレースを繰り広げています。

平均的にみると馬券は波乱傾向にありますが、
2011年の3連単123万馬券が平均を上げており、
基本的には1桁人気の馬で決着するケースが多くあります。

2桁人気が絡んだのは過去10年でみると1頭しかいません。

ただ、1、2番人気は複勝率はいいものの、
勝率となると過去10年で1番人気は30%、2番人気は0%と
良い成績とは言えません。

ペースがバラバラになる事が多く、
有利な脚質が変わってくるためでしょう。

ステップレースから見ると、
中山記念組の1、2着の馬が複勝率70%と良い成績を収めていますが、
今回は出走がありません。

そして、ダービー卿CT組は過去10年で、
28頭中わずか1頭と非常に凡走する可能性が高いです。

今回のレースでもダービー卿CT組は多くいますので、
ここは実力を見てあっさり切ってしまうのもありだと思います。

それでは、コースから、
読売マイラーズカップの展望を見ていきましょう。

読売マイラーズカップ(G2) コース解説

京都1600Mで行われる読売マイラーズカップ。

京都開催になったのは2012年からで、
まだ今回で5回目の開催です。

過去4回の開催ではペースなどもバラバラで、
データが揃っているとはいえませんので、
同コースのデータから見ていきます。

向こう正面のポケットからスタートし、
そこから400Mほど平坦な直線になります。

ここで、先行争いが激しくなる事があり、
外枠に逃げ馬が入った時は特に前半がハイペースに
なるかもしれません。

そして、800M地点からは下り坂になり、
ここを緩めるかどうかで全体のペースが決まります。

前半からのハイペースで、
道中でも緩まらなければ前崩れになる可能性が高いです。

そして、下りが終わるとカーブをしながら最後の直線へ入ります。

直線は約400Mと差し馬が届き、
逃げきることも出来そうな微妙な長さです。

実際に脚質は先行馬も差し馬も、
どちらも台頭するという極端な成績になっています。

今回は逃げ馬という逃げ馬は不在ですので、
前に行ける馬が有利になりそうです。

読売マイラーズカップ(G2) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の15頭

・アルバートドック
・アルマワイオリ
・エキストラエンド
・クラレント
・クルーガー
・ケイティープライド
・ケントオー
・サンライズメジャー
・ダノンシャーク
・ダノンリバティ
・テイエムイナズマ
・ネオスターダム
・フィエロ
・マーティンボロ
・レッドアリオン
では、この15頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
読売マイラーズカップの注目馬をあげていきましょう。

■レッドアリオン
昨年の覇者レッドアリオンですが、
昨年はスロー気味でこの馬に合ったペースだったといえます。

ただ、今回もそこまで前に行く馬もいないと思いますので、
昨年と同じような流れになれば、連覇も十分に目指せると思います。

昨年末は凡走が多かったのですが、
今年の走りを見ていると復調の気配が漂いますので、
外せない存在ではあるでしょう。

■ダノンシャーク
近走では6戦連続で馬券内に入れていませんが、
レースの展開に恵まれなかったケースも多くありました。

昨年のレースを見ていても今回より高いレベルのメンバーと
戦ってきていますので、このメンバーなら上位でしょう。

京都との相性もよく、G1を初制覇した舞台ですので、
ここは好走して欲しいところです。

■サンライズメジャー
昨年は同レース2着とレッドアリオンに敗れました。

全盛期と比べれば力は落ちてきていると思いますし、
ダービー卿CTからの出走というのが不安点ではあります。

ですが、京都が得意な事、前にいける事、
そして開幕週も重なって、この馬が有利な展開になる可能性もあります。

■フィエロ
これだけの重賞経験があって、
まだ重賞未勝利のフィエロ。

同レースでも、昨年は3着、一昨年は2着と、
勝ちきることができません。

ただ、京都のコースは複勝率100%と、
抜群の安定感を誇っています。

追い切りでも年齢を感じさせない好時計を出しており、
準備は整っているはずです。

初制覇に向けて期待したいところです。

■クルーガー
高いポテンシャルは秘めているこの馬ですが、
目立った活躍はまだ出来ていません。

まだ、キレやスタートなど、
全体的に力不足である事は否めませんが、
今回、初のマイル戦という事もあり、
面白い存在だと思います。
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以上が現時点での注目馬です。

実力がある出走馬はいるものの、
近走では不調であったりと、なかなか読みづらい今回のレース。

個人的にはフィエロにそろそろ、
重賞初勝利を飾って欲しいと思います。

また、安田記念、ヴィクトリアマイルの前哨戦では
ありますが、京都に舞台が移ってからは、
本番にはほとんど直結しません。

特に安田記念での成績は非常に悪いですので、
この事も頭に入れておけば安田記念が絞れていいと思います。

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