今週は古馬のマイルレース、
読売マイラーズカップが行われます。
安田記念の前哨戦という事もあり、
G2ながら古馬のトップマイラー達が集結し、
髙いレベルのレースが繰り広げられるレースですね。
エアスピネル、サングレーザー、モズアスコット、
この3頭の戦いが注目されると思いますが、
やや波乱傾向でもあるので、
人気薄も注目していきたいですね。
それでは、過去の傾向から読売マイラーズカップを見ていきましょう。
人気順から見る過去傾向
☆中穴程度までは視野に入れておきたいレース☆
過去10年で1番人気は複勝率60%とまずまずの成績。
2番人気は20%と不振気味で、
3番人気は70%と好成績です。
基本は1~3番人気は信頼してもいいでしょう。
ただ、2016年の11番人気のクラレントのように、
マイルで時々好走を果たしていた古馬は
展開次第で好走もありえますので注意ですね。
前走着差から見る過去傾向
☆着差は2秒以内から巻き返しは厳しい☆
前走で大幅に負けた馬の巻き返しは難しく、
着差は1.9秒以内から選んでもいいでしょう。
2秒以上の着差で負けた馬は消して大丈夫だと思います。
また、休み明けでも問題無く好走しているので、
その点は気にしなくてもいいでしょう。
脚質から見る過去傾向
☆基本は先行優勢、後方からの馬は割引☆
上がり1位で馬券に絡んだ馬は
過去10年で2頭のみ。
基本は先行してもそれなりに脚が使える
実力馬が台頭するでしょう。
穴馬も差し・追い込み以外から
選んでいきたいですね。
読売マイラーズカップ(G2)コース解説
読売マイラーズカップが行われるのは
京都1600M(芝)のコース。
スタートは向正面2コーナーの
引き込み線から。
最初のコーナーまでは
700Mの長い直線があり、初めの400Mは平坦な道。
枠順の有利不利はほぼないと言っていいでしょう。
先行争いは激しくはなる事は少ないですが、
これは年によって違いますので、
何ともいえないですね。
外枠に逃げ馬が入った時は、
ペースが上がる可能性が高くなりますので、
そこを注目した方が良さそうです。
向正面途中、400Mを過ぎたあたりから
上り坂になりそこから3コーナーの途中まで、
高低差4M、400Mの上り坂が続きます。
ここで勢いに任せて速いペースで行くと
前が崩れる事がありますね。
ただ、基本的にはここで緩む事が多く、
先行馬はそこから続く下り坂を利用して、
スピードを上げて最後の直線へ向かいます。
4コーナー手前からゴールまでは平坦な道ですので、
先行馬はスピードを落とす事なく最後まで
粘れる事が多いですね。
差し馬は下り坂でポジションを獲っていかないと
難しくなるでしょう。
展開によって脚質の優位が変わってきますが、
穴馬を狙うなら先行からいきたいですね。
読売マイラーズカップ(G2)注目馬予想
今回の出走馬は以下の14頭
・エアスピネル
・カデナ
・ガリバルディ
・グァンチャーレ
・サングレーザー
・ダッシングブレイズ
・テイエムイナズマ
・ピークトラム
・ブラックムーン
・ベルキャニオン
・ムーンクレスト
・モズアスコット
・ヤングマンパワー
・ロジクライ
では、この14頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
読売マイラーズカップの注目馬をあげていきましょう。
■エアスピネル
G1での勝利はありませんが、
これまで掲示板を外した事がない抜群の安定感があります。
同世代の馬に強力なメンバーが揃ってしまいましたので、
不運な馬ですね。
実力的にはここは負けられない戦いになるでしょう。
基礎スピード、トップスピードの持続力、
共にこのメンバーなら上位ですし、
このレースにも合っていると思います。
本番は安田記念だと思いますが、
ここはあっさりと勝って欲しいところです。
■モズアスコット
デビューが遅くまだ8戦しかしていませんが、
徐々に頭角を現してきました。
前々走、前走の重賞レースでは勝ち切れませんでしたが、
厳しい流れの中、強い競馬をしていたと思います。
決め手、総合力共にエアスピネルには劣りますので、
勝ち切るのは難しいかもしれませんね。
近走は1400Mで使われていて、
久々の1600Mでの走りは未知数ですが、
状態はよさそうなので期待したいですね。
■ヤングマンパワー
昨年の同レース3着のヤングマンパワー。
G1では物足りない感じではありますが、
G2、G3ですとまだまだやれると思います。
先行脚質で、スローからトップスピードを
持続させる力は素晴らしいものがあります。
今回は舞台も合っていると思うので、
期待したいですね。
■ロジクライ
怪我でそこまで使われなかった時期があり、
5歳ながらまだ9戦の成績。
復帰してからの調子は良く、
オープン戦ではありますが、
マイルで好成績を残しています。
上手く逃げてくれれば一発はありますね。
■グァンチャーレ
オープン戦で7戦2着と珍しい
オープン戦のシルバーコレクターですね。
今年も3戦全て2着という成績ですね。
もちろん、このメンバーだと
実力的に足りないとは思いますが、
ロジクライと同じく先行してから粘れるタイプですし、
京都マイルの適正も高いと思います。
調子も上げてきているので穴馬としては面白いですね。
サングレーザーはベストな距離は1400Mだと思いますし、
少し間隔も空いていますので、
今回は切ってしまおうかなと考えています。
人気上位の馬でもまだどのような走りになるかわかりづらい
今回の読売マイラーズカップ。
意外な成長を遂げている馬は果たしているのでしょうか。
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