【高松宮記念(G1)2018予想】今年は波乱もありえそうなレース。

今週は春のスプリント王を決める高松宮記念。

昨年上位のメンバーが今年も出走しますね。
高松宮記念は連覇するケースも多いのですが、
今年も昨年上位の馬で決まるのか、
はたまた新興勢力が活躍してくるのかでしょうか。

今週は雨が続きそうですが、
週末は天気が回復しそうですね。

重馬場の時は重馬場適正の馬が良く絡むので、
当日の馬場も要チェックですね。

それでは、過去の傾向から高松宮記念を見ていきましょう。

人気順から見る過去傾向

☆上位人気安定。中心は上位人気か。☆

過去10年で1番人気の複勝率は80%と
上々の結果となっています。

また、2、3番人気もそこそこ馬券に絡んでおり、
特に中京の新コースになってからは
過去6年で12頭中8頭が馬券に絡む好成績となっています。

通常なら上位で堅く決まりそうですが、
昨年もペースが異常に速かった事もあり、
今年は展開もガラリと変わるかもしれません。

穴馬も警戒しておいてもいいでしょう。

年齢から見る過去傾向

☆中心は4~6歳。高齢馬は不振傾向。☆

年齢から見ると4~6歳が万遍なく
馬券に絡んでおり過去6年では4歳馬の
が最も馬券に絡む率が高いですね。

対して7歳以上の高齢馬は過去6年で
29頭中わずか1頭。

その1頭も外国馬でした。

高齢の馬は切ってしまってもいいかもしれませんね。

脚質から見る過去傾向

☆速い上がりより先行力を重視☆

脚質は短距離戦らしく先行が有利。

2、3着には差し馬も届くかもしれませんが、
基本的には差しが届きにくいレースです。

追い込み馬は明らかに不振ですので、
置いていかれると難しいでしょう。

高松宮記念(G1)コース解説

高松宮記念が行われるのは
中京1200M(芝)のコース。

向正面中間くらいからのスタートで、
スタート直後は緩やかな上りですが、
100M程ですぐに下りになります。

そこから最後の直線までは下り坂。

このような形状的にペースが速くなると
思いきやそこまでペースは上がりません。

ただ、昨年はかなりハイペースになり、
先行勢が崩れましたので、
先行メンバーには注目ですね。

ハイペースになっても普通のペースであっても、
逃げ馬にとっては厳しいレースになります。

最後は高低差2Mの100M程程の急坂になりますので、
先行馬も簡単にはこなせないコースです。

やはり最も好成績なのは、
好位置につける上位馬でしょう。

追い込みとなると上位人気でも
届かない事が多くありますので、
信頼度は落とした方が良さそうです。

1200Mにしては差しが届きやすいくらいに
とどめておいた方がいいと思います。

高松宮記念(G1)注目馬予想

今回の出走馬は以下の18頭

・キングハート
・シャイニングレイ
・ジューヌエコール
・スノードラゴン
・セイウンコウセイ
・ダイアナヘイロー
・ダンスディレクター
・ナックビーナス
・ネロ
・ノボバカラ
・ファインニードル
・ブリザード
・ラインスピリット
・ラインミーティア
・リエノテソーロ
・レッツゴードンキ
・レッドファルクス
・レーヌミノル

では、この18頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
高松宮記念の注目馬をあげていきましょう。

■レッドファルクス
今回、1番人気でなるであろう、
レッドファルクス。

国内の1200Mでは馬券を外しておらず、
昨年の高松宮記念でも3着と適正は問題ありません。

前走の阪急杯では3着と敗れましたが、
ここからの上積みは期待できます。

トップスピードの持続力は
他を圧倒する異次元レベルです。
簡単に崩れるような事はないでしょう。

■ファインニードル
前々走のスプリンターズステークスでは、
12着と大敗を喫しましたが、
前走ではセイウンコウセイを抑えての1着。

今回も期待したくなるような
成長を感じられる走りでしたね。

初の中京という事と、
乗りこなすのが難しそうな馬ですので、
その点が心配ですが、しっかりと走れば
勝ち負けもありえると思います。

■レッツゴードンキ
2年程前からスプリンターに転向して
結果を残しています。

昨年の同レースでも2着ですので、
適正は問題ないでしょう。

フェブラリーステークスからの出走と
よく分からないローテーションですが、
この馬に関してはそれほど気にしなくても良さそうです。

■ダイアナヘイロー
前残りも考えるとこの馬をいれておきたいですね。

逃げ馬には厳しいコースではあるのですが、
前走の阪神1400Mのコースも逃げは厳しい中で、
2着と好走を果たしました。

今回は楽にはいかないと思いますが、
ハイペースでも最後にしっかりと脚を使えますし、
警戒はしておきたいです。

■ナックビーナス
1200Mの距離では、
ほとんど崩れる事はなく安定した結果を出しています。

前走のオーシャンステークスではキングハートに
敗れてしまいましたが、展開が噛み合っていなかった事が
敗因だったでしょう。

スムーズな走りができれば十分に通用すると思います。

以上が現時点での注目馬です。

4番人気~中穴人気あたりの実力は横這いで
展開次第では簡単に着順は入れ替わりそうですね。

今年は波乱を期待してもいいかもしれません。

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