【高松宮記念（Ｇ１）２０１６予想】当日に本格的な予想をした方がいいレース

春のＧ１の開幕戦である高松宮記念が今週は行われます。

数多くの名スプリンターが誕生しているレースですが、
中京競馬場が新装されてからは更に、
実力馬が制覇している傾向にあります。

新装されて最後の直線が伸び、勾配も急になった事から、
かなりタフなコースなった事が原因でしょう。

過去１０年で優勝した馬は全て４番人気以内と人気馬は、
安定して勝利しています。

またこのコースは1200Mながら、最後の直線が長い故に、
瞬発力勝負になりやすく、1400Mに似たような流れになります。

差し馬が有利とは言われていますが、
ちょうど、逃げ馬と差し馬が重なってゴールとなるケースも多く、
逃げ馬が台頭する事も視野に入れなければいけません。

人気薄でもペースによっては残る可能性がありますので、
前走などを見て吟味していく必要があります。

前走で参考になるのは阪急杯とシルクロードＳ。

そして、オーシャンＳも絡んでくる確率は少ないですが、
何度かこのレースに出ている馬が穴を開けているので、
その点も注目すべきでしょう。

年齢に関して言えば、５、６歳が勝率、複勝率で好調。

４歳馬は複勝率で言えば過去１０年間で１５．４％とそこそこの成績なものの、
勝率は３．８％とあまり信用ができない数字です。

人気馬の４歳は切る方向で見てみると選馬がしやすくなると思います。

それでは、コースから、
高松宮記念の展望を見ていきましょう。

高松宮記念（Ｇ１）　コース解説

中京競馬場が新装されて今回で５回目のレース。

２年前は道悪となり、まだまだ過去のデータが
揃っていない状況です。

このコースの注意すべき点は、
「外枠の差しが有利な傾向」という事。

データ的には確かに外枠が強い傾向にはありますが、
新装後は枠順の不利はそこまで無い形状にはなりましたし、
強い馬が外に偏っていただけという可能性もあります。

ただ、内枠で先行できない馬にとっては確かに、
不利が働くでしょう。

そして、このコースは1200Mながら、
最後の直線を見越してかペースが上がらない事が多くあります。

その為、差しが決まりやすく、
新装後は特に顕著に差しで決まりやすくなっています。

その為、適正はスプリンターよりも、
スタミナや瞬発力がある馬を要視すべきレースだと思います。

高松宮記念（Ｇ１）　注目馬予想

今回の出走馬は以下の１８頭

・アクティブミノル
・アルビアーノ
・アースソニック
・ウキヨノカゼ
・ウリウリ
・エイシンブルズアイ
・サクラゴスペル
・サトノルパン
・スギノエンデバー
・スノードラゴン
・ティーハーフ
・ハクサンムーン
・ビッグアーサー
・ヒルノデイバロー
・ブラヴィッシモ
・ミッキーアイル
・レッツゴードンキ
・ローレルベローチェ

では、この１８頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
高松宮記念の注目馬をあげていきましょう。

■ミッキーアイル
前回の高松宮記念を見てみても３着と、
適正は十分にある事は証明されています。

昨年は後半から脚質を変更したり距離の面から、
調子を落としておりましたが、やはり逃げた方が力を発揮できますね。

差しが決まりやすいこのコースですが、
ミッキーアイルなら主導権を握れば十分に勝てる実力はあるでしょう。

■ウキヨノカゼ
前走は重馬場で自慢のキレを出せずに敗退してしまいました。

1200M以外ではここ最近、結果を出せていませんんが、
後半のトップスピードの持続力はこのコースでは武器になると思います。

かなり速い流れになるのでしたら、厳しいかもしれませんが、
1200Mのわりにはゆったりと流れる事が多いレースなので、
展開も向く可能性は高いでしょう。

■ウリウリ
高松宮記念初参戦ですが、
このコースは未経験ではなく適正は問題ないでしょう。

こちらもトップスピードの持続力が魅力で、
ディープインパクト産駒の好走も多い点、
鞍上も戸崎騎手に変わった点もプラスポイントです。

陣営の気合いも感じられますし、ここは期待したいところです。

■ハクサンムーン
去年の高松宮記念２着のハクサンムーン。

去年もオーシャンＳ→高松宮記念のローテーションで
好走していますので、今回もこのローテーションは合いそうです。

年齢的には７歳と高齢ではありますが、
前走の時計や調教を見ていても衰えはまだまだ感じられません。

調子は良く、このレースは狙い目だと思います。

■ビッグアーサー
前走までは９戦連続で馬券内を外した事が無く、
凄まじい安定感を見せていましたが、前走で初めて馬券内を逃しての５着。

ただ、前走では大外枠で先行馬が有利という展開に泣かされての５着ですので、
この馬の強さはやはり侮れないものがあります。

当日の馬場状態が重馬場になれば、キレ味が活かせないと思いますので、
当日の馬場状態次第では切ってもいいかもしれません。

このメンバーでどこまでやれるのかが、楽しみです。

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以上が現時点での注目馬です。

コース形状が特殊過ぎて毎年予想が難解なレースではあります。

当日の馬場や枠順に左右されるレースでもあるので、
特に当日の状況を考慮して考えるべきレースでしょう。

人気馬の軸を１着で固定し、
点数を減らして購入するのがいいかと思います。

難解なレースを的中させ、良いスタートを切りたいところです。