【阪神ジュベナイルフィリーズ（Ｇ１）２０１７予想】上がりの速さと勢いで決めたいレース

今週は２歳女王の決定戦、
阪神ジュベナイルフィリーズ。

ブエナビスタ、アパパネ、
ハープスター、レッツゴードンキなど
数多くの名牝馬がこのレースを制覇し、
翌年のＧ１でも好走を果たしています。

来年のＧ１レースを占う意味でも
注目のレースですね。

それでは、過去の傾向から阪神ジュベナイルフィリーズを見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆上位人気が安定、紛れは少ない☆

過去１０年を見ても
１～５番人気の複勝率が４０％以上と
2012年は３００万馬券が飛び出しましたが、
その他の年は高くても３連単で６万馬券。

このレースはほとんど荒れる事はありません。

脚質から見る過去傾向

☆差し・追込みが基本。穴は先行か☆

過去１０年で馬券に絡んだ３０頭中２５頭が
差しか追込の馬です。

前の馬は極端に弱いですね。
特に逃げは１頭も絡んでいないので、
今年も軽視して問題ないでしょう。

穴を開けてくるなら、
先行で粘れそうなら馬だと思います。

前走から見る過去傾向

☆基本はＧ２、Ｇ３から。前走上位着順は必須☆

前走重賞から馬券に絡んだ馬は
全て掲示板を確保していますので、
掲示板を外している馬は除外でいいでしょう。

重賞以外のレースから参戦する場合は、
少なくとも連対は必須です。

阪神ジュベナイルフィリーズ（Ｇ１）コース解説

阪神ＪＦが行われるのは、
阪神競馬場1600M（芝）のコース。

スタートは向正面のやや２コーナー寄りから。

スタートから最初のコーナーまでは
400Mの長い直線が続きます。

途中に高低差1M程の上り坂がありますが、
加速もしやすくペースには影響がありません。

コーナーはゆったりしており、
ここでも大きな減速はなく淡々と進む感じです。

枠順はあまり関係ないコースですが、
コーナーで内を取らないとロスが大きくなるので、
先行馬は内枠を取りたいところですね。

４コーナー途中からラスト１Ｆまでは
高低差2Mの緩やかな下り坂。

下りから一気に加速して減速無しで
最後の直線に向かい瞬発力勝負になります。

ゴール手前の１Ｆは高低差2Mの急坂になるので、
先行馬にとっては厳しいレースになるでしょう。

阪神ジュベナイルフィリーズ（Ｇ１）注目馬予想

今回の出走馬は以下の１８頭

・グリエルマ
・コーディエライト
・サヤカチャン
・ソシアルクラブ
・トーセンアンバー
・トーセンブレス
・ナディア
・ノーブルアース
・ハイヒール
・マウレア
・マドモアゼル
・モルトアレグロ
・ラスエモーショネス
・ラッキーライラック
・ラテュロス
・リリーノーブル
・レグルドール
・ロックディスタウン

では、この１８頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
阪神ジュベナイルフィリーズの注目馬をあげていきましょう。

■ラッキーライラック
オルフェーヴルの初年度産駒として、
注目されているラッキーライラック。

ここまで２戦２勝でマイル適性の高さも証明されています。

過去実績、前目でも速い上がりも使える事など
データ的には完璧ですので、崩れる事は考えにくいでしょう。

■ロックディスタウン
こちらもオルフェーヴル産駒。

ラッキーライラックと同様、
こちらも２戦２勝の成績です。

札幌２歳Ｓで牡馬相手に勝利しており、
デビュー戦では1800Mながら上がり32.5秒という
豪脚を披露しているので、
実力でいえばラッキーライラックの上をいくかもしれません。

ただ、２ヶ月以上の休み明けというのが、
不安点ではありますね。

■コーディエライト
新馬戦以降３戦は逃げで全て連対しています。

阪神もマイルも経験しているので、
適正は問題ないでしょう。

逃げは割り引きが必要となりますし、
最後はやはり甘くなってしまいますが、
楽に逃げる事ができれば十分にチャンスはあります。

ベルーガが出走を断念したので、
こちらに印を回したいですね。

■ソシアルクラブ
2008年に同レースを制覇したブエナビスタの子供として
注目されています。

まだ新馬戦の１戦しか出ておらず、
実力は未知数ですが、新馬戦では勝利していますし、
新馬戦から馬券に絡む事も少なくありません。

追い切りでの動きも良さそうなので、
母と同じ道を歩む事が期待できそうです。

■サヤカチャン
既に６戦しているサヤカチャン。

前走ではラッキーライラックと
差の無い競馬をしており、
１３番人気で２着と穴を開けています。

パワーがあり、中距離のタフなレースも
こないしているのでこのレースでも
十分に上位にいける力はあるはずです。

６戦している馬はこれまで馬券に絡んでいませんが、
穴馬として馬券に入れておきたいですね。

以上が現時点での注目馬です。

２歳戦はやはり読みにくいですね。

オルフェーヴル、ブエナビスタの子供が
どのような走りをみせるかが非常に楽しみです。