【関屋記念(G3)2016予想】新潟巧者が穴馬に入る予感がするレース

今週は中京記念に続く、
サマーマイルシリーズ第2戦目の関屋記念。

サマーマイルシリーズの歴史は浅く、
2012年に中京記念が1600Mに変更され、
京成杯オータムハンデキャップが加わった事で開始されました。

それ以前までは夏競馬で唯一のマイル戦の重賞として行われており、
G3ながら秋のG1へ向けた競争馬が多く出走する事から、
レベルの高い戦いが繰り広げられています。

過去にもジャスタウェイやダノンシャークが関屋記念で好走し、
後のG1を制覇しています。

実力馬が多く出走するので、
毎年、比較的堅実な傾向となりますが、
今年はどのようなレースとなるのでしょうか。

まず、過去の傾向から見ていきます。

人気順から見る過去傾向

過去10年で1番人気の複勝率は70%
信頼度は高めです。

10番人気以降の2桁人気が馬券に絡んだことは、
過去10年で4頭しかいませんので、
今年も中穴程度を狙うのがよさそうです。

年齢・性別から見る過去傾向

牡馬・セン馬は万遍なく馬券に絡んでいますので、
年齢は気にする必要はなさそうです。

また、夏は牝馬が強いといいますが、
関屋記念の傾向を見ていますと、
牡馬・セン馬の複勝率が19.3%に対し、
牝馬は15%と逆に牝馬が劣る傾向にあります。

このレースでは年齢・性別を気にする必要はないでしょう。

枠順から見る年齢別で見る過去傾向

圧倒的な数字を誇っているのが外枠。

7、8枠の馬の複勝率は
その他の枠が5%~15%ほどに納まっているのに対し、
7枠30.8%、8枠26.9%と好成績

ワンターンのマイルはやはり外が有利に働きますので、
外枠の穴馬を狙ってもいいかもしれませんね。

それでは、コースから、
関屋記念の展望を見ていきましょう。

関屋記念(G3) コース解説

新潟競馬場1600Mで行われる関屋記念。

向こう正面の直線途中からのスタートで、
まず600M弱の直線が続きます。

緩い上りとなりますが、
スタートはかなりのハイペースが予想されます。

直線が終わりカーブに差し掛かると、
下り変わり、下りながら最後の直線へ。

カーブの途中でもなかなかペースは緩む事はありません。

かなりのスタミナが要求されるレースです。

そして、最後は659Mの長い直線。

ここも平坦ですので、ペースは落ちません。

このため、
瞬発力で勝負する馬には厳しい展開となり、
先行馬が台頭しやすいレースとなります。

ただ、昔は開催日が早かったので、
内側が良く伸びましたが、現在は内も外も伸びはそこまで変わらず、
昔ほど差しが届かないという印象はありません。

近年では、実力馬なら差しが届くケースも多くあります。

今年も先行と差しが入り混じるレースとなるでしょう。

関屋記念(G3) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の18頭

・アルマディヴァン
・カレンケカリーナ
・クラリティスカイ
・クリノタカラチャン
・ケントオー
・サトノギャラント
・タガノエトワール
・ダノンリバティ
・ダンスアミーガ
・ピークトラム
・マイネルアウラート
・マジェスティハーツ
・マジックタイム
・ヤングマンパワー
・ラングレー
・リーサルウェポン
・レッドアリオン
・ロサギガンティア
では、この18頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
関屋記念の注目馬をあげていきましょう。

■ピークトラム
中京記念では2着と惜しくも勝利を逃しましたが、
マイル戦では抜群の安定感を誇っています。

強烈な末脚も持ち合わせていますが、
どちらかというとスタミナ面の方が強い印象です。

今回のレース展開にも合いそうですし、
新潟との相性も良いので、ここは初の重賞制覇に期待がかかります。

■マジックタイム
このメンバーの中だと実力は最上位でしょう。

豪華なメンバーの中で行われたヴィクトリアマイルでも、
ルージュバックと差のない競馬をしていました。

更には、新潟マイルでの実績はまだ3戦ながら、
連対を外していません。

今回は調整レースという感じがありますので、
無難な走りをしそうですが、それでも馬券内は十分にありえるでしょう。

■ヤングマンパワー
昨年のサマーマイルシリーズ、
関屋記念、京成杯AHで共に3着と、
堅実に走る印象です。

まだ重賞ではそこまでの実績はありませんが、
前走も準オープン、トップハンデで1着と、
確実に力はつけてきています。

しぶとく伸びてこれるので、
今回のレース展開にも合うと思います。

■レッドアリオン
昨年の覇者ですが、
それ以降は掲示板にも載る事ができずに凡走続きです。

今年はトップハンデで多頭数という昨年より厳しい条件で、
正直判断し辛い状況ではあります。

ただ、力はある事は間違いありませんし、
新潟では走ってくれそうな予感もします。

また、課題のゲートもしっかりと
練習をしているとの事ですので、復活に期待したいですね。

■アルマディヴァン
近走は凡走が多いものの、
騎手の誘導の問題も多く、本領を発揮できていない印象です。

今回の軽い馬場にも合いそうですし、
噛み合えばチャンスはあるでしょう。

夏場に調子を上げてきていますし、
穴馬としては面白い存在ではないでしょうか。

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以上が現時点での注目馬です。

上位人気のロサギガンティアは
マイルがどうしても長い気がしますし、
気性の荒さが懸念されますので、切ろうと思います。

真夏に行われるマイル決戦、関屋記念。

秋のG1で活躍する馬は今年も出てくるのでしょうか。

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