【CBC賞(G3)2016予想】素直に上位人気を選ぶべきレース

函館スプリントステークスに続く、
サマースプリントシリーズ第2戦、CBC賞が今週は開催されます。

この10年で開催場や時期など、
条件が色々と変更されていますので、
過去のデータがなかなか使えないレースです。

函館スプリントステークス同様荒れ模様となる可能性が高いレースでしたが、
開催が中京に変わってからは堅い決着となる事が多くあります。

このレースから後々G1で活躍する馬も多く出ていますので、
毎年レベルの高い戦いとなるのですが、

今年はG1の出走経験がある馬も少なく、
メンバー的に弱い感じがします。

ハンデ戦とはいえ、単純に実力馬が勝ちそうな予感がします。

ただ、函館スプリントステークスと同じく牝馬には注意しておいた方が良いでしょう。

過去のレースから見ると阪神牝馬ステークス、高松宮記念からの
好走率が高いですが、今年の出走馬でこの条件は少なく、
エイシンブルズアイとスノードラゴンのみです。

過去傾向よりも、コースや適正から絞っていった方がいいでしょう。

それでは、コースから、
CBC賞の展望を見ていきましょう。

CBC賞(G3) コース解説

開催場が中京競馬場となったのは、2012年から。

コース自体は高松宮記念と同じ、
スタートすぐに若干の上り、そしてその後すぐに下り坂があるので、
余程押さえない限り前半はペースが速くなりがちです。

最後の直線は412.5Mと長く、直線序盤に急坂がありますので、
外から回った方が助走をつけやすく、スムーズに上りやすくなります。

急坂を上りきっても200Mの直線がある非常にタフなコース。

この事から、前半に力を使った馬には苦しくなってしまうため、
短距離ながら、差しが決まりやすいコースです。

ただ、追い込み馬はさすがに届かないケースがありますので、
脚質には注意すべきですね。

中団に付ける事ができる差し馬を狙うべきでしょう。

スピードだけでなく、スタミナもある馬が望ましいので、
生粋のスプリンター気質の馬は合わないかもしれません。

CBC賞(G3) 注目馬予想

今回の出走馬は以下の13頭

・エイシンブルズアイ
・サクラアドニス
・サドンストーム
・ジョディーズロマン
・シンデレラボーイ
・スノードラゴン
・ベルカント
・ベルルミエール
・メイショウライナー
・ラインスピリット
・ラヴァーズポイント
・レッドファルクス
・ワキノブレイブ

では、この13頭の中から調教具合や血統、適正などを加味して、
CBC賞の注目馬をあげていきましょう。

■エイシンブルズアイ
前走、初めて挑んだG1高松宮記念では、
後方から猛追しての5着と検討しました。

道中の位置が後ろでしたので、
もう少し前なら馬券内もいけたのではないかという内容でした。

実力馬とも差の無い戦いをしていますし、
調教具合も良さそうです。

エイシンブルズアイにとって、
ここは1着を獲るべきレースと言えるでしょう。

■ベルカント
今回の牝馬の中で最も実績のあるベルカント。

昨年のスプリンターズステークスでは、
力を活かせずに13着に終わってしまいましたが、
中山のコースが合わなかった可能性もあります。

海外遠征帰りという点が気になりますが、
調教をみていても陣営が力を入れている模様です。

同レースで昨年は出走取り消し、
一昨年は5着とこのレースでなかなか結果を残せていませんので、
今回は期待したいところです。

■スノードラゴン
今回、唯一のG1馬です。

2014年のスプリンターズステークスの勝利後、
脚を悪くし1年以上の休養をとっていました。

休養後のレースでもG1馬の力を見せてはいますが、
さすがに衰えも感じる走りでした。

今回はトップハンデという点も不安要素ですね。

重馬場になった方が勝機はありそうです。

■サドンストーム
このレースとは相性の良いサドンストーム。

これまで、2戦出走し2戦とも馬券に絡んでいます。

前走でも力強い走りを見せて3着に喰い込んでいますので、
高齢ながらまだまだ力はありそうな雰囲気です。

上位の馬には届くイメージが沸きませんが、
相手には押さえておきたい馬ですね。

■シンデレラボーイ
重賞の出走は今回初となりますが、
こちらも中京とは相性の良いシンデレラボーイ。

鋭い末脚を持っていますので、
展開さえハマれば好走しそうな予感がします。

穴馬として面白いと思います。

人気馬が休み明けで、スノードラゴンも斤量が重い中での
戦いですので、一発あってもおかしくはありません。

少ない頭数というのも、
この馬にとってはやりやすいのではないでしょうか。
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以上が現時点での注目馬です。

エイシンブルズアイ以外は、
何からの大きな不安要素がありますので、
積極的に穴馬を狙ってもいいかもしれません。

ただ、高松宮記念のように、
まだ展開がよくわからないレースなので、
購入するなら、少点数・低投資金で勝負すべきでしょう。

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